※赤字で表記されているものは,アップデートなどで追記を行った部分です。対応するアップデートのバージョンを,文末に記載しています(S1.1→SIGN Ver.1.1,R1.04→REVELATOR Ver.1.04など)。
※緑字で表記されているものは,「REV 2」以降のアップデートで追記を行った部分です。対応するアップデートのバージョンを,文末に記載しています(R2→REV 2,R2 2.10→REV 2 Ver.2.10)。
プロフィール
過去において,正義と秩序を何よりも重んじたカイは,誠実であると同時に融通の利かない性格でもあった。そのため,自由奔放に生きるソルと衝突する場面も多かった。王の身になって以来,その熱意は広い視野へと変貌し,より多くの立場からものを考えられるようになっている。(CV:草尾 毅)身長 | 178cm |
体重 | 58kg |
出身 | フランス |
血液型 | AB型 |
誕生日 | 11月20日 |
大切なもの | ディズィー,シン,みんなの笑顔 |
趣味 | ティーカップコレクション |
嫌いなもの | 自らの弱い心 |
基本性能
スタンダードな飛び道具に上昇系無敵技,対空やけん制に使いやすい通常技と一通りの技が揃っているカイは,攻めて良し守って良しのオールラウンダーだ。クセのあるキャラクターばかりが登場する本作の中でも,屈指の扱いやすさを誇るので,初心者にもオススメのキャラクターといえる。とくに+Kやスタンエッジ・チャージアタックを活用した固めが強力で,これで相手を画面端に追い詰めたのち,画面端限定の強烈な連続技に持ち込むのが勝ちパターンだ。ただし,ガードを崩す手段がほかのキャラクターと比べて乏しいので,こちらから攻めてダメージを与えるには,ひと工夫が必要になる。また,相手の攻めをしっかりガードして防ぎきる冷静さも,勝利へのカギとなる。
相手の起き上がりにはスタンエッジ・チャージアタックを重ね,画面端へと追い込みながら攻めを仕掛けるのがシンプルかつ強力 |
打撃技によるガード崩しがあまり得意ではないカイ。そのため,どこで地上投げを狙うかが,試合を有利に進める上で重要となる |
コマンドリスト
必殺技 | |
---|---|
スタンエッジ | +S |
スタンエッジ・チャージアタック | +HS |
空中スタンエッジ | 空中で+S or HS |
スタンディッパー | +K |
グリードセバー | +K |
ヴェイパースラスト | +S or HS(空中可) |
スプリットシエル | +D |
グラインダー生成 | 立ちD or ジャンプD or スプリットシエルを発動する |
デュランダルコール | グラインダーに各種スタンエッジ,またはセイクリッドエッジを放つ |
覚醒必殺技 | |
ライド・ザ・ライトニング | +HS or D(空中可) |
セイクリッドエッジ | +P |
一撃必殺技 | |
ライジング・フォース | 一撃準備後に+HS |
ガトリングルート
共通動作&カラーバリエーション
挑発1 |
挑発2 |
敬意1 |
敬意2 |
一撃準備 |
通常技解説
立ち攻撃
しゃがみ攻撃
地上特殊技
ジャンプ攻撃
共通システム技
必殺技解説
スタンエッジ
+S
自分の真横に向かって飛ぶ,スタンダードな飛び道具。発生と弾速に優れる代わりにスキは大きめなので,こちらの通常技が届かない間合いでの地上けん制や,連係の締めに使いたい。けん制で使うときは,入力直後に黄色ロマンキャンセル〜ダッシュと入力して追い掛けるのも手。なお,姿勢の低い行動や技で潜られてしまう点には十分注意しておこう。黄色ロマンキャンセル受付可能時間が9Fから12Fに延長された。非常に強力だが入力の難しかった,黄色ロマンキャンセルがやりやすくなっている。代わりに,基底ダメージ補正90%が追加されたので,連続技の威力は若干減少した(S1.1)。
地面に接している足元部分のやられ判定を増加された(R2)。
これまで移動中に変動していた攻撃判定の大きさが統一された(R2)。
