このゲームの読者の評価
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歯応えのあるゲームだが、アサシンクリードっぽくは無い。 45 - 投稿者:MYTH OF FIST(男性/30代)
- 投稿日:2016/02/29
- 良い点
- ・グラフィック
チャイナは水墨画風、インディアは絵画風、ロシアはコミック風の映像で、アンリアルエンジンによってそのどれもが高いレベルで表現されている。
・サウンド
ボイスアクトは平凡だが、サウンドエフェクトやBGMは良い出来。
・ストーリー
良く纏まっている方だと思う。結局箱が具体的にどう言う物なのかは筆者はよく解っていないが、割りと楽しめた。
・死んで覚えるゲーム
所謂、トライ&エラーなゲーム。かなり歯応えがあるが、ベストなパフォーマンスをすればクリア出来るバランスであり、費やした時間が報われる。 - 悪い点
- ・死んで覚える2.5D横スクロールアクション
このゲーム性がアサクリらしいかと言えば、全くアサクリらしく無い。本家アサクリは余程無謀な事でもしない限りそう簡単に死なないし、オープンワールドの解放感とアクションの豊富さが魅力だが、本作は簡単に死ぬし、横スクロールなので当然オープンワールド的な解放感は無い。アクションはそこそこ多いが、無駄に戦闘の機会を増やしてしまうと死ぬだけなので戦闘関連のアクションはあまり活かせない。
・クロニクルロシア
チャイナはそこそこの難易度で、インディアはステージギミックが豊富になり即死する機会が増えたので「そう言う方向性なんだな」と思ったが、ロシアがインディアよりも簡単になってしまっていて少し裏切られた気分になった。ニコライのライフル銃によって戦闘の緊張感が薄らいだし、インディア程のクレイジーなギミックが全く無い。インディアをヒィヒィ言いながら楽しんだ身としては残念な事この上無い。
・操作性
かなり正確な操作を要求して来ている印象。素早い行動が求められる本作においてこの操作性は些か邪魔くさい。
・制限時間系ミッション
ゲーム中制限時間が設けられる場面や、制限時間が設けられずとも実質制限時間があるのも同然な場面があるが、その制限時間がギリギリ過ぎて苦痛に感じる。せめてもう5秒は欲しいところ。
・ガジェット
アサクリは様々な武器を用途に応じて使い分ける自由度も魅力の一つだが、本作ではメインウェポン以外はガジェットと呼ばれ、パズルを解く為の鍵としての機能しか与えていない。これによって戦闘が単調になっており、このゲームにおいて最も重要でありながら最もつまらない要素となってしまっている。 - 総評
- はっきり言って本家アサクリシリーズとは別ゲー。
2.5D横スクロールアクションで本家程の行動と戦闘の自由度は無い。
アサクリ風味の即死ゲーだと割り切ってプレイすれば結構楽しめると思うが、そのモチベーションもインディアまで維持されるもののロシアでリセットされてしまう。
あらゆる意味で本作はプレイヤーの期待に応え切ってくれないゲームで、好き嫌いが別れるだろう。
筆者は何だかんだ言ってロシアの髭アサシンと少女のコンビも好きなので、今後暫くはプレイし続けるだろう。
本作を購入しようと思っている方は、戦闘・制限時間系・操作性のシビアさを念頭に置いた上で、覚悟を決めて買いましょう。
幸い価格はお手頃です。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 4 2 3 3
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