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[GDC 2014]Valveが「Steam Controller」の新モデルを展示。中央タッチスクリーンが取り除かれた新版は「まだ完成形じゃない」
Steam Controllerのデザイン変更に関しては,2014年1月に開催された「Steam Dev Days」でも公表されていたが(関連記事),今回展示されていた新モデルでは,2つのトラックパッドで挟まれる場所にあったタッチスクリーンが公表どおり取り除かれ,そこに[Home][Start][Back]ボタンが配置されていた。
Valveの関係者に話を聞いたところ,今回出展したSteam Controllerは完成形ではなく,今後も改良が続けられる予定とのこと。Steam Controllerは,[Home]ボタン以外のキーアサインを開発者やユーザーが自由に変更できる仕様になっているため,コントローラの形状やボタン数が無難な形に落ち着くのは,むしろ歓迎されるべきことかもしれないが,まだ安心(?)はできそうにない。
ちなみにValveは,同社のブースに自社製のデモ機とGIGA-BYTE TECHNOLOGY製のSteam Machine(関連記事)を用意して,一人称視点のパズルアクションゲーム「Portal 2」と,サイドスクロール型アクションゲーム「Strider」の試遊台を設置していた。
こうしたアクション性の高いゲームをプレイする場合,左右トラックパッドによる操作にはそれなりの慣れが必要になるのだが,「こちら」の記事でお伝えしたように,Steam Controllerの操作性は思いのほか良好だ。今後,Steam Controllerにどのような変更が加えられるのかは分からないが,次に試遊できる機会を楽しみに待ちたいところである。
ValveのSteam Controller紹介ページ
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