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 全体動作 |
---|---|---|---|
30 | 10 | -10 | 全体46 |
スタンエッジ・チャージアタック
+HS
スタンエッジの強化版ともいえる技で,発生と弾速が遅い代わりに3ヒットする。足払いや地上投げのあとに出して相手の起き上がりに重ねるのが主な使いどころ。交差させた両腕を開く瞬間にロマンキャンセルすれば,飛び道具を発生させつつ黄色ロマンキャンセルできるので,これをダッシュで追い掛けるのが非常に強力だ。ロマンキャンセルのタイミングが早すぎると弾が出ないので,トレーニングモードでしっかり練習しておきたい。これまで移動中に変動していた攻撃判定の大きさが統一された(R2)。
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 全体動作 |
---|---|---|---|
20×3 | 38 | +14 | 全体69 |
空中スタンエッジ
空中で+S or HS
Sは自分の斜め下方向へ,HSは斜め横方向へとスタンエッジを繰り出す技で,発射後は着地するまで動けない。S版は地上の相手への跳び込みに交ぜ,対空技を潰す用途に使っていける。HS版は離れた間合いで後方ジャンプから出せば,地上と空中を同時にカバーできるけん制となる。どちらも攻撃判定自体は大きくないので,相手との位置関係をしっかり把握してから撃つようにしたい。攻撃レベルが4から3に減少し,相手に当てた際の状況が悪くなった。基底ダメージ補正90%も追加され,数字の上では下方修正を受けたが,元々が強力な技なので,従来どおりの使いかたができる(S1.1)。
攻撃力 | 発生 | 最低空時の硬直差 | 全体動作 |
---|---|---|---|
33 | 21 | S版:+2 | 全体41 / 着地硬直14 |
スタンディッパー
+K
下段のスライディングで突進したのち,斬り払いを放つ2段技。2段目ヒット時にダウンを奪えるが,初段の当たる距離が近すぎると連続ヒットしないので,連続技に組み込む際は工夫が必要になる。攻撃中の姿勢が低く,特定の飛び道具や攻撃判定の高い技を潜りつつ攻撃できるため,奇襲としても強力。ただし,ガードされてしまうとスキが大きいので,ロマンキャンセルでのフォローを忘れないこと。発生が非常に早く,奇襲や割り込みとしても頼りになる技だが,基底ダメージ補正90%が追加されてしまったので,ダメージはやや減少気味(S1.1)。
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 攻撃属性 |
---|---|---|---|
12・32 | 5 | -15 | 下・上 / 空 |
グリードセバー
+K
小さく跳び上がって斬り下ろしを見舞う中段技。ある程度発生が早く,ヒット時に連続技に持ち込めるものの,慣れている相手にはガードされやすく,スキも大きいのが難点。連係に組み込むよりも,跳び上がる動作のおかげで足元を狙う攻撃に強いことを利用して,中距離からの奇襲に使いたい。先端を当てればリスクを軽減できるほか,ヒット時に強力な連続技に持ち込みやすくなることを覚えておこう。崩しとして強力な必殺技だが,ガード後に距離が離れにくくなったため,ガードされた場合に,近距離立ちSなどから手痛い反撃を受けやすくなった。リスクを低減するため,ロマンキャンセル用のテンションゲージを確保して使いたい。また,ヒット時に相手をバウンドさせる浮きの高さが減少したことで,連続技の中継に使いやすい性能となった(R2 2.10)。
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 攻撃属性 |
---|---|---|---|
30 | 19 | -10 | 中 / 空 |
ヴェイパースラスト
+S or HS(空中可)
