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Ghost of Tsushima

Ghost of Tsushima
公式サイト https://www.playstation.com/ja-jp/games/ghost-of-tsushima-ps4/
https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP9000-CUSA16981_00-GHOSTSHIP0000001
発売元・開発元
発売日 2020/07/17
価格 通常版 パッケージ/ダウンロード版:6900円+税
デジタルデラックスエディション:7900円+税
ジャンル
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このゲームの読者の評価
94
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読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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  • Pages: 1
  • 文学作品 100
    • 投稿者:みるみる(男性/40代)
    • 投稿日:2020/10/26
    良い点
    【グラフィック】
    単にキレイというわけではなく、たけし監督の映画など映像美などが影響されているのでは?と思えて、かなり文学的な映像表現が多く、その視点でみると吸い込まれます。

    【文学性】
    和歌、琵琶法師の語り、鉢巻たち、神社シーンなど、いろいろと文学的です。良い意味でもはや文学をプレイするというジャンルです。

    【和訳・ローカライズ】
    ここがかなり良い意味で疑問があるところ。あまりにも和訳がはまりすぎてて、本当に日本にローカライズなのでしょうか?日本語で最初に構築してから、各国語にローカライズでは?でないと、筋道通らない。例えば、和歌は日本語が最初にないと無理だろうし、琵琶法師も。

    【残虐シーン】
    ところどころ、首はねシーンなどもあり残虐ですが、これも文学性の観点でまとめると、納得してしまう。
    悪い点
    【アイテムの特典をもう少し増えても良いかな】
    鉢巻、太刀、兜は特にxxx+3とか特典なくて、単に見た目が変わるだけなので特典要素があってもよいかな?
    たぶん、このゲームの文学性やストーリー集中などの点からそのあたりまでボリューム増やさない方が良いと制作サイドが判断したようにも思える

    【お札のかぶる】
    同じお札が何個あるのでこれはユニークでよいかと。
    総評
    「映画をゲームでプレイ」とかは、アンチャーテッドなどでもあるし、ストーリーや世界観がしっかり構築されている点では、ホライズンゼロドーンなどもありますが、「文学をプレイ」は、そうない気がします(私が知らないだけか)。
    いずれにおいても、ゲームという観点ではなく「暴力・日本の色の美しさ・日本の造形美」をここまで文学的にゲームに落とし込んだのはすごいと思います。
    間違いなく2020年では傑作品です。

    元寇は2回あったから、続編はあるのかなぁ・・・?
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • 全オープンワールドゲームのいいとこ取り! 100
    • 投稿者:旅人(男性/30代)
    • 投稿日:2020/08/08
    良い点
    ・超ストレスフリーな設計とアクション
    ・ほどよい柔めの難易度
    ・グラフィックも端麗
    ・違和感のない設定と時代考証
    ・ローカライズがかなり優秀
    ・作風のそこかしこに日本リスペクトを感じる
    ・萌えボイスの美少女剣士が出るみたいな、やりすぎ感がない
    ・ロードが激早い
    ・ボリュームも文句なしに多い
    ・ミニゲーム要素も緩急の風情があって良し
    ・フォトモードも標準搭載で良し
    ・本当にこれ海外メーカーが作ったの!?
    悪い点
    ・明らかな欠点は無し。あえて上げるなら↓

    ・スキップ不可な演出が少し多め
    ・近接アクションなので雑魚戦は極めるとパターン化しがち
    総評
    あらゆるオープンワールド系ゲームのいいとこ取り。この語に尽きます。

    移動や戦闘、探索、ミニゲーム、クエスト。様々な場面で「あ、ここはあのゲームを参考にしているな」と他の名作を連想するでしょう。それくらいよくトレンドを研究して、かなりストレスフリーに作られていることを実感できます。

    一番驚くのはリアルな和風をかなり大事にしている点です。海外メーカーの描く日本はしばしば韓国や中国文化とごっちゃになったものが多いです。このゲームは日本のメーカーが生み出せなかったことに一日本人として残念さを感じてしまうほど、演出やストーリーが大変よく出来ておりました。

    難易度はけっこう優しめですが、ヘビーゲーマーにもまあ許容範囲内でしょう。「あえて優しくシンプルに作っている」感があり、私が悪い点に上げた部分も開発側からすれば「狙ってそうしている」と思います。スキップ不可も映画演出としてこだわっているでしょう。

    それくらい随所に丁寧さとこだわりを感じるゲームでした。文句なしの名作。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • 時代劇として完璧 90
    良い点
    ・完璧に再現された時代劇

    本作では画面の隅から隅まで、セリフ1つ、物音1つに至るまで、スキなく完璧に時代劇が再現されています。世界観に合わないもの、不自然なもの、雰囲気を壊すものはただの1つとしてなく、画面の中には圧倒的なまでの時代劇の世界が広がっています。

    正直なところ、アメリカのスタジオが、ここまでストイックかつ完璧な時代劇の再現を行えるとは夢にすら思いませんでした。今こうしていても信じられない思いです。

    ・シンプルながら秀逸なストーリー

    本作では、蒙古によって仲間の武士をことごとく殺され、大事な主君を捉えられてしまった主人公が、手段を選ばず蒙古を虐殺する鬼(冥人)と成り果てるまでを描いています。ストーリーラインは非常にシンプルで、主要な登場人物はわずか数人であり、これと言って意外な展開などはなく(あいつのあれは予想の範疇だし、あいつのあれなんかフラグ立ちまくりだし)、概ね予想通りにストーリーは進みます。

