お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.10.1」は,「Shadow of War」と「The Evil Within 2」最適化版
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2017/10/11 11:27

ニュース

「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.10.1」は,「Shadow of War」と「The Evil Within 2」最適化版

 北米時間2017年10月10日,AMDは,2017年10月版として初の公式グラフィックスドライバ「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.10.1」(以下,Crimson ReLive 17.10.1)を公開した。
 WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」版として登場したCrimson ReLive 17.10.1のトピックは,Steamでリリースされたばかり(※国内正規版は日本時間12日)の「Middle-earth: Shadow of War」と,日本で19日発売予定の「The Evil Within 2」に向けた最適化だ。

 リンク先は下に示したとおり。Radeon RX Vegaシリーズとそれ以前のGPUとで入手先が分かれている一方,ダウンロードできるインストーラは同じという状況が今回も継続中のため,4Gamerからのリンクは1つ,後者のほうに集約している。

64bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.10.1
32bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.10.1(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
64bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.10.1
32bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.10.1(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)

ノートPC向けの64bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.10.1
ノートPC向けの32bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.10.1(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
ノートPC向けの64bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.10.1
ノートPC向けの32bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.10.1(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)

4Gamerの最新ドライバリンクページ

※2017年10月時点でAMDは,「Radeon R9 FuryシリーズとRadeon Pro Duo,Radeon RX 400シリーズでは64bit版Windows 10・8.1・7に対応,Radeon RX 500シリーズでは64bit版Windows 10・7に対応」というスタンスだ。Windows 8.1用ドライバは,64bit版が「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.7.1」,32bit版が「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.1.2」を最後に更新されていない。

 「Display Driver Package」のバージョンは「17.30.2822-171005a-318724E-CrimsonReLive」。直近の「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.3」だと「17.30.1011-170922a-318283E-CrimsonReLive」だったので,「17.30」に続く数字はかなり跳ね上がったことになるが,英文リリースノートを見る限り,アップデート自体は小規模だ。ひょっとすると,年に一度の大規模アップデートに向けて,AMDでは内部的な地ならしを始めており,それがパッケージのバージョンに反映されているのかもしれない。

 いずれにせよ,基本的にはRadeon搭載環境でMiddle-earth: Shadow of WarおよびThe Evil Within 2をプレイする人向けという理解でいいだろう。ドライバの導入作業は自己責任となるが,当てはまる人には利用を勧めたい。


#### 以下,英文リリースノートまとめ ####

●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.10.1の対応GPU
  • Radeon RX Vegaシリーズ
  • Radeon RX 500・400シリーズ
  • Radeon Pro Duo
  • Radeon R9 Furyシリーズ
  • Radeon R9 300・200シリーズ
  • Radeon R7 300・200シリーズ
  • Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
  • Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
  • Radeon R9 M300・M200シリーズ
  • Radeon R7 M300・M200シリーズ
  • Radeon R5 M300・M200シリーズ
  • Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
  • Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ


●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.10.1が統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.3)
  • Display Driver Package:17.30.2822-171005a-318724E-CrimsonReLive(←17.30.1011-170922a-318283E-CrimsonReLive)
  • Radeon Settings:2017.1005.1719.29341(←2017.0922.1659.28737)
  • 2D Driver:8.1.1.1614
  • Direct3D:9.14.10.01304
  • OpenGL:6.14.10.13492
  • OpenCL:22.19.685.0(←22.19.677.257)
  • Mantle:9.1.10.0220
  • Mantle API:102400
  • Audio Driver:10.0.1.1
  • Vulkan Driver:1.6.0
  • Vulkan API:1.0.51


●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.10.1における最適化
(※比較対象はRadeon Software Crimson ReLive Edition 17.9.3)
  • 「Middle-earth: Shadow of War」「The Evil Within 2(サイコブレイク2)」に向けた最適化


●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.10.1における新要素
・Radeon Chillの拡張
  • 「Middle-earth: Shadow of War」「The Evil Within 2(サイコブレイク2)」用Radeon Chillプロファイルの追加


●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.10.1で解決した問題
  • 仕様の異なるディスプレイを組み合わせたEyefinityモードにおいてベゼル補正(Bezel correction。Bezel compensationとも言う)を適用できない問題
  • マルチGPU環境で「DiRT 4」をプレイするとき,特定の路面状況においてタイヤがちらついて見えることのある問題
  • 関連タイトル:

    AMD Software

  • 関連タイトル:

    シャドウ・オブ・ウォー

  • 関連タイトル:

    The Evil Within 2

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:11月28日〜11月29日