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「3DMark」に「Mesh Shader test」を導入したバージョン2.17.7137が登場
本バージョンは,UL Benchmarkが予告していた新しい要素テスト(Feature Test)である「3DMark
Mesh Shaderとは何かについては,西川善司氏による解説記事に詳しくあるが,簡単に言えば,3Dグラフィックスにおける頂点(ジオメトリ)パイプラインの再構築を目指して,NVIDIAが開発した新しいシェーダステージである。それをMicrosoftがDirectX 12 Ultimateで採用して,Windows 10のVersion 2004(※開発コードネーム 20H1)で利用可能になったという経緯がある。
Mesh
Mesh Shaderテストでは,同一のシーンをMesh Shaderを使わない従来型のレンダリング手法を用いて描画した場合と,Mesh Shaderを使って描画した場合のフレームレートを計測して,その差を比較する。
基本のテストモードに加えて,Mesh Shaderの動作を視覚化して見る「インタラクティブモード」という動作モードも用意している。
Mesh Shaderテストはあくまでも要素テストであり,ゲーマーが自分のPCでの性能検証に用いるようなものではないが,新しい頂点パイプラインの導入でゲームの描画性能が大きく向上することを期待させるものではある。Advanced EditionやSteam版のユーザーは,試してみるといいだろう。
新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
ついに,新世代「3DMark」が登場した。正式な発表は日本時間2013年2月5日3:00の予定だが,公式ミラーサイトには1時間前の掲載が許可されたので,インストーラをUpしつつ,新しい3DMarkの概要を紹介してみたい。「モバイルデバイス対応」が最大のウリながら,そのほかにも見どころは少なくない印象だ。
ULの当該ニュースリリース(英語)
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