    ですが、そのおかげで非常にわかりやすく、感情移入しやすいストーリーとなっています。蒙古を滅ぼすため、津島の民を守るためなら手段を選ない主人公の強烈なキャラクターのおかげで、他の仲間達の思想や立場の違いが際立っています。

    ・武士道の新解釈

    本作のストーリーは、武士道に対して新鮮な解釈をもたらしてくれます。すなわち、武士とは、軍人でありながら政治家でもあるという二面性をテーマとし、武士道とは、軍人と政治家との両立にあると捉えられています。

    本作の主人公は政治家としての立場を完全に忘れてしまっています。そのため、非道で非常識な作戦を立てて実行に移しており、それによって民を救うことに成功しつつも、政治家としては信頼を失っていってしまうのです。

    ・そつなく完成された戦闘アクション

    戦オーソドックスな戦闘アクションでありながら、とても高い完成度となっています。基本的に1対1であれば主人公が明白に有利であり、有利な型に切り替えて、△連打で勝ててしまいます。しかし、ほとんどの場合には敵は複数であるため、そうは問屋がおろしません。敵の武器を見極わめ、即座に型を切り替えてテンポよく攻撃していくことが重要であり、単調な無双系とは一線を画す、面白い戦闘となっています。

    特に素晴らしいのは、戦闘の自由度の高さでしょう。本当に腕のあるプレイヤーであるならば、複数の敵を相手に正々堂々と刀一本で立ち回り、全て打ち勝つことも可能です。そこまで腕のないプレイヤーならば、ステルスで1人ずつ倒していくことも、逃げ回って1人ずつおびき出すことも、遠距離からチクチク倒していくこともできます。難易度も適切で、あらゆるプレイヤーに対応できる、そつなく完成された戦闘アクションです。

    ・PS4トップのグラフィック

    時代劇の再現としても完璧ですが、純粋にゲームグラフィックとしてもトップクラスのクオリティです。書き込みは非常に精緻で、解像感が高く、それでいながら非常に見やすい画面です。それでいながらフレームレートは非常に安定しています。

    ・驚愕に高速なロード

    オープンワールドゲームといえば、ファストトラベルでは長時間のロードが発生するのがお約束です。ですが、本作のファストトラベルは驚異的なロード時間の短さを誇ります。短いときなら3秒、長くても10秒程度であり、30秒〜60秒かかることが当たり前の他の類似ゲームと比較して、圧倒的な高速さです。

    ・整理された見やすいUI

    本作のUIはよくできており、見やすく使いやすいUIとなっています。UIのデザインもとても素晴らしく、時代劇という雰囲気を壊さず、しかし過剰に飾り付けることもなく、とても綺麗にまとめられています。

    ・風による目的地表示

    雰囲気をうまく表現する仕組みとして評価されていた機能ですが、実際のところ、目的地のアイコンのデザインを、風の演出に取り替えただけですし、風の演出にはかなりのわざとらしさがあります。とはいえ、無機質なアイコンよりもはるかにマシなことは確かです。

    ・バグがなく高い完成度

    本作はとにかくバグやバギーな挙動がなく、どこまでも安心してプレイできる、とてもハイクオリティなゲームとなっています。画面は見やすく、クエストの目的地はわかりやすく、地形のハマりどころもありません。あらゆる要素がとても丁重に作られています。

    悪い点
    ・ゲームシステムにオリジナリティが皆無

    本作の最大の問題で、メディアレビューが伸び切らなかった理由でもあるでしょう。本作のシステムはとにかくオーソドックスなものばかりであり、なんら新しいシステムはありません。既存のオープンワールドゲームから、成功しているゲームシステムだけを取り出したといった趣です。

    また、変わったギミックが一切なく、どのクエストもストーリー以外はほぼ同じパターンの繰り返しというのもちょっと辛いところです。

    時代劇としての完成度のおかげで、ゲームクリアまでは十分にプレイのモチベーションを維持できますが、その後のやりこみの段階となると、モチベーションの維持が難しくなってきます。

    ・あくまでも時代劇であり、史実は意図的に再現されていない

    歴史ゲームの中には、三国志のような史実よりのファンタジーも少なくありませんが、本作は完全なファンタジーです。ゲームですので、主人公の驚異的な戦闘力やロッククライミング力についてはしかたないとしても、それ以外の点でも徹底してファンタジーを追求しており、史実は意図的に顧みられていません。

    時代を考えると無理があると思えるような立派な和服を着て、とても格好いい鎧を装着し、とても切れ味の良い日本刀を使い、サラブレッドのような馬を乗りこなします。蒙古の大将と武士の大将はいい感じに会話し(蒙古は日本語を喋ります。ゲーム内でも明言されています。)、武士が民と対等に会話し、野盗のくせに文字が読めるなど識字率が異常に高く、主人公はどこまでも民を守る武士らしく振る舞い、各地の戦闘では大将との一騎打ちなど絵になるシーンが頻発します。

    なにより、史実と同じイベントはゲーム開始時の討ち入りだけであり、以降は史実は完全に無視して展開されています。これは良い悪いというよりも、あくまでも方向性の問題ではありますが、本作は時代劇というファンタジーの再現に振り切りきっているため、史実再現については全く期待してはだめな作品となっています。

    ・自由度の低すぎるクエスト

    本作はメインストーリーも全てクエストであるため、最初から最後までクエストをプレイすることになります。しかし、ストーリーを考えると理解はできるものの、少々自由度が低すぎることは気になりました。

