［COMPUTEX］ViewSonic，Windows 7＆Androidデュアルブートの10インチタブレットを発表。Shuttleは技適マーク付きタブレットを展示

　COMPUTEX TAIPEI 2011の開幕を翌日に控えた現地時間5月30日，会場の1つとなるTICCで報道関係者向けイベントが開催されたが，その場でViewSonicはWindows 7とAndroid 2.2のデュアルブートに対応した10インチタブレット「ViewPad 10 Pro」を発表した。北米市場では7月にも発売予定。メーカー想定売価は699ドル〜799ドルとのことだ。

ViewPad 10 Pro

　ViewPad 10 Proは，263（W）×170（D）×14.9（H）mm，800gという筐体に，Intelのタブレット向けSoC「Atom Z670/1.50GHz」を搭載した製品だ。Oak Trailプラットフォームベース，というわけである。2つのOSは「Instant Switch」により簡単に切り替えられるという。
　液晶パネルは10.1インチ，解像度1024×600ドット。元解像度1080pのビデオ再生に対応し，HDMI出力も可能だ。

Windows 7モード（左）とAndroidモード（右）。Windows 7モード時は，タスクトレイにAndroidへの切り替え用ショートカットが，Androidモード時は，ホームのドックにWindows 7への切り替え用ショートカットがそれぞれ表示される

Shuttleが技適マーク入りの

Tegra 2タブレットを展示

会場のポップより。背面パネルのカスタマイズができるようだ

　会場では，Shuttleが，日本国内で通信機器として使用可能なことを示す技適マークが入った「Tegra 2」搭載の9.2インチタブレット「N09CN01」を展示していた。
　説明員によると日本国内発売は未定とのことなので，Shuttleブランドで登場するのか，どこかOEMブランドになるのかは分からないが，ひょっとするとひょっとしそうである。

9.2インチ，1024×768ドットの液晶パネルを搭載。システムメモリは1GBとされている9インチタブレット。技適マーク入り。サイズは185.7（W）×241.2（D）×9.9（H）mmで，重量は600g

上段はTegra 2搭載の10インチタブレット「N10CN12」，下段は子供の教育向けとされるARM 8ベースの6インチタブレット「V08CT01」

「COMPUTEX TAIPEI 2011」関連記事はこちら