GDC 2018
参加者数の規模が世界最大であるだけでなく,今後発売されるゲームで使われるであろう技術や,最新のゲームで駆使されているテクニックなどが,ゲームデザイン,アート,プログラムなどの全分野で一堂に会しており,内容面でも世界一の開発者会議だ。
「Game Developers Conference」公式サイト
- このページのURL:
キーワード
「Hellblade: Senua's Sacrifice」はどのようにして作られ,何を成し遂げたのか。ゲームがどこまで届くのかを示す講演をレポート
PCゲームは現状,大手メーカーの超大作かインディーズか,といった二極化傾向が見られる。そんな中,「インディーズAAA」を目指した「Hellblade: Senua's Sacrifice」は,多くのゲーマーを驚かせる作品となった。同作はどのように作られ,何を成し遂げたのか。GDC 2018での講演の模様をレポートする。
戦略性が高いアクションRPG「Mutant Year Zero: Road to Eden」のライブデモをチェックしてきた
GDC 2018の会期中,The Bearded Ladiesが開発するアクションRPG「Mutant Year Zero: Road to Eden」のライブデモをチェックする機会を得た。核戦争後の世界を舞台に,タクティカルなバトルが楽しめるゲームになっていたので,本稿で紹介しよう。
[GDC 2018]Cone Marching法で描くフラクタルVRの世界「CORAL」
[GamesIndustry.biz]3Dフラクタルの空間を飛び回るVRデモ「CORAL」。非常に重いフラクタル図形とCone Marching法を使いながら,90fpsでのVR再生を実現した手法とはどんなものだろうか。
[GDC 2018]シリコンスタジオのポストエフェクトミドルウェア「YEBIS」がSwitchに対応
GDC 2018の展示会場には,日本企業が出展するブースもいくつかある。その代表格がシリコンスタジオだ。本稿では,シリコンスタジオのブースで披露されていたミドルウェア「Enlighten」「YEBIS」と,機械学習エンジンによる新サービス「YOKOZUNA data」の最新事情をレポートしよう。
[GDC 2018]漁業ゲーム「Fishing: Barents Sea」の開発チームをイベントフロアで発見。なんとタラバガ二をフィーチャーする「Kingcrab DLC」を告知
バレンツ海で漁業に従事するという第一次産業系シミュレーション「Fishing: Barents Sea」。本作を開発したノルウェーのMisc Gamesが,GDC 2018のイベントフロアにブースを構えていたので挨拶したところ,海洋国同士ということで親しみを持ったのか,新たなDLCの情報を教えてくれたのだ。
UnityとUniversalがインディーズゲーム開発者にハリウッド映画IPへのアクセスを与える理由
[GamesIndustry.biz]UnityとUniversal Studioが進める「Universal GameDev Challenge」は,Univesal Studioの有力IPをインディ開発者に開放する試みだが,それはどのように行われているのだろうか。
[GDC 2018]新作VRアクションRPG「GARGANTUA」を先行体験。剣や盾を自由自在に操る本格的なバトルが楽しめる
gumi傘下のVRコンテンツ開発スタジオ,よむネコが開発中の新作VRゲーム「GARGANTUA」を試遊できたので,その模様をレポートしよう。両手に持ったOculus Touchで自由に剣や盾を操る,なかなか本格的なアクションRPGだ。
[GDC 2018]Kalypso Media,「Tropico 6」と「Shadows: Awakening」のライブデモを公開
ドイツのKalypso Mediaは,2018年の発売を予定している国家建設シム「Tropico 6」と,ハック&スラッシュ系アクションRPG「Shadows: Awakening」のライブデモを公開した。どちらも遊び込めそうなゲームに仕上がりつつあるようで,2018年の注目作品として,完成が楽しみな作品だ。
