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フルHDディスプレイでも4K並みの画質を。NVIDIA,新技術「DSR」の日本語字幕付きムービーを公開
DSRは,ディスプレイ解像度を超える解像度――たとえば3840×2160ドット(以下,4K解像度)――でゲーム画面をレンダリングしたうえで,GPU側でディスプレイ解像度までダウンスケーリングしてから表示するというものだ。最終的に描画される解像度よりも高い解像度でレンダリングすることにより,テクスチャやオブジェクトの輪郭で品質が大幅に向上するというのが技術のポイントとなっている(関連記事)。もちろん,より高い解像度でレンダリングすると,描画負荷が高まるので,すべてのゲームタイトルで有効な機能ではないのだが,描画負荷の低いタイトルで,従来よりも一段高いグラフィックス品質を期待できるようにはなるわけである。
解説動画では,PC版「DARK SOULS II」を使用して,品質の違いを説明している。とくに分かりやすいのは草の表現だろう。1920×1080ドットでレンダリングされた映像では,草の先端にジャギーが見えているほか,画面を動かすと草がちらつくように見えてしまっているのが,DSR有効時だと,草の先端まで鮮明に描かれている。ちらつきのような現象も現れにくい。
新機能の解説ムービーとしては大変に分かりやすいので,GeForce GTX 900シリーズのユーザーは,これを参考に,描画負荷の低いゲームタイトルでDSRを試してみてはどうだろうか。
なおDSRは,「GeForce 344.11 Driver」以降でサポートされ,GeForce ExperienceもしくはNVIDIAコントロールパネルから有効化できるようになっている。
NVIDIA 日本語公式Webサイト
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