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発売されたばかりのラピドリ対応の新型10キーレスキーボード「K70 PRO TKL」をCorsairブースでチェック[TGS2024]
本稿では,3製品の中でも上位に位置するK70 PRO TKLを中心に紹介しよう。なお,各製品のSB C&Sにおける税込価格と,発売時期は以下のとおり。
- K70 PRO TKL:2万7980円,9月26日発売
- K70 CORE TKL:1万4980円,9月26日発売
- K70 CORE TKL WIRELESS:2万4780円,10月11日発売
K70 PRO TKLは,Corsair独自の磁気ホールセンサー式キースイッチ「MGX Hyperdrive」を採用するワイヤードキーボードだ。磁気ホールセンサー式キースイッチによる可変アクチュエーションポイント機能や「ラピッドトリガー」,「SOCD」(Simultaneous Opposing Cardinal Directions,反対方向への同時入力)にも対応しており,eスポーツタイトルのプレイに適する。
さらに,USBレポートレート(ポーリングレート)は最大8000Hzと,通信速度の点でも最上位のスペックを有すると言えよう。
キーボード天面の右奥には,3つのダイヤルのような円柱が並んでいる。右端の大きめ円柱は,音量調整ダイヤルだが,残る2つのうち左側は,「ゲームモード」のオン/オフを切り替えるボタンとなっている。このボタンでラピッドトリガーの有効/無効や,Windowsキーなどの無効化を切り替えられるわけだ。もう1つは,メディア操作用ボタンだそうだ。
Corsair製品で,製品名に「CORE」とあるものは,機能を絞って価格を下げたものである。K70 CORE TKLも同様で,K70 PRO TKLとほぼ同じボディを採用しつつ,Corsair独自の「MLX Red v2」メカニカルキースイッチを採用した10キーレスキーボードである。
メカニカルキースイッチなので,可変アクチュエーションポイントや,その応用技術であるラピッドトリガーには対応しないが,SOCD操作はスイッチの種類に依存しないので利用可能だ。
右奥のボタンおよびダイヤルも,メディア操作ボタンと音量調整ダイヤルだけになっている。
K70 CORE TKL WIRELESSは,K70 CORE TKLのワイヤレス&ワイヤード対応版である。ワイヤレス接続は,専用のUSBワイヤレスアダプタを使うCorsair独自の低遅延ワイヤレス通信技術「SLIPSTREAM WIRELESS v1.5」と,一般的なBluetoothの2方式を利用可能だ。
バッテリー駆動時間が長いのも特徴で,満充電から最大890時間も使用できるそうだ(※LEDイルミネーションオフ時)。可変アクチュエーションポイント機能はないが,SOCD操作は可能な点は,K70 CORE TKLと同じだ。
ラピッドトリガー対応の10キーレスキーボードを求めている人なら,K70 PRO TKLは選択肢のひとつとなりそうだ。
Call of Duty: Black Ops 6コラボ仕様の周辺機器も披露
Corsairブースの一角には,Activision BlizzardのFPS「Call of Duty: Black Ops 6」とのコラボレーション仕様の周辺機器が展示されていた。まだ国内販売の詳細は固まっていないそうだが,黒字にオレンジがアクセントになったデザインは,なかなかにかっこいい。
基本的にはBlack Ops 6のファン向けグッズではあるが,機能的には通常モデルと変わらないので,見た目が気に入ったならこちらを選ぶのも良さそうだ。
Corsair公式Webサイト
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