    基本的に、民を一人も殺されずに蒙古を全滅するか、蒙古に気が付かれずに完全にステルスをやりきるか、どちらかのパターンがほとんどであり、前者のパターンであれば遠くの民がうっかり殺されてしまったらそこでやり直し、後者であれば見つかったら即座にやり直しです。

    世界観的に、蒙古に対して説得するとかはありえないので、全滅か完全ステルスかという両極端なことになるのも致し方ないのですが、とはいえもう少しクリア条件はゆるくてもいいのではないかなとは思います。

    ・延々と引っ張られるサイドクエスト

    単発のサイドクエストには良いものが多いのですが、主要人物関係のサイドクエストには、延々と引っ張り回されていつまでたっても終わらないものが多く、ここははっきりいって水増し要素でしかありません。










    総評
    当初はイロモノだと思っていましたが、全く正反対でした。非常にストイックかつ綺麗にまとめられた時代劇ゲームであり、驚くほど高い完成度を誇っています。ゲームとしては物足りない面もあるものの、アメリカのスタジオが時代劇を完全に再現してみせた点を評価して、点数はちょっと上げております。

    なにより驚かされるのは時代劇としての完璧ぶりでしょう。セリフなどは日本の監修によってなおせるとしても、ビジュアル面までもが完璧に時代劇であることには驚かされます。アメリカのスタジオがどうやってここまで時代劇を忠実に再現できたのか不思議でなりません。個人的にメイキングの詳細を出版してほしいゲームナンバーワンです。

    ストーリーも秀逸です。キャラクターはいずれも個性が立っており、それぞれの立場や思想の違いが明確で、それゆえ話がわかりやすいです。主人公の、手段が目的化していく様を丁重に描いたストーリーは、おそらくオープンワールドFPSの傑作ファークライ3からインスピレーションを得たのでしょう。基本的な流れは似ていますが、本作は圧倒的に丁重にかかれています。

    ゲームシステムはとにかくオーソドックスにまとめられており、それが完成度の高さやバグの少なさにもつながってはいますが、面白みがないという側面は否定できません。とはいえ、非常に快適にプレイできてバグの少ないオープンワールドエンジンが完成したのだと捉えれば、今後の展開が楽しみでもあります。本作のようにストーリーに力が入れられたオープンワールドゲームがもっと登場してほしいです。

    本作は万人におすすめできる傑作だと言えるでしょう。新規性は時代劇の再現というだだ1点にしぼりきっており、そこで圧倒的な個性を出せているからこそ、ゲームシステムはオーソドックスでもよく、オーソドックスだからこそバグが少なく快適になっています。それゆえ遊びやすく、しかし適切な難易度のおかげで物足りなさは感じません。多くの人にプレイしてほしい作品です。

    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • オープンワールドの新スタンダード 90
    良い点
    ・「広すぎない」ワールド
    ・ストレスのない移動、戦闘
    ・美しい風景
    ・爽快感と迫力のあるバトル
    ・魅力的な物語とキャラクター
    悪い点
    ・煩雑なコントローラーマッピング
    ・ストーリーやクエストの都合で一部展開が読めてしまう
    総評
    もはやオープンワールドであることが楽しさに繋がらない事が多くなってきた昨今
    「丁度よい」オープンワードがやってきた。

    ・ストレスのないゲーム体験
    騎乗時の操作性の良さ
    程よい大きさのマップ
    超速ロードによって生み出される超速ファストトラベル
    ワールドの広さを感じながらストレスなく色んな場所にアクセスできるのは本当に快適

    ・美しく独特な風景
    フォトリアルとも違う、トゥーンシェイドでもない。
    どちらかというとファンタジーを思わせる和風のビジュアルはとても美しい。
    このゲームのマップは相当計算されているように感じた。
    本当にどんな場面を切り取っても絵になるのだ。
    高所から望む対馬の風景や月明かりに照らされた丘、一面に広がる彼岸花など見所しかない。
    スクリーンショットを撮らずにはいられない。

    ・バトルについて
    スキルが揃ってくると、10人程度の敵を流れるように殲滅することができるようになる。
    一騎打ちというシステムを使えば正面から3〜5人程度を一瞬で倒せる。
    移動時に感じたストレス無しの体験が戦闘にもしっかり行き届いている。

    ・煩雑なコントローラーマッピング
    このゲームは取得した兵器やスキルを選んでスロットにセットすることができない。
    取得した要素が力技でコントローラーの操作に押し込まれている。
    その弊害か、長距離武器の切り替えなど一度構えないと交換できない有様である。
    はっきり言うと、戦闘で使うスキルはそんなに多くないので数少ないストレスポイントでもある。

    ・物語について
    島を取り戻すという大きな目的のため、多くのものを失うことになるが納得のいく結末だった。
    使えるスキルが増えていくのだが外道スキルが多いので強くなるために武士道を捨てていくストーリーラインとゲームデザインがうまく融合している。
    敵将も脳筋ではなく狡猾な知将といった感じでいい味を出している。
    ストーリー進行やクエスト維持のため「あ、このキャラ死ぬわ」というのが透けて見える部分があったのは気になった。

