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「FFXIV:暁月のフィナーレ」は12月7日発売に。新PvPやハウジング,新3Dサウンドシステムの情報などが公開された第67回PLLの内容をお届け
すでにお伝えしているとおり,冒頭で吉田氏からパッチ6.0「暁月のフィナーレ」の発売延期が告知された。ポイントとなったのは主にストーリーの描き方だそうで,旧FFXIVから続く話の終着点を描くにあたり,ディレクターとしての氏のこだわり(本人は“わがまま”と発言していたが)が抑えられず,最終的なチェック期間を食いつぶしてしまったとのこと。
1週間のみの延期という案もあったが,安定した運用を維持するためにも2週間の延期が決定され,発売日が2021年12月7日に,アーリーアクセス開始日が12月3日になった。このことに関し,吉田氏は深く頭を下げて謝罪していた。また,延期が決定されたのは放送日の約1週間前ということで,告知が遅くなってしまった件についても重ねて謝罪を行った。
「FFXIV:暁月のフィナーレ」の発売日が12月7日へ延期に。アーリーアクセスは12月3日開始
スクウェア・エニックスは本日(11月6日),MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」の情報番組「第67回 FFXIVプロデューサーレターLIVE」にて,拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」の発売日を12月7日に延期すると発表した。これに伴いアーリーアクセスの日程も変更され12月3日の開始となる。※12:00頃,公式のプレスリリースを追加しました。
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アーリーアクセスおよび発売日が延期されたことで,イベントやキャンペーンを含むパッチ6.05までのスケジュールも順延。また配信では,今年の守護天節はさらに期間をずらして実施されることも発表された。今回の守護天節はインスタンスダンジョンを活用した,力の入った内容になっているため,ぜひプレイ状況が落ち着いた時期に遊んでほしいとのことだ。
その後,ローンチトレイラーが公開された。いつものように最初はマイクオフ状態で,2回目は吉田氏たちのオーディオコメンタリーありでの紹介となったが,「ネタバレが多すぎて何も言えない」というのはお約束のコメント。
パッチ6.0実装項目紹介
ここからは,おさらいも含めて,パッチ6.0にて実装されるさまざまな項目が紹介された。まずは新たなプレイヤータウンやフィールドだ。
次に紹介されたのはメインクエストについて。いつものアップデートなら事前に多くは語られないのだが,今回は「暁の血盟」のメンバーを中心に重要NPCが紹介された。
なお,メインクエストに絡む新機能として,NPCと行動を共にする場面が登場するという。NPCを引き連れたまま関係のないところへ移動することはできないそうだが,グループポーズを起動して撮影はできるらしい。
クエスト関連では新たなロールクエストなどが追加される。パッチ5.0では,いずれかロールクエスト1つの完了がメインシナリオのクリア条件になっていたが,今回はクリア条件にはなっていないという。ただ,並行して進めたほうが面白いと吉田氏は話していた。
このほか,5系統のロールクエストを終えると受けられるエクストラクエストは,パッチ6.1以降に実装予定とのこと。レベル90のジョブクエストは予定されていないとのことだ。
クラフター/ギャザラー向けには「シャーレアン魔法大学取引」が登場。ミーン工芸館取引と同様に,5系統のクラスクエストが用意される。クエストコンプリート後のエクストラクエストは,パッチ6.0時点で実装されているとのこと。
ここからはダンジョンについて。もちろん数多くのダンジョンが予定されているが,当然ながらネタバレに関わるため,さらりと風景のみが公開された。
新たな討伐・討滅戦も実装予定……だが,当然こちらも秘密!
高難度レイドに関しては,以前から伝えられているように「万魔殿パンデモニウム」が実装予定だ。その正式名称として「万魔殿パンデモニウム:辺獄編」が発表された。こちらはパッチ6.0公開から2週間後(12月21日)のパッチ6.01で実装予定。また,零式に関してはさらに2週間後(2022年1月4日)のパッチ6.05にて実装予定となる。
新たなトレジャーハントダンジョンも追加。「宝物庫エキサイトロン」と名付けられたこちらはパッチ6.05での実装となる。同時実装となる零式に挑戦しないカジュアルプレイヤーはこちらを楽しんでほしいとのこと。
新PvPシステム「クリスタルコンフリクト」はよりカジュアルに楽しめる内容に
ここからはPvP関連のアップデート情報が公開された。パッチ6.1からはPvPに関する報酬も大きく見直される。これまであまりPvPに参加していなかったプレイヤーも注目しておきたい内容だ。
PvP関連の大幅な刷新はパッチ6.01で実装予定となる。新たな少人数PvPは「クリスタルコンフリクト」という名称で,中央のクリスタルを相手陣営まで押し込めば勝ちになる。「クリスタルコンフリクト」では既存のロールの概念はなく,すべてのロールが自己回復などを持っているため,ヒーラーに負担がかかるといった状況はなくなるとのこと。
フィールドもいくつか用意されており,マップによって雰囲気がガラリと変わるほか,なかにはマップ特有のギミックなどが用意されているようだ。
「クリスタルコンフリクト」ではシーズン報酬として,称号やアチーブメント的なもののみが用意される。
なお,長らく続いてきたPvP「ザ・フィースト」に関しては,パッチ6.1にて閉鎖予定とのこと。
●PvP報酬システム全体の大幅な刷新を実施
