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「ファイナルファンタジーXI」，1月の退会処分者数を発表
スクウェア・エニックスは本日（1月25日），MMORPG「ファイナルファンタジーXI」(以下，FFXI）で，規約を違反していたアカウント6100件以上に対し，退会処分を行ったことを公式サイトで明らかにした。なお，これに伴い，全ワールド総計で約172億ギルが凍結されている。
6100件の内訳は，
（1）不正な方法でキャラクターを移動させていた……約2300件
（2）特定のエリアやノートリアスモンスターが出現する地点で，不正な方法により実際には不可能なタイミングでアビリティなどを使用していた……約850件
（3）以前にRMTへの関与や不正行為により強制退会となった会員による再入会……約1850件
（4）RMTに関与していた……約1100件
となっている。
7450アカウント以上への対処が行われた前回（12月）の発表時と比べると，（2）の項目が約5分の1に減少しているのが興味深い。裏を返せば，この不正行為そのものを封じ込めることに，ほぼ成功しつつあるということだろう。
また，一度退会処分を受けた会員の再入会に対しては，前回より1000件ほど減っているものの，それでも約1850件の処分が行われているということは，再入会会員の特定が高精度で行えているからこそであると思われる。
もちろんこれは，スクウェア・エニックスが結成した「不正行為へのスペシャルタスクチーム」の働きがあってこそのもの。これが今後，RMTを取り巻く環境にどのような影響を与えるのが，注意深く見守っていきたい。（TeT）
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