    ・総評
    このゲームを一言でいうとストレスフリーに尽きる。
    プレイヤーをゲーム世界に浸らせるためにあらゆる要素が考え抜かれて実装されている。
    リプレイ性はそれほど高くないが、一回のプレイで存分に浸れる。
    ただただ広く、コピペマップが水増しし、面倒な長距離移動やむなしいレベル上げ、物資回収にかまける事が多いオープンワールドゲームに対するカウンターと言える。
    ※とにかく広いワールドもそれはそれで需要があると思うが
    広さそこそこで密度の高い体験ができるこのゲームのフォロワーが出てくれると個人的にうれしい。

    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 5 4 5
  • 和風オープンワールドの快作 95
    良い点
    ◆グラフィック・美術
     島全土が息を呑むように美しく幻想的な景観で溢れている。ロケーションも多彩。
     「外人の考えた勘違い日本」みたいな要素も見当たらない。

    ◆ストーリー・脚本・キャラクター
     わかりやすく、熱さと切なさを兼ね備えた優秀なストーリーライン。
     中盤に山場があり、中弛みしない。エンディングも感慨深い。
     脇を固めるキャラクター達もそれぞれ印象に残り、物語を彩ってくれる。

    ◆音楽
     雰囲気にマッチした和風の楽曲が素晴らしく物語を盛り上げてくれる。

    ◆ロードの速さ
     他のオープンワールドタイトルと比較して、起動時、ファストトラベル時、リトライ時のロードが圧倒的に早く、ゲーム経験豊富な人であるほど驚愕する。
     本作の快適さを根底から支えている。

    ◆ロールプレイの多様性
     一部のリニアな場面を除けば敵の拠点に対して、堂々と正面から攻めるのか。忍者のように暗殺していくのか。自由度が高く、どちらにしても上手く立ち回れば華麗でカッコいいプレイが可能。
     ゲーム側も、どちらを推奨してるわけでもなく、どちらでも良いように調整してるような気がします。
     自分の場合、その時の気分や流れで色んなプレイスタイルで攻略を楽しみました。
    悪い点
    欠点は些細な部分しか見当たらない。
    とりたてて書く必要のある悪い点は無いが
    強いて挙げるとすれば

    ◆ゲームバランスが大味
     技や暗器を覚えるにつれ、格段に戦闘が楽になる。
     ここまで便利で強力ならば、使用回数の制限を厳しくする方が好みだった。
    総評
    和風オープンワールドゲームとして1つの基準を打ち立てた作品。
    今後、数年間は比較対象として本作の名前が挙がるのではないだろうか。

    アートの方向性も素晴らしい。
    土台はフォトリアルでありながら、それらを組み合わせて完成させた風景は、どこか現実味が薄く絵画的あるいは映画的。
    光の表現、舞い散る木の葉、降り注ぐ雨や雪は、本当に大げさでリアルとは言い難いが、ただ美しく、リアルさよりもアートとしての美しさを優先させ、それらは成功している。


    夢中でプレイしている間、自分は
    武士としての、冥人としての、境井仁になりきって、その半生を確かに体験する事が出来た。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • 日本を舞台にした唯一のオープンワールド 80
    • 投稿者:IA(男性/30代)
    • 投稿日:2020/07/23
    良い点
    ・風光明媚な日本の景色が堪能できる

    ・日本人が聞いても違和感のない台詞

    ・キャスト陣が渋くて豪華

    ・戦闘時の殺陣が美しい

    ・ローディングがかなり早い

    ・難易度調整ができる
    悪い点
    ・やり込み要素がない

    ・武具や技が充実してくると主人公が無双状態になる。

    ・矢やほうろくの所持数が少ない

    ・みんなブサイク
    総評
    やっと日本を舞台にしたオープンワールドが出てくれた。アメリカ制作ながらもしっかりとロケハンや当時の民衆の生活などをしっかり考えており、日本人が見ても違和感のないものになっていた。

    グラフィックについてはPS4の中でも高い水準だと思う。
    ススキが風に揺れる様子やイチョウが舞い落ちる様子などとても綺麗だった。

    戦闘については相手のガードを崩すか攻撃を受け流して反撃するかとてもシンプル。
    最初の内は気力も少なく回復手段も一つしかないので緊迫感があって良かった。
    しかし、武具や技が増えてくると途端に無双状態となり、ほぼ死ぬ事はなく若干、作業になってしまったのは残念。

    また、オープンワールドとしてはそれなりの広さがあるもののやり込み要素がないので集落とか見つけても品ぞろえは全て同じ。
    武器や防具とかもう少しバリエーションを増やしても良かったと思う。

    自分は仁王やSEKIROなど死にゲーの部類が大の苦手なので今回、初めて和風のゲームをプレりする事が出来た。
    難易度も調整できるので自分のようなヌルゲーマーでも難なくクリアできたので良かったと思う。
    日本人が見ても違和感のないゲームを作ったアメリカの制作会社は素直に凄いと思ったし、同時に日本ゲーム会社ではきっと作れないだろうなと少し情けなくなった。