[GDC 2018]Co-opモードに対応した横スクロール型ストラテジー「Kingdom: Two Crowns」をチェックしてきた
オランダをベースにするNoioのシリーズ最新作「Kingdom: Two Crowns」が,GDC 2018の会場近くにあるスタジオに出展されていた。大きな特徴となるのがCo-opモードであり,1つのマップで2人のプレイヤーが王国の建設と復興を目指していく。夜になれば,忍び寄るクリーチャーと戦いを繰り広げることも。
[GDC 2018]「RTX」一色のNVIDIAブースで,ゲームにおけるレイトレーシング技術の活用アイデアをチェック
GDC 2018の展示会場で,人だかりの絶えることがなかったNVIDIAブース。展示の主役はゲームグラフィックスにレイトレーシング処理をもたらす「RTX」の,さまざまな実動デモだ。1台15万ドルのワークステーションを使ったデモから,RTXの実情とゲーム開発における応用手段が見えてきたので,レポートしたい。
[GDC 2018]英語圏のゲーマー達を抱腹絶倒させたコメディRPG「West of Loathing」という奇作はどのようにして生まれたのか
GDC 2018から,Asymmetric Publicationsが手がけたインディーズゲーム「West of Loathing」のデザイン過程を紹介するポストモーテム(事後検証)を紹介しよう。登壇したのは,同社の設立者でもあるZack Johnson氏。「史上最も笑えるゲーム」として人気を博している,その秘密が語られた。
スパイク・チュンソフト米国子会社が「428 〜封鎖された渋谷で〜」や「STEINS;GATE ELITE」などを欧米で販売
スパイク・チュンソフトの米国子会社は,GDC 2018において,欧米でパブリッシングを担当するタイトルを発表した。ラインナップは,「PixelJunk Monsters 2」「Zanki Zero: Last Beginning」「428: Shibuya Scramble」「STEINS;GATE ELITE」の4タイトルだ。
[GDC 2018]王の死を以って,ゲームはプレイヤーのものになった。リチャード・ギャリオット氏達が語る「Ultima Online」のポストモーテム
1997年にローンチされ,MMORPGというジャンルをメインストリーム化させるだけでなく,多くのオンラインゲームに影響を与えた「Ultima Online」。そのポストモーテムが,GDC 2018の最終日に行われた。リチャード・ギャリオット氏やラフ・コスター氏といった,そうそうたるメンバーが参加し,同作がローンチするまでの栄光と挫折を面白おかしく語った。
[GDC 2018]XCOM2の自動生成マップに隠された物語とは? 小さな痕跡を使って物語を語る方法
マップやキャラクターの自動生成技術が向上した近年では,「ランダムに生成されたオブジェクトを用いて,どのように物語を語るか」という論点が流行している。本稿では,XCOM2における,グラフィックスのディテールから物語を語るというチャレンジについての講演をレポートしたい。
[GDC 2018]Daydream対応では世界初となるスタンドアロン型VR HMD「Mirage Solo with Daydream」を体験してみた
GoogleのVRプラットフォーム「Daydream」対応機器としては,初のスタンドアロン型となるLenovo製VR HMD「Mirage
[GDC 2018]RiftとOculus Go間でも対戦できるVRボードゲーム「Catan VR」
GDC 2018の期間中,Oculus VRブースでは,新製品Oculus Goのゲーム体験会が行われていた。「Anshar Online」と「They Suspect Nothing」については,すでにレポートしているので,本稿ではまだ触れられていない「Catan VR」と,Oculus Go自体の諸々の印象をまとめておきたい。