垂直に跳び上がりながら斬り上げる無敵技。Sは発生が早いが発生直前に無敵が切れるので,切り返しや割り込みには,発生まで無敵が持続するHS版を使いたい。ただし,攻撃判定が高い位置にあるため,低姿勢の相手には当たりにくく,空振りするとロマンキャンセルも不可能な点に注意。なお,HS版はダウン復帰不能時間が非常に長いため,画面端かつ空中で当てればさらなる追撃が可能。空中版はS,HSともに地上S版と似た性能なので,連続技の締めに使おう。空中HS版ヒット時の横方向への吹き飛びが増加した(R2 2.10)。
種類 | 攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|---|
S版 | 48 | 9 | -30 | 1-8無,9〜空 |
HS版 | 48 | 11 | -34 | 1-10無,11-15打,11〜空 |
空中版 | 48 | 9 | ― | 1-8打 |
スプリットシエル
+D
少しだけ踏み込んで掌底を放ったのち,その場にグラインダーを生成する。地上ヒット時はよろけを誘発,空中ヒット時は相手を吹き飛ばせるが,リーチが非常に短いのが難点。普段は遠距離でのグラインダー生成に利用できる程度だが,画面端であればよろけ効果と下記のデュランダルコールのおかげで,強烈な連続技を構成できるのがポイントだ。攻撃レベルが2から3に上昇し,ガードされた場合の硬直差が向上。また,空中ヒット時の相手の横吹き飛び量が減少した。足払い→スプリットシエルと連続ヒットさせたあと,強化版スタンエッジ・チャージアタックが画面中央でも起き上がりに重なるようになった。長時間拘束できるので非常に強力だ。その後はダッシュジャンプやダッシュで接近して畳み掛けよう(S1.1)。
よろけ時間が2フレーム(よろけ回復時1フレーム)増加され,連続技をつなげやすくなった(R1.03)。
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 相手よろけ最速回復時 |
---|---|---|---|
40 | 15 | -1 | +13 |
■グラインダー生成&デュランダルコール解説
グラインダー生成 | |
立ちD,ジャンプD,スプリットシエルを繰り出すと,回転する円形のマーク(グラインダー)が生成され,一定時間画面内に残り続ける。立ちDとスプリットシエルでは地上に,ジャンプDでは空中に,それぞれ画面に一つずつ,計二つまで設置可能。それ以上置こうとすると,先に設置したものが消滅する。 |
デュランダルコール
グラインダーに対して,スタンエッジ,スタンエッジ・チャージアタック,セイクリッドエッジを当てると,そのタイミングで飛び道具が強化される。空中版を含むスタンエッジは,飛び道具の軌道と同様の方向に,一気に画面端へと到達する雷撃が発生。スタンエッジ・チャージアタックは射程に制限が生まれる代わりに,6ヒットとなる雷撃の槍に変化。相手に触れさせれば,通常版以上に大きく有利な状態を作り出せる。セイクリッドエッジは,強化版スタンエッジに近い性質の単発技となるが,大幅にダメージがアップし,またヒット時は相手を吹き飛ばすほか,画面端に到達したときは壁張り付きを誘発する。強化版空中スタンエッジの攻撃力が33から43に増加した。また,S版の地上カウンターヒット時によろけを誘発するように。低い位置でカウンターヒットすれば,着地後に発生の早い攻撃で追撃可能になり,見返りが大きくなった(S1.1)。
スタンエッジが強化される縦方向の範囲が拡大された(R2 2.10)。
強化版地上スタンエッジのヒットストップが増加された(R2 2.10)。
強化版スタンエッジ |
強化版空中スタンエッジ |
強化版スタンエッジ・チャージアタック |
強化版セイクリッドエッジ |
種類 | 攻撃力 | 硬直差 |
---|---|---|
強化版スタンエッジ | 40 | +8 |
強化版空中スタンエッジ | 33 | ― |
強化版スタンエッジ・チャージアタック | 20×6 | +18 |
強化版セイクリッドエッジ | 100 | +6 |
覚醒必殺技:ライド・ザ・ライトニング
+HS or D(空中可)