    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 5 5 2
  • 元寇ファンタジー剣戟オープンワールドアクションゲーム 90
    • 投稿者:弥助(男性/40代)
    • 投稿日:2020/07/23
    良い点
    ・クオリティとパフォーマンスのバランスが良好なグラフィック。
    ・自然エフェクトも結構派手なんだけど、上手くまとめていて綺麗。
    ・特にフォトモードが良い。時間も天候もエフェクトも編集できるので全ての場面をかっこよく盛れる。
    ・お手軽操作かつかっこいい剣戟アクション。
    ・気力で回復(奥義や復活とも共用)するシステムは好き。
    ・みんな憧れる「SAMURAI」になりきれるオープンワールド。
    ・黒澤明リスペクト。
    ・地名や城名(金田城)・位置は割とちゃんとしてる。
     ※志村城などはフィクション
    悪い点
    ・この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
    ・敵役が物足りない。コトゥン・ハーンともう一人(ネタバレなので書かないけどそれでも影薄い)しか記憶に残らない。
    ・キャラカスタマイズできないが、主人公の背が低く、顔が農民なせいであまりかっこよくない。(ある意味リアル。なおパケ写はかっこいい)
    ・ストーリーは王道、サブクエはそんなに面白くない。
    ・敵をロックオンできない。
    ・無駄なシーンをスキップできない。
    総評
    発売前情報からすると正直クソゲーかと思ってましたが、かなり楽しんでます。

    具体的な良い点・悪い点の詳細は他の方にお任せして、本作の中途半端な歴史的リアリティに関する点を書き連ねておきます。

    本作はフィクションや歴史ファンタジーの類だとよく理解されてる方であればこの下は一切読む必要ありません。この黒澤映画風チャンバラオープンワールドを満喫しましょう!

    なんか違和感があるなー。何がおかしいんだろう?と思う方は参考になるかもしれません。

    ゲームは主人公の境井仁が、叔父であり対馬統治者の志村と共に80騎でモンゴル軍相手に突撃するチュートリアルから始まります。
    奮闘するも仁は気絶し、志村はモンゴル軍に捕らえられ、盗賊のゆなに助けられた仁は対馬を守るため、志村を救うために行動を開始します。

    ネーミングからして違和感が凄いのですが、志村は「志村喬」をリスペクトしたネーミングで、境井は国境を意識して「さかい」その中でも珍しい苗字にしたかったそうです。
    また、敵のコトゥン・ハーンも架空の人物ですが、「ハーン」(当時は元王朝皇帝の称号)と名乗る以上、彼はかの有名なフビライ・ハーン役ということになります。
    「ハーン」の意味を勘違いしてると気づくまで、元王朝皇帝を対馬で倒すというとんでもないファンタジーストーリーなのかと終始ドキドキさせられることになりました。作品中に「大ハーン」という呼び方を使う場面があり、おそらく、元王朝時代は消滅してた部族長に対する「ハーン」を誤用してしまっているか、「汗」という漢字表記もあるのでよくある苗字か何かだとでも思ってるのでしょう。

    一方で庶民の名前とかはローカライズチームが当時の史料から集めたらしく、ちゃんとしてます。主要人物のネーミングこそしっかりしろよ。とは思わずにはいられません。


    史実では、対馬守護代の宗助国(資国)という人物が80騎を率いており、戦闘では4人を弓で倒した後、討死。80騎は全滅し、対馬はモンゴル・高麗軍に蹂躙されます。民間人は多数が虐殺・奴隷にされ、モンゴル軍襲来を伝えるために二人の使者が博多に脱出した。というものになります。
    (元寇自体は謎が多く、諸説も様々ありますが、対馬に関する記述はこれ以外にありません。)

    史実に沿ってたら使者二人の脱出ゲームになってたでしょうが(それはそれで面白そう)、本作はそうではありません。


    これらは、ゲーム性を追求したことや海外製ゲームということが事情だと思います。
    SO SUKEKUNIとか海外の方には発音しづらいし、主要な人物の名前には採用しづらかったのでしょう。
    そもそも助国出したら冒頭から死んじゃうけど、武士道にとって主君的ポジションの人が必要だったのでしょう。
    日本人同士の戦争を舞台にすると、誰が味方で誰が敵なのか海外の人には分かりづらいということもあるので、元寇が選ばれたのでしょう。
    さらに、ヨーロッパの人からすればモンゴル人は侵略者のイメージがあって、敵役に丁度いいのでしょうし、防衛戦争の方が武士道っぽくて良かったのでしょう。

    他にもこの時代には存在しない天守があったり、平服・鎧兜は安土桃山時代や江戸時代がミックスされていたり、対馬の風景(地形・自然・植物)と一致しなかったり、色々とツッコミどころは多いです。それらは覚悟しましょう。