[GDC 2018]SIEのPlayStationブースで,次世代型e-Sports観戦システム「EDS」を体験してみた
GDC 2018の展示会場にあるSIEのブースでは,同社の先端技術開発チーム「Magic Lab」が開発した「Exp
[GDC 2018]山あり谷ありだった「Assassin's Creed」10年を振り返る
2007年の「Assassin's Creed」から,2017年の「Assassin's Creed Origins」までの10年を振り返る講演が,GDC 2018で行われた。第1作から毎年のようにリリースされ,ゲームだけでなくコミック,小説,映画と,確実に成長してきたシリーズだが,中断の危機を迎えたときもあったようだ。
[GDC 2018]今は雌伏のとき。VRゲームが生き残るためにするべきことが語られた講演をレポート
VRゲーム「The Gallery」シリーズを手がけるCloudhead GamesのCEO,Denny Unger氏が,GDC 2018の2日目に講演を行った。VRゲームが現在置かれている状況や,今後の展望などが率直に語られた興味深い内容だったので,本稿で紹介しよう。
[GDC 2018]「80 Days」のスクリプターが示す,「プレイヤーに読んでもらえるテキスト」を作る技術とは
いま世界的にノベルゲームへの注目が高まっており,そこでは日本で隆盛したものとは,少し異なるテイストや表現を持った作品もが増えている。GDC 2018の最終日,ノベルゲーム並に大量の文章を読ませ,多くのプレイヤーを魅了した「80 Days」のテキストUX担当者が,「難なく読めるテキスト」を作る技術を語った。
[GDC 2018]Qualcommの新VR Development Kitはアイトラッキング対応。実機によるVRゲームデモを体験してみた
2018年3月21日,Qualcommは,GDC 2018に合わせて,VR HMD開発キット「Snapdragon
[GDC 2018]「Mystery House」はこうして作られた。ゲーム史の研究者によるPostmortem(事後検証)という異色のレクチャー
コンピュータになじみのない主婦,ゲームを作りたいとは思っていなかった夫。そんな2人が,のちの歴史に大きな影響を与える重要なゲーム作品を作ることができるのか? こうしたテーマを扱う講演が,GDC 2018で行われた。「Mystery House」の開発をゲーム史の研究者が語ったのだ。
[GDC 2018]Oculusが2018年のVR戦略を語る。ソフトウェアの改良点から開発中の「Oculus Go」「Santa Cruz」まで
GDC 2018の3日目となる北米時間2018年3月21日,Oculus VR主催のセッション「Inside Oculus 2018」が行われた。話題の中心は,2018年前半発売予定のスタンドアロン型VR HMD「Oculus Go」であったが,それ以外の話題も取り上げられたので,ざっくりとまとめてみたいと思う。
[GDC 2018]Supercellにおける「ゲームデザイン」では,何が行われているのか? 数々の名作を作ったデザイナーが実例を挙げて語った
Supercellと言えば,モバイルゲームで世界的なヒット作を出し続けている,非常に有力なデベロッパだ。少人数のチームでタイトルを作ることでも知られているが,彼らが「ゲームをデザインする」と言うとき,そこではどんな作業が行われているのだろうか? いくつもの具体例が示された講演の模様をレポートする。
[GDC 2018]恐竜世界をVRで冒険できる。「ARK Park」ローンチイベントレポート
Snail Gamesが開発を手がける「ARK Park」の正式ローンチ発表会が,サンフランシスコで開催されたGDC会場近くで行われた。短い時間ではあるが,VR空間に広がる恐竜世界に触れることができたので,簡単にレポートしたい。
[GDC 2018]“AIとの会話をゲームにする”ことの難しさとは。「EVENT[0]」の開発者が登壇した講演をレポート
