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北米で購入したPlayStation 4を起動してみた。一新されたユーザーインタフェースや注目の「SHARE」機能をムービー付きでレポート
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印刷2013/11/22 00:00

プレイレポート

北米で購入したPlayStation 4を起動してみた。一新されたユーザーインタフェースや注目の「SHARE」機能をムービー付きでレポート

画像集#047のサムネイル/北米で購入したPlayStation 4を起動してみた。一新されたユーザーインタフェースや注目の「SHARE」機能をムービー付きでレポート
 アメリカおよびカナダにおいて,現地時間2013年11月15日に発売されたPlayStation 4(以下,PS4)。4Gamerでは,すでに現地で購入直後にレポート記事を掲載しているが,今回はさらに海外特派員から届いたムービーやスクリーンショットとともに,実際に触ってみた模様をお伝えしよう。

 なお本稿では,装いも新たになったユーザーインタフェース(UI)や新機能などに焦点を当てている。
 また,北米で購入したPS4本体ということで,3か月先の日本発売時(2014年2月22日)とはシステムや仕様,サービスなどが異なるかもしれない。そのあたりもご了承を。

北米で発売されたPlayStation 4の開封から起動までを写真とムービーでレポート



さっそく起動してみた


画像集#002のサムネイル/北米で購入したPlayStation 4を起動してみた。一新されたユーザーインタフェースや注目の「SHARE」機能をムービー付きでレポート
 PS4本体の電源を入れると,「PlayStation」のロゴが画面に浮かび上がり,まずは言語の設定へ。北米仕様のPS4本体ではあるが,すでに選択肢には「日本語」が用意されており,ほとんどのメニュー画面は日本語で表示できる。その後,インターネット接続,PlayStation Camera,日付と日時,タイムゾーンといったセットアップが済むと,PS4になって一新されたUIが表示される。

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前面の上部が電源ボタン,下部がディスク取り出しボタン。縦に細長く並んでいる。ちなみにPS4の起動は,PS3と同じくDUALSHOCK 4のPSボタンでも可能



画像集#007のサムネイル/北米で購入したPlayStation 4を起動してみた。一新されたユーザーインタフェースや注目の「SHARE」機能をムービー付きでレポート
 「PlayStation Dynamic Menu」と呼ばれるPS4の新しいUIは,ゲームやアプリケーション,ブラウザなどのコンテンツが横に並んでおり,これらを選択すると最新情報や詳細を確認できる。こうした情報はネットワークを通じて,各プレイヤー向けに配信され,自動的に更新される仕組みだ。
 PS3のXMB(クロスメディアバー)と比べると,コンテンツや情報がスムーズに表示されるのでなかなか快適で,多くの情報がうまく整理されている印象を受ける。

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 なかでも注目は,世界中のプレイヤーが配信しているゲームプレイが一覧表示される「Live from PlayStation」だ。PS4では誰でも手軽にゲームプレイを配信することが可能になっており(詳細は後述),視聴した人がその動画にコメントする機能もある。なお,ゲームプレイの配信はTwitchとUstreamに対応しているため,PCやスマートフォンなどでも視聴可能だ。

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PlayStation Cameraがあれば,ゲーム画面と同時に自分の姿も配信できる

画像集#020のサムネイル/北米で購入したPlayStation 4を起動してみた。一新されたユーザーインタフェースや注目の「SHARE」機能をムービー付きでレポート
 上部に並んでいるのは基本的なメニューで,このあたりの機能はPS3とは大きく変わらない。北米のSony Entertainment Network(SEN)アカウントでサインイン後,PlayStation Storeをチェックしてみると,「PS3 to PS4」(PS3版を持っているとPS4版がアップグレード価格で購入できる),「Day 1 Digital」(パッケージ版と同日にダウンロード版が購入できる),「Digital Only」「Only on PS4」「Free-to-Play」「Indies」といったメニューが並んでいる。
 また,従来のPS Storeは「重い」というイメージが強かったが,PS4では大幅に改善されているようで実に動作が軽い。日本のPS Storeがまったく同じかどうかは分からないが,期待してもよさそうだ。ちなみに日本のSENアカウントでもログイン可能だが,PS Storeをはじめ,現時点では利用できない機能が多かった。

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SHARE機能でゲーム体験を共有できる


画像集#029のサムネイル/北米で購入したPlayStation 4を起動してみた。一新されたユーザーインタフェースや注目の「SHARE」機能をムービー付きでレポート
 さて,肝心のゲームについては「Battlefield 4」をプレイしてみた。本稿では,ゲームそのものについて触れるのは本意ではないとはいえ,やはり画像が美しく,それが滑らかに自分の手で動かせる体験には驚かされる。これまでのコンシューマ機の常識が一変することは間違いないだろう。また,プレイ中もPS4本体はかなり静かで,そういった点で快適性は高い。
 また,DUALSHOCK 4は,DUALSHOCK 3より一回り大きくなったもの,手になじみやすく使い勝手はいい。とくに手応えがしっかりしている[L2/R2]ボタンは,Battlefield 4のようなFPSをプレイするうえでは適しているようだ。

画像集#030のサムネイル/北米で購入したPlayStation 4を起動してみた。一新されたユーザーインタフェースや注目の「SHARE」機能をムービー付きでレポート
 ここからが本題となるが,PS4のゲームにおける画期的なフィーチャーといえば,標準搭載されている「SHARE」機能に尽きるだろう。すでに発表されているように,ゲームのスクリーンショットやムービーをアップロードしたり,ストリーミング配信したりすることが誰でも簡単にできる。
 その手順は,アップロードや配信をしたいと思ったら,DUALSHOCK 4の「SHAREボタン」を押して,ちょっとした設定を行うだけ。必要なのはネットワーク環境と対応サービスのアカウントのみだ。
 また,ムービーに関しては,PS4では常にSHAREボタンを押した時点から過去15分間のムービーが自動的に保存されており,前後の不要な部分をカットしてからアップロードできる。

ムービー [対応サービス:Facebook]
スクリーンショット [対応サービス:Facebook,Twitter]
ストリーミング配信 [対応サービス:Twitch,Ustream]

 以下のムービーは,ゲームプレイ中にSHARE機能を使って「ムービーのアップロード」「スクリーンショットのアップロード」「ストリーミング配信」を行っているところ。これを見れば,一連の手順がいかに手軽であるかが分かるだろう。


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 近年,個人のプレイヤーによるゲーム動画のアップロードや配信は盛んに行われているが,その多くはゲームメーカーの黙認によるもので,権利面などでグレーだったことは否めない。それがプラットフォーマーおよびゲームメーカーの公認のもと,堂々と世界中のプレイヤーとゲーム体験を共有できるようになったわけで,今後のゲームとプレイヤーのあり方が変わるのかもしれない。

 以上,PS4の新しくなったポイントを紹介してきたが,ご存じのように日本国内での発売は2014年2月22日なので,もうしばらく待たなくてはならない。なお,本稿のために起動したPS4本体だが,帰国後は手ぐすね引いて待っているハードウェア班に託されることになっており,どのような運命が待っているのかは,楽しみにしていてほしい。

「PlayStation 4本体」公式サイト

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    PS4本体

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