    それを乗り越えることができれば、海外の人が憧れるSAMURAIの世界が待っています。

    本作は「SAMURAI」がテーマです。時代劇・チャンバラこそが大事なのです。
    天守こそが世界中の人が思い描く日本の「城」なのです。天守がなきゃSAMURAIじゃないんです。
    鎧兜は戦国時代の有名武将が着てるようなかっこいいやつが良いんです。諏訪法性兜や鹿角脇立兜をかぶりたいんです。
    蛍や紅葉、色づいた銀杏の葉が舞う中、すすきの広がる草原で一騎打ちをして居合斬りで鮮やかに敵を倒したりチャンバラしたりしたいんです。
    試し斬りは巻藁じゃなくてふっとい竹を並べますが7本一気に斬れます。竹斬ったことないからいかに有り得ないかは分かんないんです。
    それで良いじゃないか。何が悪い。
    ミニゲーム(?)で和歌の要素入れちゃうぐらいSAMURAIのことは好きなんだぜ!というゲームです。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 5 4 4 4
  • 時代劇を見事にリスペクトしたAAAタイトル 100
    良い点
    ・ロードが早い
    ・美しすぎる風景。落ち葉一枚一枚がすべて舞う緻密さ
    ・人物の顔も日本人らしくてよい
    ・武士道の精神と、冥人になる葛藤がうまく描かれている
    ・サブクエストに至るまで、時代劇の王道を見事に再現している
    ・なんちゃって日本ではまったくない対馬の世界
    ・剣戟も闇討ちも、すべて高レベルにまとまっており、血しぶきも含めて美しい殺陣になっている。
    ・撮影のためだけのロケーションなど、洒落の聴いたところもある。
    ・中毒性が高い
    悪い点
    ・細かい欠点しか見当たらない
     ……家にワラジのまま歩いているイベントシーンなど。
    ・対馬すべてを巡り尽くすとやることがなくなる(50時間以上はかかるが100時間は超えないだろうというのが大方のレビュアーの見解)
    総評
    文句なく100点は点けていい、歴史に残る時代劇大作オープンワールドだ。
    蒙古のAIが賢くないという批評もみかけるが、賢いと闇討ちプレイが不可能になる(スニーキングに必要なHUDが足りなさすぎる)ので、このくらいで丁度よいと思う。
    美女がいないのは、蒙古に拉致されたと思えば納得がいく。
    メインキャラクターは全員日本人らしく作られており、言われなければ海外ゲームだとは気づかないだろう。
    80点台以下の点数なんてとても点けられない。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • 最近やったPS4のゲームでは最高にはまってる・・・ 95
    • 投稿者:recoa(男性/50代)
    • 投稿日:2020/07/22
    良い点
    オープンワールドで大事な寄り道が丁寧に作られていて
    しかもそれがストーリーの補完をしていくような感じになっているから
    凄くいいね。あとRDRの一作目のような陣地を奪うようなミッション形式が
    そこかしこにちりばめられていて今のところ飽きる気配が全くない(20時間〜30時間位)
    バトルもやや単調かなと思うところもありはするがパリィや弓、投げ物など戦い方を
    考えればまだまだ楽しめそうでこれもまだやる余地を多分に残しているのが凄い
    グラフィックもHDRを自然に違和感なく楽しめたのはこれとソードアートオンラインアリシゼーションぐらいだった。最近進化してきたのだろうか?物凄く明るいだけのHDRというわけではなくなってきた
    悪い点
    あまりないのだが強いてあげればいいところにも書いたが
    やはり刀しか武器の種類がないので攻撃の手段としては全く同じことを繰り返すことに
    なってしまう。なのでそこは飽きる要因になるかもしれない。
    総評
    正直ラスアス2のほうが面白いだろう?と思っていてそんなに期待は
    していなかった(ラスアス2やっておおこけするまでは)
    なので大幅に期待を裏切ったタイトルという意味で剣劇や時代劇が好きで
    ゲームも好きな方は一度手に取ってみるといいと思う。物凄くはまることは間違いないし
    PS3RDR以来の馬で疾走できる唯一のタイトルだと思う
    最近のタイトルの中では仁王2以来ほぼ毎日起動しているやりたいと思わせる
    そんなタイトルは自分の中では傑作と言わざるを得ない。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 5 5 5
  • アメリカ開発だけど丁寧に作られた時代劇風ゲーム 85
    良い点
    ・若干似通っているが景色が綺麗
    ・メインやキャラストーリーはしっかりした内容
    ・ストレスを感じさせにくい設計(ただしストーリーは飛ばせない)
    悪い点
    ・一部スキルの発動がシビア?
    ・オープンワールドだが若干水増しを感じる
    総評
    珍しい蒙古襲来の対馬が舞台なので購入しプラチナ取得済み。

    開発が海外なのでストーリーはそこまで期待していなかったが、
    日本が開発と言われてもわからないくらい時代劇になっている。
    主人公の生い立ちや武士としての葛藤からその結末までしっかりした内容。
    サブストーリーなどもその時代を感じさせるもので纏まっている。
    セーブやロード時間は短め、フィールドのワープもありで、水を差さずにプレイできたのもよかった。
    白黒モードやフォトなどもある。

    ただ、オープンワールドにしてはボリュームはやや少ない感じで、内容もパターン化されていて若干作業感はある。
    敵陣も立地による差はあるが基本的には同じ感じで、もうちょっと色々欲しかった。
    それと、後の先の極意のスキル判定がシビアなのか、回転が優先的に発動して使いにくく、他に使い勝手がいい技が多く結局使わなかった。
    難易度は普通くらいで序盤は受け流しが慣れるまではちょっと難易度高め。
    普通の攻撃だと敵はほぼガードか受け流しで、弓矢は回避しないと命中率はかなり高い。
    闇討ちや冥人技を覚えていけばごり押しが可能になり難易度は下がっていく。

    全体的に見てかなり良い内容のゲーム。
    もう少しボリュームやバリエーション、城攻めがあれば文句がないくらいかも?
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 3 4 4 3
  • 伝説のゲーム一歩手前 95
    • 投稿者: oran(男性/30代)
    • 投稿日:2020/07/21
    良い点
    ・グラフィック
     これは文句無しの100点、PS4の最高峰のグラフィックです。
     ※カットシーンでは画面の上下に黒い帯がつくので
      良いゲームなだけに欲を言えば21:9の解像度でプレイしたかった。
     
    ・ロード時間
     恐らくすべてのオープンワールドのゲームの中で
     最速のファストトラベルの時間で移動距離に
     関係なく5秒程度で移動できます。