AIを活用したゲームは多々あるが,「AIと対話することが核になっている」ゲームとなると,決して多くない。いわゆるチャットボットとの会話をゲームにするには,どんな困難があるのだろうか? 「EVENT[0]」のデザイナー,Emmanuel Corno氏が語った。
[GDC 2018]「MONSTER HUNTER: WORLD」はなぜ世界的ヒットを成し遂げられたのか? 検証を重ねたプロトタイプの映像が世界初公開
GDC 2018の4日めに「'MONSTER HUNTER: WORLD' POSTMORTEM: CONCEPT DESIGN THROUGH PROTOTYPING AND ITERATION」と題されたセッションが行われた。世界的ヒットとなった「MONSTER HUNTER: WORLD」の開発が語られたその内容をレポートしよう。
[GDC 2018]こんなゲームだったのかと驚かされる「ザンキゼロ」の新情報をレポート。「STEINS;GATE ELITE」のデモも行われる
スパイク・チュンソフトが開発中のサバイバルRPG「ザンキゼロ」のデモが,GDC 2018会場のスパイク・チュンソフトブースで行われた。2017年9月にティザートレイラーが公開されて以来,ほとんど続報のない本作だが,「ダンガンロンパ」シリーズのスタッフが手がけた作品らしい,個性的な内容になっていた。
[GDC 2018]約10年ぶりの続編「PixelJunk Monsters 2」が2018年5月25日に世界同時発売。スパイク・チュンソフトブースでデモが公開
スパイク・チュンソフトは,キュー・ゲームスが開発を手がけるタワーディフェンスゲーム「PixelJunk Monsters 2」を2018年5月25日にリリースすると発表した。ナンバリングタイトルとしては,2007年に発売された「PixelJunk Monsters」以来,約10年ぶりの続編となる。
[GDC 2018]西川善司の3DGE:DirectX Raytracingにおける最適解は「レイトレーシングを行わないこと」!? Futuremarkが語るその真意
連載「西川善司の3Dゲームエクスタシー」,本稿のテーマもGDC 2018のホットトピックとなるレイトレーシングだ。今回は,「3DMark」のFuturemarkが提案する,「DirectX Raytracingの活用における最適解は,レイトレーシングを極力使わないこと」という本音トークの裏を探ってみたい。
[GDC 2018]ILMxLABの目指す未来は,VRやARを超えた「Hyper Reality」
VR専用テーマパーク「The Void」向けに,Star WarsのVRコンテンツを開発したILMxLAB。そのILMxLABでクリエイティブディレクターを務めるMohen Leo氏がGDC 2018で,VRデバイスが一般化した未来像について語った。Leo氏の想定するごく近い未来の世界は,4Gamer読者から見て,突拍子のないものだろうか。それともあり得る未来なのだろうか。
[GDC 2018]SteamSpyが2017年のSteamデータを総括。史上最高の売り上げを記録するも,その内情は少しいびつに?
独自の手法でSteamのユーザーデータを収集し,公開しているSteamSpyのセルゲイ・ガルヨンキン氏がGDC 2018に登場し,2017年におけるSteamの動向を報告した。それによると,過去最高の売り上げを記録したものの,その一方でさまざまな歪みも出始めているようだ。
[GDC 2018]ローグライクなゲームシステムを搭載したミニマリスト風RTS「Bad North」が初公開
GDC 2018の会期中,新興パブリッシャのRaw Furyが主催したショーケースで,スウェーデンのPlausible Conceptが開発を進めるRTS「Bad North」が初公開されたので紹介しよう。マウス1つでも可能な単純な操作と,タクティカルに考えながらプレイする楽しさが合わさった作品だ。
[GDC 2018]「Radeon RX Vega M」搭載CPU「Kaby Lake-G」のベンチマークスコアをIntelが公表。GTX 1050 Tiより速い!?