新PvPの実装と同時に,PvP関連全体の報酬が一本化され,どのPvPを遊んでも「シリーズ(仮称)」期間内の報酬と交換可能になる。
●キャラクターカードシステム(仮称)の追加
正確に言えばこちらはPvPとは直接関係はないが,対戦時に表示されるプロフィールや,キャラを「調べる」で表示されるキャラプロフィールの飾り付けなどを自由にカスタマイズできる機能が追加される。
こちらで利用できる装飾(例えば枠のデザインや色など)はPvPの「シリーズ報酬(仮称)」などでも入手可能になる予定だ。もちろん,ほかのコンテンツの報酬で手に入れられるものもあるので,PvPを遊ばなければカスタマイズできないわけではない。
クラフター&ギャザラー関連調整について
続いてはクラフターとギャザラーに関する調整や変更点が紹介された。
まずは以前からお伝えしている,HQアイテムの排出停止の詳細から。その後は,各クラスにおける変更点などが紹介された。
また,ギルのインフレ傾向を鑑みて,リーヴ報酬を全体的に見直すとのこと。制作稼業「大口依頼」や漁師向け採集稼業「大量採集」の報酬になる経験値とギルは減少するものの,その他の依頼を引き上げるようにしてバランスを取っているそうだ。獲得経験値については,数値だけ見ればすべて減少しているように見えるのだが,これは経験値のデノミが同時に行われるため。割合として見るとしっかり上方修正が行われているものもある。
経験値のリセットに注意。その他のシステム関連項目について
ここからは,その他のシステム関連の調整項目が紹介された。
まずはこちらも何度かアナウンスされているように,経験値などのデノミネーションについてだ。
今回新たに明らかにされたのは,育成途中である各ジョブの経験値がパッチ6.0実装時点でリセットされるというもの。と言っても,レベルはそのままなので,その点は安心してほしい。これはデノミネーションに伴ってレベルアップに必要な経験値量が変化するためだが,仮にリセットせずに変換したり,強制的に引き上げを行ったりした場合,データベースを20億回以上書き換えなければならず,3週間ほどゲームサーバーを止めなければ処理できないという。そのため,やむなくこの仕様になったということだ。
レベルアップ直後であれば経験値の損失は最小限ですむため,中途半端なところまで経験値を稼いでいるクラスやジョブはパッチ6.0前までに次のレベルにアップさせておいたほうがいいだろう。
そして,新たなアラガントームストーンの名称が公開された。週制限のない「アラガントームストーン:経典」では,FFIVがモチーフだと思われる見た目の装備と交換できるそうだ。また,「アラガントームストーン:天文」で交換可能な武器に関して,交換に必要なトームストーンの量が500に減少される。
また,その他の装備やおしゃれ系装備などもチラ見せ。
さらに,要望が多かったヴィエラの髪型追加もついに実現する。もともと「髪型の追加は厳しい」という前提で実装されたヴィエラだったが,改善が行われ髪型の追加に対応できるようになったとのこと。なお,ロスガルに関してはパッチ6.1以降での追加が予定されている。
システム関連調整に戻り,クラフター&ギャザラー用のスクリップの追加も発表。アチーブメントのUI改修なども行われる。
その他,実機にて新マウントやミニオンなども紹介された。もちろんこれら以外にも多数の実装が予定されているが,いずれもネタバレを考慮してお見せできない。
●耳の形を計測して3Dサウンドを実現する「Immerse Spatial Audio」を独自カスタマイズで対応!
システム関連調整の注目機能。Embody社の「Immerse Spatial Audio」をFFXIV独自のカスタマイズで対応。手持ちのヘッドフォンやイヤホンでも臨場感溢れる3Dサウンドが体験できるようになるというもの。有償での対応(税込2420円)になるが,買い切り型のため,コストとしては低めではないだろうか。
Embody社とFFXIVサウンドチームが2年もかかって調整してきた機能ということで,祖堅正慶氏自らが解説を行ってくれた。
「あなたの耳」専用の3D音響でお届けするAIベースのサウンド処理技術「Embody」
GDC 2019のExpo会場で展示されていたEmbodyによる立体サウンドシステム「Immerse」は,スマホで耳の写真を撮ってユーザーに合わせたプロファイルを生成するという最近流行のものだったが,その過程に機械学習を用いているのが特徴だという。はたして,その効果は? 西川善司による体験レポートをお贈りする。
ハウジングアップデート
最後はハウジング関連のアップデートについて。イシュガルドの蒼天街がモチーフになった新ハウジングエリア「エンピレアム」は,パッチ6.0で追加され,土地の販売開始はパッチ6.1からになる。
今回から抽選購入システムが実装され,ほとんどの土地は抽選購入による購入になる。これまでどおり,早いもの勝ちの販売方式も可能だが,戸数など,細かい点はプレイヤーの意見をふまえたうえで,最終決定していきたいとのことだ。
パッチ6.0にて実装予定のカフェ風のハウジングセットも公開。すべてのサイズにテラス部分が付いていて,オープンカフェの雰囲気をかもしだしている。
その他のお知らせなど
最後に,オセアニアデータセンターのオープン日程などが公開された。恒例の最後のお知らせでは,「FFXIV」内で麻雀をする「咲とファイナルファンタジーXIV」のコミックス発売のほか,スピンオフ作品として「私立エオルゼア学園」の連載開始など,コミック関連のお知らせが目立った。
「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」公式サイト
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- ライター:植竹貴史
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