暗転後,雷を帯びた状態で突進する覚醒必殺技。ヒット時にダウンを奪え,攻撃判定発生後まで続く長い無敵時間があるため,切り返しにも使いやすい。ただしガード時のスキは大きいので,ロマンキャンセルによるフォローも視野に入れておこう。空中版もほぼ同様の性能で,威力が高いため空中連続技の締めに役立つが,ヒット時の効果が異なる点に注意。画面端付近で当てると壁張り付きを誘発できる代わりに,ダウンは奪えなくなる。ヒット時の横吹き飛び量が増加。ヒット時に相手を画面端まで運びやすくなった(S1.1)。
空中版は発生が2フレーム早くなり,連続技に組み込みやすくなった(S1.1)。
種類 | 攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|---|
地上版 | 36×5[45×5] | 10+1 | -22 | 1-25無 |
空中版 | 36×5[45×5] | 8+1 | ― | 1-17無 |
覚醒必殺技:セイクリッドエッジ
+P
5ヒットする雷撃を放つ飛び道具系覚醒必殺技。発生前に無敵時間が切れてしまうほか,地上で当てても見返りが小さいため,主に足払いからの連続技の中継として使っていくことになる。また,ヒット数が多く弾速が速めなので,相手が中距離から繰り出した飛び道具へのカウンターとして使うのもいいだろう暗転後に黄色ロマンキャンセルした場合,確実に飛び道具が発生するようになり,発生前にキャンセルしてしまうことがなくなった。また,暗転までが1フレーム早くなったうえ,ザトーのドランカーシェイドやレオのカーンシルトで跳ね返されなくなり,使い勝手が向上している(S1.1)。
これまで移動中に変動していた攻撃判定の大きさが統一された(R2)。
攻撃力 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|
27×5 | 4+3 | +7 | 4-6打 |
一撃必殺技:ライジング・フォース
一撃準備後に+HS
+HSのモーションで斬りかかる一撃必殺技。これがヒットすると帯電しての強烈な刺突を見舞い,相手を葬り去る。カイは地上で相手を高く浮かせる技を持っていないため,決着条件を満たしていても連続技には組み込みにくい。気絶した相手に狙うのが主な使いどころになるだろう。種類 | 発生 | 硬直差 | 無敵 |
---|---|---|---|
通常[決着条件成立時] | 9+12[5+12] | -17 | 9〜24無[5〜20無] |
基本コンボ解説
※このムービーは,SIGN Ver.1.1のものです。
1. 【立ちK→近距離立ちS→立ちHS】[C]→スタンディッパー(ダメージ84)
基本となる地上連続技だが,立ちHSのときに間合いが近すぎるとスタンディッパーの2発目が連続ヒットしなくなってしまう。間合いが近いときは,【立ちK→近距離立ちS→しゃがみS→立ちHS】にしたり,立ちHSのあとのキャンセルを遅らせて距離を調節できるとベストだ。なお,締めを立ちHS→足払いにして,起き攻めを狙っていく選択肢もある。2. グリードセバー→【立ちP→近距離立ちS→しゃがみHS】[C]→HSヴェイパースラスト(ダメージ86)
グリードセバーからの追撃。HSヴェイパースラストでダウンを奪えるので,ここからスタンエッジ・チャージアタックを絡めた起き攻めを展開できる。なお,グリードセバーの後半部分がヒットしたときは,ダッシュ〜【近距離立ちS→しゃがみHS】から3.の後半の空中連続技を叩き込めるので覚えておこう。3. 地上投げ[RC]→グリードセバー→しゃがみHS[JC]→ジャンプ【K→S】[JC]→ジャンプ【S→HS】[C]→空中ヴェイパースラスト(ダメージ128)
カイのガード崩しの要である,地上投げをロマンキャンセルしての連続技。グリードセバーで相手をバウンドさせたあと,しゃがみHSを少し引きつけ,2発当ててから空中連続技に持ち込もう。なお,しゃがみHS以降のつなぎは,カイの空中連続技の基本ともなるレシピ。空対空のジャンプKから直接狙ったり,対空の【+P→近距離立ちS→しゃがみHS】からも決められるので覚えておこう。