IntelはGDC 2018で,「Radeon RX Vega」世代のGPUをワンパッケージで統合するCPU,「Kaby Lake-G」こと「Core Mobile Processor with Radeon RX Vega M Graphics」のベンチマーク結果を明らかにした。それによると,同プロセッサの3D性能はGTX 1050 TiやRX 560を確実に上回るようだ。
[GDC 2018]新作ゲーム機「Atari VCS」,その正体はAMD製APU搭載のLinuxマシンだ
Atariというブランドから登場する据え置き型ゲーム機としては四半世紀ぶりの新作となる「Atari VCS」。GDC 2018に合わせて本機を正式発表したAtariは,会場近くのホテルで実機を披露していたので,Bristol RidgeベースのAMD製APUベースのLinuxマシンとなる実機のインプレッションをお届けしたい。
[GDC 2018]「フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと」の完成は奇跡だった? 常識外れとも思える開発手法が紹介された講演をレポート
Game Developers Choice AwardsにおいてBest Narrative Awardを受賞した「フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと」の開発は,作品以上に奇妙な過程を通過していた。creative directorのIan Dallas氏がその秘密を語った講演をレポートしよう。
[GDC 2018]「Job Simulator」を生んだOwlchemy Labsの新作は,仕事疲れでバケーションを楽しむ主人公の狂騒曲を描く「Vacation Simulator」
VRゲームの名作「Job Simulator」を生み出したことで知られるOwlchemy Labs。その新作「Vacation Simulator」が,GDC 2018のイベントフロアにあるOculusの専用ブースで初公開された。前作から大きく進化した本作のデモをさっそく体験してきたので,ご紹介しよう。
[GDC 2018]HTCのスタンドアロンVR HMD「Vive Focus」,2018年内の発売が決定
北米時間2018年3月21日,HTCは,GDC 2018に合わせ,スタンドアロン型のVR HMD「Vive Focus」を2018年内に世界市場で発売すると発表した。「Snapdragon 835」と,片目あたり1440
[GDC 2018]西川善司の3DGE:DirectX RaytracingにRTX,Optix,ProRenderにRadeon Rays。“レイトレだらけ”の状況をすっきりさせてみる
GDC 2018における3Dグラフィックス関連で最大のトピックとなるのがレイトレーシングだが,にわかに「DirectX Raytracing」(DXR)や「RTX」などなど,関連キーワードが出てきたことで,カオスな状況になっていた。連載「西川善司の3Dゲームエクスタシー」,今回はその状況の整理を試みてみたい。
[GDC 2018]「スプラトゥーン」はもともとウサギゲーだった! イカしたゲームになるまでの紆余曲折
Wii Uの晩年期に彗星のごとく登場し,今や任天堂の代表的なブランドにまで成長したスプラトゥーンシリーズ。GDC 2018では,なぜスプラトゥーンが「イカ」したゲームになったのかを,任天堂の開発者が自ら振り返るセッションがあったので,レポートしたい。実はスプラトゥーン,最初はウサギが主人公だったようだ。
[GDC 2018]日本の小さなゲームメーカーは世界で戦えるのか。Onion Gamesの木村祥朗氏が「Million Onion Hotel」の制作について語った
サンフランシスコで開催中のGame Developers Conference 2018で,「moon」「NO MORE HEROES」などで知られる木村祥朗氏がスマートフォン向けタイトル「Million Onion Hotel」の開発の裏話を語った。果たして,日本の小さなゲームメーカーは世界で戦えるのだろうか?
[GDC 2018]映像やAR/VR,さらにリアルタイムレイトレーシングまで! 2018年のUnreal Engineはこうなる
北米時間の2018年3月21日,サンフランシスコで開催されている「Game Developers Conference 2018」で,Epic GamesによるGDC内イベント「Unreal Day」の基調講演が行われた。本講演では,直近そして今後のUnreal Engineの状況が語られたほか,Nintendo Switch版「ARK: Survival Evolved」が発表された。
[GDC 2018] 任天堂が明かす,「ARMS」に活かされた「マリオカート」の経験とは?
