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「『Sony Park展 2025』 Part 2」内覧会レポート。ソニーの「ゲーム」「エレクトロニクス」「映画」をテーマにした3つのプログラムを体験できる
Sony Park展 2025は,ソニーグループの6事業をテーマに,同グループ所属のアーティストをフィーチャーした体験型プログラムだ。1月26日から3月30日まで開催されたPart 1では「音楽」「半導体」「ファイナンス」の3事業が取り上げられた。
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今回開催されるPart 2では,「ゲーム」「エレクトロニクス」「映画」の3事業をテーマに,BABYMONSTER,Creepy Nuts,そして牛尾憲輔さんという3組のアーティストをフィーチャーした3つのプログラムを体験できる。本稿では,この展示会の開催に先駆けて行われた内覧会の模様をお伝えする。
「ゲームは,社交場だ。」/ With BABYMONSTER
プログラム「ゲームは,社交場だ。」では,BABYMONSTERの楽曲をモチーフにしたオリジナルゲームを体験できる。
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「‘SHEESH’ Hunting Game」は,楽曲「SHEESH」に合わせて,プレイヤーが,画面奥から迫り来るBABYMONSTERのシンボルマークを撃つミュージックゲームだ。ソニーの触覚提示技術を用いた「ハプティックコントローラー」はボタンを押すと振動し,弾を撃った感覚を得られる。本作は2人プレイ用で,プレイヤー同士が協力することで高スコアを狙える。
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「‘DRIP’ Pixel Game」は,楽曲「DRIP」のミュージックビデオに登場するカセットテープをモチーフにしたアーケードゲームである。レバーでクルマを操作して,ボタンでジャンプし障害物を避けるという,シンプルなレトロ調のゲームに仕上がっている。
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「‘DRIP’ Dancing Reel」では,ソニーの3Dキャプチャー技術(可搬型ボリュメトリックシステム)を用いて,体験者のデジタルキャラが楽曲に合わせて踊る動画を獲得できる。動画は,出力された二次元コードにスマートフォンでアクセスすることにより再生可能だ。
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「エンタテインメントテクノロジーは,ストリートだ。」/ With Creepy Nuts
プログラム「エンタテインメントテクノロジーは,ストリートだ。」では,2025年11月にメジャーデビュー8周年を迎えるCreepy Nutsのストリート魂や,多面的な自己表現などを感じる音楽体験ができる。
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会場は鏡で囲われており,サイズの異なる8台のLEDディスプレイ「Crystal LED」と,約20台のスピーカーで構成された立体音響によって,回遊しつつ臨場感のある音楽体験を提供している。またソニーの触覚提示技術(Active Slate)を搭載したベンチに座ることで,音楽と振動の融合を体験できる。
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体験できるのは,「Creepy Nuts ONE MAN TOUR 2024」の「Bling-Bang-Bang-Born」や,「Creepy Nuts LIVE at TOKYO DOME」の「通常回」のライブパフォーマンスなど,このプログラムのために制作された6つのオリジナルコンテンツだ。
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「映画は,森だ。」 / With 牛尾憲輔
プログラム「映画は,森だ。」では,音楽家・牛尾憲輔さんが制作した,映画のサウンドトラックをテーマにした“森”の空間を体験できる。
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「Cinematic Soundscape」は,森を模した会場内で牛尾さんが影響を受けた作品や自身が担当した作品を含め,映画音楽という観点からキュレーションした21本の映画作品のサウンドトラックを聴きながら,「牛尾憲輔という音楽家の思考の中にある映画や映画音楽」に向き合える。
また,それぞれに用意された二次元コードにスマホでアクセスすることで,映画の基本情報や牛尾さんによる解説が読める。
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「Cinematic Soundscape Theater」は,牛尾さんが音楽を手がける2025年9月19日に全国公開予定のアニメ劇場版「チェンソーマン レゼ篇」のトレイラー映像を楽しめる,Ginza Sony Park限定のミニシアターだ。
190インチの大型スクリーンで上映される特別映像に合わせて,ソニーの「360 Reality Audio」でミックスした音源と,触覚提示技術(「Haptic Flloor」)により振動する床面がシンクロすることにより,爆発シーンなどで臨場感の高い体験を得られる。
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なお本展への入場は無料だが,事前予約制となっている。詳細は公式サイトを確認してほしい。
「Sony Park展 2025」公式サイト
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