    ・ストーリー
     史実を元に作られていますので歴史に詳しい方なら最終的にどうなる
     かわかりますが、本作は知っていたとしても
     次の展開が気になるので 時間を忘れ熱中できました。

    ・バトル
     侍と忍の融合されたバトルシステムで、端的に良く言えば『今までに
     あるアクションゲームシステムいっぱい詰め込みました』の
     ようなバトルです。
     革新的なバトルを、求めている方には物足りないかもしれません。
     ですが、私は飽きることなくクリアまで楽しめました。
     また、難易度も易しい、普通、難しいの3段階から選べるため幅広い、
     ユーザー層に受け入れられると思います。
     全く別のゲームですが、SEKIROが難しすぎて投げた、というような方
     でも本作は楽しめると思います。
     ※決してSEKIROを批判しているわけではありません。

    ・ボリューム
     メインストーリーは20時間程度のボリュームでした、
     サイドストーリーが豊富で、どれも内容がしっかりしていてテンプレ
     コピペお使い感はありませんでした。
     唯一、狐の祠を巡ることでアクセサリー獲得とアクセ装備数強化がで
     きますが、キツネを追いかけるだけだったので後半若干だれました。
     初見、難易度難しいでトロコンまでで75〜80時間程度の
     ボリューム感でした。
    悪い点
    ・カメラ
     バトル中にロックオンがないため
     意図しない敵に攻撃が向いてしまったりすることが頻繁におきました。
     また、設定でカメラの速度を3段階選べますが、
     一番速くしても遅く感じました。
     これは恐らく弓で頭を射抜き無双してしまうのを
     防ぐためだと思いますが、それでも
     もっと軽快にカメラを動かしたかったです。

    ・敵AIが微妙
     ステルスアクション中に、『敵に今の見つからないの?』
     と思うことが多々ありました、難易度難しいではもう少し敵の
     察知能力が高くても良いと感じました。
     敵のHP、火力については程良かったです。

    総評
    海外のスタジオが作ったゲームで、プレイ前は『どうせ日本風で、エセ日本風になるんじゃないかな』と不安でしたが、本作はしっかりとした日本を舞台にした日本人vsモンゴル(元)の戦いを描けています。セリフの言い回しも昔の日本人っぽいです。逆に『このセリフ英語でどうやって表現してるんだ?』と思うことも多々。
    95点の5点マイナスは、悪い点に書いたカメラ挙動・AI・バグをアップデートすれば紛れもなくPS4の伝説のゲームに成りえる作品です。

    オープンワールド・アクション・侍・超美麗グラフィック
    を求める人にオススメします。

    逆に、グロイ表現(腕をブッた切りにしたりします)、戦争物(話が重いです)
    が苦手な人には、このゲームはオススメできません。

    久々にDLC・アップデートが欲しいと思える作品に出合えました。
    最有力GOTY候補です。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 5 5
  • こんなゲームを待ってました 90
    • 投稿者:esterks110(男性/30代)
    • 投稿日:2020/07/21
    良い点
    とにかく美しい古き日本を再現した風光明美なグラフィック。
    どこを見てもどこを歩いても楽しい。笛を吹けば簡単に天候を操作できるのもありがたい。フォトモードも楽しい。

    戦闘も非常に楽しい。個人的には刀一本だけで乗り込む時代劇プレイが至高。
    ぶっちゃけ手段を選ばなければ敵は簡単に全滅させられるので、難易度は特に高くない(特に後半)
    ただ、一度も見つからず死体も見つけさせない、などとなれば死体も隠せないし結構難しい。
    そういったこだわりプレイを楽しめるプレイヤーには最高だろう。
    個人的に正面から忍具も使わず刀だけ、となれば難易度は優しい〜普通、潜入プレイは普通〜難しい、手段を選ばないなら難しいでもまだ簡単かもというレベル。

    敵の倒れ方、刀の納め方、表現やストーリーに至るまで、とんでもない作り込みと愛を感じる。
    人にお辞儀をすると返してくるし、死体にお辞儀をするとコメントをする。まあパターンは少ないが。

    まだ二章だがボリュームも凄い。
    悪い点
    女性がモブに至るまでマジでブサイクとオバさんしかいない。
    美人は絶対に登場させないという確固たる信念すら感じる。
    その信念は正直いらんかった。もうちょい美人いたやろ多分…。
    まあ恋愛的な要素は無いが。

    主人公も武士というより農民。
    だが見慣れてくるとなぜか無茶苦茶カッコよく見えてくる。
    中井和哉はずるい。

    第二章の湿地帯は広い割に似たロケーションが多めな気がする。

    時代考証は甘めで、鎌倉というより江戸時代に近いかも。登場人物もオリジナルで、佐志房などは登場しない。
    そもそも史実では対馬では抵抗らしい抵抗が出来ていないので、歴史物ではないというスタンスの現れだと思われる。ちなみに蒙古軍に八十人で突っ込んだのは史実。
    総評
    日本への愛とこだわりが結実したオープンワールド日本。
    海外が作ったということが信じがたいほどのクオリティ。
    恐らく最初から日本語で作っていたのだろう、ローカライズのおかしな日本語訳や、よくある間違った日本像はほとんどない。お参りで護符を貰えるという不思議パワーも登場するが、仁王などと違いその表現もあくまで日本的でさりげなく受け入れやすい。
    正面から時代劇プレイも、隠れて忍者プレイも出来ると至れり尽くせり。
    まさに時代劇ファンのためにあるといって過言ではない作品。刺さる人にはとことん刺さる。