GDC 2018の3日目,任天堂「ARMS」の制作を手がけた任天堂の矢吹光佑氏によるセッションが行われた。格闘ゲームとしては珍しい,キャラクターの背後からの視点を用いるARMSが,どのようにして生まれたのか,セッションで語られた内容をまとめよう。
[GDC 2018]Futuremark,「DirectX Raytracing」ベースとなるリアルタイム技術デモのムービーを公開
北米時間2018年3月21日,FuturemarkはGDC 2018に合わせて,「DirectX Raytracing」ベースとなる技術デモのムービーを公開した。また,同時にFuturemarkは,2018年末に向けて「3DMark」へ新しいDirectX Raytracingテストを導入することも予告している。
[GDC 2018]「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」はいかにして誕生したのか。生みの親がその秘話を語った講演をレポート
GDC 2018の3日目に「Classic Game Postmortem: 'Sonic the Hedgehog'」と題されたセッションが行われた。「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」というキャラクターがいかにして生み出されたのか,生みの親である大島直人氏と安原広和氏が語った講演の内容を紹介しよう。
[GDC 2018]ついにベールを脱いだ「Oculus Go」のローンチタイトルとなる「Anshar Online」と「They Suspect Nothing」をプレイ
2018年前半のリリースが予定されているスタンドアロン型VRヘッドマウントディスプレイ「Oculus Go」が,GDC 2018のOculusブースで出展され,ローンチタイトルとなる作品もいくつか公開された。今回はその中から,「Anshar Online」と「They Suspect Nothing」をプレイしたので,紹介する。
[GDC 2018]視線追跡技術がVRを進化させる。Tobiiの語る「2ステップ・インタラクション」とは
視線追跡技術の老舗であるTobiiが,GDC 2018で視線追跡とVRに関するセッションを行った。同社が「2ステップ・インタラクション」と呼ぶ,視線追跡による自然なVR向け入力システムの説明がテーマだったが,本稿ではそれに加えて,TobiiとQualcommの提携や,VR機器における視線追跡技術の利点についてもレポートしよう。
[GDC 2018]「NieR:Automata」はどのような方向性をもって作られたのか。田浦貴久氏とヨコオタロウ氏が語る
個性的な世界観とストーリーで人気を博した「ニーア」シリーズ。その最新作となる「NieR:Automata」は,日本のみならず海外でも熱心なファンを生んだ。田浦貴久氏とヨコオタロウ氏は,何を考えてこの作品を作っていったか。GDC 2018で行われた講演の模様をお伝えしたい。
[GDC 2018]昨年の最も優れたゲームを選ぶ「Game Developers Choice Awards」が開催。「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」がGame of the Yearを受賞
北米時間の2018年3月21日,ゲーム開発者向けイベント「Game Developers Conference 2018」で,恒例の「Game Developers Choice Awards」が開催された。ノミネート5作品中,日本のタイトルが3本を占めた「Game of the Year」は,「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」が受賞した。
[GDC 2018]VRでマルチプラットフォーム展開をしていくということ
[GamesIndustry.biz]GDCと併催されているVRDCでは,VR開発に関する話題が多く提供されている。Turbo Buttonのセッションでは,6種のVR機器に対応した「Floor Plan」の例をもとに,多くの機器やコントローラに対応する際の注意が語られた。
[GDC 2018]「Far Cry 5」におけるこだわりの「水面」表現法,教えます
GDC 2018では,今月中の発売予定となっているシリーズ最新作「Far Cry 5」の水表現に絞って,そのこだわりと実装法について開発者自ら語るセッションがあった。「現行技術ベースの水面描画システムとしてはトップレベル」と断言する西川善司氏によるレポートをお届けしたい。
[GDC 2018]ひと目でゲームの面白さが分かる画面設計の秘訣は,ポスター制作にあり? 良い画面設計のための,シンプルな方針
PCが普及し,またスマートフォンが爆発的に広がっていくなかで,ゲーマー以外の人々がコンピューターゲームに触れる機会は,劇的に増えていった。そんな中で,「パッと見て面白そう」かどうかは,ときに作品の生死すら分けかねない。ではどうしたら実現できるのか? その秘訣を,ポスター制作のノウハウに求めた講演の模様をお伝えする。
