［CJ2019］東プレがコラボ仕様の「REALFORCE」を出展。まさかの「ハローキティ」デザインに

　中国・上海で開催中のChinaJoy 2019にて，日本の東プレが「REALFORCE」シリーズのキーボードを出展していた。
　REALFORCEと言えば，静電容量無接点方式スイッチを採用し，そのソフトなキータッチと高い耐久性がゲーマーにも支持されている高級キーボードだ。中国市場向け製品も展開しているようで……って，あれ，これは……？


　なんとサンリオのキャラクター「ハローキティ」とのコラボ製品である。右上にキティちゃんの顔が描かれているほか，キートップにも顔やリボンが印刷されており，筐体カラーは白とピンクを基調とした可愛らしいものだ。REALFORCEとキャラクターのコラボ製品なんて日本でも見られないのに，それがまさか中国でハローキティコラボとは！

104キー仕様で，荷重は全キー30g。女性向けに軽いキータッチを，ということだろうか

　東プレのブースで話を聞いたところ，中国ではサンリオ公認の大型テーマパークがあるほど，ハローキティの人気は高いという。そこで，東プレとしては初めて，サンリオとPFUとの共同でオフィシャルキーボードを制作したそうだ。中国では女性ゲーマーが増えており，そうした層にREALFORCEを届けたいという狙いもあったとのこと。
　ちなみに，お値段は2999元（約4万6000円！）。通常のREALFORCEより高価だったりする。

　さらに，中国限定製品として，オレンジの筐体にイエローのキートップ，そしてケーブルとLED部分のアルミはレッドという配色のREALFORCEも展示されていた。日本人には派手，可愛い，おいしそうといった感想になりそうな配色だが，中国では皇帝がまとうようなイメージで高級感があるそうだ。
　ケーブルやアルミ部分のレッドは通常のREALFORCEで使われていない色だが，これは黒などと合わせて展開してほしい気もする。


　今回の出展や中国限定製品について，東プレの関係者は，中国の給与水準が上がってきているので，こうした機会を通じてREALFORCEの情報を広げていきたいと話していた。また，日本向けのコラボ製品もいろいろと動いてはいるとのこと。どういった製品が出てくるのか，非常に楽しみだ。

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