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新世代の量子ドット有機ELパネルを採用した34インチウルトラワイドディスプレイ「AW3425DW」がAlienwareから登場
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AW3425DWは,2022年3月に発売となった「AW3423DW」の後継となる製品で,34インチサイズで解像度3440×1440ドット,アスペクト比21.5:9というウルトラワイドタイプの湾曲型ディスプレイである。
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筐体デザインに,Alienwareの新しい「AW30」と呼ばれるコンセプトを採用したのが特徴のひとつで,背面は深い色のブルーを採用している。スタンドの台座部分も,逆V字型だった前世代と異なり,丸みを帯びた四角となって,スタンドの周囲に物を置きやすくなった。
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採用するSamsung Display製の量子ドット有機ELパネルが,より世代の新しいパネルとなっているのも特徴で,垂直最大リフレッシュレートは前世代の175Hzから,240Hzへと引き上げられた。
なお,最大輝度は1000cd/m2,色域はデジタルシネマ向けの色空間規格「DCI-P3」のカバー率で99.3%となっており,このあたりは前世代と変わらない。
ちなみに,有機ELパネルと言えば液晶パネルよりも寿命が短く,焼き付きも生じやすいのが弱点であるが,AW3425DWに使われている量子ドット有機ELパネルは,前世代モデルのパネルよりも寿命や耐久性に優れており,消費電力も減っているという。
実際,前世代モデルは,最大消費電力が200W,通常時消費電力は42.3Wだったのに対して,AW3425DWはそれぞれ190W,36.7Wと,若干だが低くなった。
前世代モデルは,NVIDIA独自のディスプレイ同期技術「G-SYNC Ultimate」に対応していたが,AW3425DWでは,AMD独自の同期技術「FreeSync Premium Pro」と,VESAの標準規格である同期技術「Adaptive-Sync」対応に変わった。
GeForceユーザーにも安心なことに,NVIDIA独自の「G-SYNC Compatible Monitors」認証も取得。さらに,HDMI 2.1で規定された「Variable Refresh Rate」(VRR,可変リフレッシュレート)にも対応しているので,PlayStation 5やXbox Series X|Sと接続したときにもディスプレイ同期技術が使えるという,汎用性に優れた製品になったのも見どころだ。
それでいて,前世代モデルが登場時で23万3600円(税込)だったのに対して,本製品は約13万円と,大幅に安くなっているのもポイントである。
ウルトラワイドの有機ELディスプレイを検討している人なら,見逃せないディスプレイになりそうだ。
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DellのAW3425DW製品情報ページ
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