    ちなみにプレイフィール的にはウィッチャーよりシャドウオブモルドールに近い。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 4 5 5
  • 全然野心作ではない 85
    • 投稿者:kaka222(男性/20代)
    • 投稿日:2020/07/18
    良い点
    ・ビューティフル・・・
    とても良いね
    ウィッチャー3並みかそれ以上というグラで大満足
    美しいです
    外人さんにはこの古代日本の美しさにぜひ酔いしれてもらいたい!!
    グラに関しては手抜は一切ない

    ・制作陣の熱意
    製作したSuckerPunchは
    「我々は1274年の日本に人々を輸送するために懸命に努力しています」と発売前から
    語っており、言葉通りとてつもない資金と年月が投じられ
    美しい古代の日本が再現された
    このゲームを製作するにあたって日本に関して深めた知識は日本人以上だという
    文字通り命をかけて作られた作品である

    ・バトルはとてもおもしろい!!
    ラストオブアスシリーズの総合プロデューサーであり、ライターでもある
    ニールドラッグマンは、このゲームの戦闘を「崇高である」とべた褒めしていました
    楽しい!!しかし甘くない!
    まぁ満足です
    だが大きな不満もあります、悪い点で書く

    ・主人公の仁
    かっけぇ・・・・
    まさにSAMURAI
    憧れますね・・・かっこいいです
    こういう男になりてえ・・・

    ・サブミッションもとても凝っていてお使い感がない
    サブミッション1つとっても手抜きがなく先が知りたくなる内容だったり
    強力な装備品がもらえたりと、進んでこなしたくなる
    悪い点
    ・バトルは満足ではあるが、不満も
    スキルや道具が少ない最初は楽しいです
    難しくって、すぐやられてさ、
    こりゃあ難しい!やりがいあるーー!とか言って喜んでいましたが・・・
    強力なスキルや型、小道具が揃いだすといとも簡単に敵集団を葬り去ることができ
    「ん?・・・怪しいぞ?」と雲行きが怪しくなり
    ちょっと微妙と言わざるおえないということに
    これじゃあ既存のアサクリやファークライなんかと変わんないよ
    強化トリモチ1発で敵5人全滅したときはさすがに・・・
    ファークライの手榴弾でもこうはいかないだろ・・・と
    残念ですが、決してつまらなくはない
    少なくとも野心的な新しいゲームではない

    ・奥義はほんといらない
    RPGなんかで言う奥義的なものを覚えるんです、イベントこなせば
    気力を消費して繰り出すわけですが
    化け物じみた強さで、ザコ戦ではそれ連発してれば防御不可なので終わります
    あかんよ・・・これは

    ・敵AIがバカ
    発売前から言われてましたが、敵のAIがよくないです
    弓手って普通接近されたら弓を捨てて短刀とかで反撃しません?
    仁王はそうだよね
    でもこのゲームの弓手は接近しても
    ずっと弓持って後退してんだもん、至近距離で弓ひいたり・・・
    敵を暗殺してその叫び声が響いても一切反応しないし
    これは失望した

    ・なんで門が開かんねん
    南のマップと北(中だっけ?)のマップをつなぐ唯一の城の門がなぜか開いていない
    どこかからすり抜けることもできない
    そのせいで北と南のエリアの移動はファストトラベル(ワープ)という・・・・
    これバグなのか?
    頼むよ・・・失望だよ
    俺だけなのか?
    総評
    ・アサクリ?ファークライ?ウィッチャー?仁王?
    最初、自分は拠点を落としたり暗殺したりして村を取り戻してさ、
    「これ日本版ファークライだな」、と思ったのですが、違うわ
    これウィッチャーだ
    どちらかと言えばこれはウィッチャーの日本版に見える
    美しいマップを馬を操り夕日をバックに走り回る光景はウィッチャー3を思い出す
    基本小道具と剣のみって点も通じる
    ウィッチャーと違って崖を簡単に登ったりできるので、そこはいいところ
    ま、海底は作り込んでなかったり船に乗れなかったり
    劣化版と言わざるえおないですけどね

    ・いろいろディスったけど、とてもおもしろいです
    オープンワールドゲームではサブミッションにあまり乗り気でない俺が
    進んでサブミッションをクリアしている・・・
    これはウィッチャー3以来である
    おもしろいからどんどんやれる

    ・だが・・・・
    ハードルが高すぎた
    PS4最後の独占タイトルということで
    「PS4の終着点」と言われてしまい、めちゃくちゃハードルが高かった
    自分としては見事、その期待に応えてくれた、と思っているが
    やはりハードルが高すぎた分、「期待ほどじゃないな」と考えるプレイヤーも多く
    海外有名レビュアーの低評価もちょくちょく見る

    ・自分としては・・・
    史上最高傑作RPGの1つであるウィッチャー3と同等格と考えていたが
    悪い点で書いた、簡単すぎるバトルのせいで減点せざるおえない・・・
    もったいない・・・残念だ
    敵AIもそうだし、バトルをもう少し作り込んでくれたら、伝説になる可能性もあった

    ・野心作ではない
    既存のアサクリやファークライ、ウィッチャー3をまぜこぜしたゲームで
    決して新しいものはないです
    一騎打ちとかまぁ新しい要素もあるんですが、
    取り立てて騒ぐほどのとりえとも思えない
    正直、失望したと言わざるをおえない
    これもまた、高すぎるハードルがもたらした失望なんだろう・・・・
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 5 5
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