[GDC 2018]次の巨大ゲーム市場はインド。世界最大のデータ消費量を記録したインドにゲーム業界も注目
インドは,3Dアセットなどのアウトソーサーとしてゲーム業界でも存在感を示しつつあり,2022年までには中国を抜いて世界最大の人口になると言われている。多くのゲーム企業が,次なる巨大市場ととらえているインドに関するGDCの講演内容をお伝えしよう。
[GDC 2018]複合現実はアトラクション向き? HoloLensを使ったパックマンの開発で見えたものとは
GDC 2018の2日めである3月20日,バンダイナムコが,MR(複合現実)アトラクション「PAC
[GDC 2018]「DayZ」や「Warhammer: Vermintide 2」などがプレイアブル展示されていたMicrosoftのイベント「ID@Xbox GDC 2018 Games」をレポート
北米時間の2018年3月20日,Microsoftはカリフォルニア州サンフランシスコで「ID@Xbox GDC 2018 Games」を開催した。Xbox One向けにリリースされる予定のインディーズタイトルを集めて,関係者やメディアに紹介するというおなじみのこのイベント。いくつかの作品をピックアップしてレポートしたい。
[GDC 2018]またボードゲームデザインデイがGDCにやってきた。ボードゲームにおけるランダマイザの特性とは
GDC 2017で始まったボードゲームデザインデイは,GDC 2018でも開催されていた。今年は全体的に見て「ボードゲームをPC(モバイル)に移植する」というテーマが散見されたが,純粋にボードゲームのデザインに特化した講演も多かった。本稿では,「ボードゲームにおけるランダマイザの扱い方」という内容の講演をレポートしよう。
[GDC 2018]キャラクターが外の世界を感知する。Magic Leapの開発者達が新世代のAI技術をアピール
MRヘッドマウントディスプレイ「Magic Leap One」を開発中のMagic Leapが,GDC 2018で「Mixed Reality: Bringing Games and AI to the Real World」と題したセッションを行った。MRによって,ゲーム内のキャラクターが外の世界を感知して行動できるようになっていくという。
[GDC 2018]西川善司の3DGE:DirectX Raytracingでゲームグラフィックスは何が変わるのか。「Quantum Break」のRemedyが示す,その方向性
GDC 2018におけるホットトピックの1つがDirectX 12における「DirectX Raytracing」(DXR)の採用だというのは論を俟(ま)たないが,では,DXRによって,ゲームグラフィックスは何が変わり得るのか。連載「西川善司の3Dゲームエクスタシー」,今回のテーマはDXRだ。
[GDC 2018]インディーズゲーム制作における大失敗は,どのようにして起こるのか。そしてどう再起すればいいのか
GDC 2018のIndependent Games Summitで,「Failure Workshop」と題された講演が行われた。登壇したのは,手がけたタイトルがアーリーアクセス段階では大成功していたのに,リリースと同時に不評の嵐に見舞われ,そこから再起を成し遂げた2人の開発者だ。
[GDC 2018]ついにDirectXがレイトレーシングパイプラインを統合。「DirectX Raytracing」が立ち上がる
GDC 2018初日のセッションで,Microsoftは,レイトレーシングのパイプラインを「DirectX Raytracing」としてDirectX 12へ統合すると発表した。3Dグラフィックスの世界に新しいパラダイムシフトをもたらすかもしれない,この衝撃の発表について,西川善司氏による概要レポートをお届けする。
[GDC 2018]アメリカの格闘ゲームイベントの運営者が語る,「eスポーツの成功は“仲間意識”にあり」
毎年イリノイ州で開催されている格闘ゲームイベント Combo Breakerの発起人であり,現在はTwitchのeスポーツプログラムマネージャーとして活動の輪を広げるRichard Thiher氏が,これまで体験してきたアメリカの格闘ゲームコミュニティ内外の様子をGDC 2018のEsports Dayで語った。
[GDC 2018]「GeForce Experience」にハイライト動画のアニメーションGIF作成機能が加わる。「Ansel」専門画像サイトへの投稿も可能に
北米時間2018年3月19日,NVIDIAは,GeForceユーザー向け無料ソフトウェア「GeForce Experience」のVersion 3.13.1.30をリリースした。新バージョンでは,ハイライト映像の自動キャプチャ機能でアニメーションGIFを作成できるようになったほか,「Ansel」で作成した画像を専用サービスへ投稿する機能も加わっている。
[GDC 2018]VR脱出ゲーム「I Expect You To Die」のデザイナーが語る,VRゲーム向けの意外なアナログテスト方法
スパイの滑稽なシチュエーションを描いたVRゲーム「I Expect You to Die」のデザイナーが,GDC 2018に併設された専用トラックに登壇した。彼らがVRゲームを試作するときに活用した「Brownbox」とは何か。意外にアナログな手法だったため,来場者が大いに沸いた。
[GDC 2018]「Halo」らしいRTSを作る。「Halo Wars 2」開発にあたって立てられた目標とは
サンフランシスコで開催中のゲーム開発者向けイベント「Game Developers Conference 2018」で,「Halo Wars 2: A UX Postmortem」と題されたレクチャーが行われた。本講演では,2017年2月にリリースされたRTS「Halo Wars 2」がどのような目的をもって開発されたかを,343 Industriesの開発者が語った。
[GDC 2018]FFXVのゲームAIは,開発の工程にどう取り込まれたのか? 日本のゲームAI研究の第一人者が語る,FFXVのAI概論
「FINAL FANTASY XV」は,スクウェア・エニックスが持つ技術の粋が尽くされた作品と言える。だが,その完成度を高めていくには,それぞれの技術の強みをうまく活用できる制作体制が必要となる。同作の開発チームは,ゲームAIをどのようにして「現場が使える」ものとしたのかを,日本のゲームAI研究の第一人者である三宅陽一郎氏が語った。
[GDC 2018]Googleが語る「ゲームに現実世界を取り込む方法」
GDC 2018の初日となる北米時間2018年3月19日,「Google Developer Day 2018」として,Googleがワンデイイベントを開催した。そこでは,スマートフォン用アプリで「現実をゲームに取り込む」ためのプラットフォーム「ARCore」などの紹介があったので,簡単に紹介してみたい。
[GDC 2018]大学機関で育まれるeスポーツの芽。選手には奨学金も支給されるマイアミ大学の実例を紹介
GDC 2018の初日に開催されたEsports Dayで行われた,マイアミ大学のゲーム学准教授のPhil Alexander氏によるセッション「Building Collegiate Esports from Student Clubs to Varsity Teams(サークルから大学選手権まで,大学eスポーツの構築法)」を紹介する。同大学のeスポーツへの取り組みが語られたセッションだ。
[GDC 2018]Atari,据え置き型ゲーム機「Atari VCS」を正式発表
2018年3月19日,Atariは,「Ataribox」と呼ばれていた据え置き型ゲーム機「Atari VCS」を正式に発表した。オリジナルAtari 2600の付属品をイメージしたクラシックな専用ジョイスティックと,今どきのデザインをした専用ゲームパッドの画像も公開している。予約受付は2018年4月に始まる予定だが,正式な発売日や価格は明らかになっていない。
[GDC 2018]VRとAIを組み合わせてプリビズを作る。Disney Researchが取り組んでいる驚きの試みとは
サンフランシスコで開催中の「Game Developers Conference 2018」にて,Disney Researchが取り組んでいる試みが紹介された。それはVRとAIを組み合わせて,映像を制作するというソフトウェアシステム。なかなか興味深い内容だったので簡単に紹介したい。
[GDC 2018]「大切なことはみんなプロレスが教えてくれた」。プロレスとゲームの深い関係を語る講演をレポート
「Game Developers Conference 2018」で,「It's Not Fake, It's Pro Wrestling: Applying Wrestling Storytelling in Games」という講演が行われた。プロレスゲームの作り方かと思ったら,プロレス愛に満ちた異色のレクチャーだったのだ。
[GDC 2018]NVIDIA,ゲーム向けのリアルタイムレイトレーシング技術「RTX」を発表
北米時間2018年3月19日,NVIDIAは,ゲームグラフィックス向けのリアルタイムレイトレーシング技術「RTX
[GDC 2018]さらに規模を拡大したGDCが開幕。セッション数は約770本に
北米現地時間2018年3月19日,世界最大のゲーム開発者カンファレンス「Game Developers Conference 2018」がサンフランシスコで開幕した。今後発売されるゲームで使われるであろう技術や,最新のゲームで駆使されているテクニックなどを知ることができ,内容面でも世界一の開発者会議である。
GDC初心者に贈るサバイバルガイド
[GamesIndustry.biz]来週からサンフランシスコで開催されるGame Developers Conference 2018。Unity TechnologiesのLiz Mercuri氏が,学生時代に初めてGDCに行って得た知見を初心者のためにまとめている。