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クラシカルな2D格闘ゲームを独特のルールでカードゲームに。「Fight Deck」のKickstarterキャンペーンが展開中
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カナダのHigh Octane Studioが手掛ける本作は,クラシカルな格闘ゲームのスリルがテーマだ。カードの絵柄も2D格闘ゲームの画面風になっており,リスペクトがうかがえる。
プレイヤーは8人のファイターから1人を選び,相手ファイターを倒すために戦う。ファイターたちの「通常技カード」「必殺技カード」「起き上がり技カード」といった技カードを用い,相手を攻撃するのだ。
技カードには,立ち,しゃがみ,ジャンプといった「Stance(姿勢)」に,下段,中段(overhead),対空といった「Hitbox(当たり判定)」,技の「スピード」,必殺技なら「必要ゲージ量」といった属性が付いている。
この技カードを駆使し,技を応酬する「Neutral Round」,体勢を崩した相手にコンボを叩き込む「Combo Round」,起き上がりの攻防「Wakeup Round」という3つのラウンドを戦う。
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Neutral Roundでは,シャッフルした手札から1枚を出して相手の技カードと勝敗を決める。勝敗を決めるのは,姿勢と当たり判定だ。ジャンプには対空技,立ちには下段技,しゃがみには中段が勝つという格闘ゲームではおなじみの強弱関係が再現されている(それでも決着がつかなければ,技のスピードが速い方が勝利となる)。
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勝った側はCombo Roundに移行し,手持ちの技カードをどんどん並べて攻撃できる。続けざまに技を出す,格闘ゲームのコンボだ。ここでは技のスピードが重要で,現在置いた技カードよりもスピードが小さなものを置ければコンボをさらにつなげられる。コンボが終われば,技カードの枚数とダメージ値でダメージを計算し,相手のライフがなくなればKOとなる。
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ライフが残っていればWakeup Roundで起き上がりの攻防に挑む。お互いに技カードと起き上がり技カードを出し,勝った側がCombo Roundでコンボを叩き込めるのだ。
遊び方などの細かい部分はルールブックが配布(リンク)されているので,そちらで確認してほしい。
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キャラクターは,竜の力と空手を使う「Dragon Fighter」,影の技を操る「Covenant Supreme」,神の力で戦う「Doom Vicar」,特殊部隊の戦闘技術を使う「Delta Elite」,呪いの血脈に生まれ,赤い月光のもとで真の姿を現す「Obsidian Tyrant」,魔法少女のような「Luna Sentinel」,防御に優れた相撲取り「Sumo Sensei」,踊りながら戦う「Cypher Braze」の8人が登場。それぞれに異なった特性と技を持っている。
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プレッジは42カナダドル(約4300円)から。2人分のカードが入ったパッケージが4種用意されており,Dragon FighterとCovenant Supreme,Doom VicarとDelta Elite,Obsidian TyrantとLuna Sentinel,Sumo SenseiとCypher Brazeのパッケージから選べる。29カナダドル(約3000円)のアドオンとして用意されている「Arcade Mode (Solo/Co-op Expansion)」では,ファイターたちのデッキに100枚以上の「ロジックカード」を組み合わせてCPUプレイヤーのようにし,ローグライクのキャンペーンとして遊べるという。
また,98カナダドル(約1万円)で2つのパッケージとプレイマット,168カナダドル(約1万7000円)で8人全員のカードとラウンドトークンなどのセットが手に入る。
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2D格闘ゲームを独特のルールでカードゲームとしており,1人でもプレイできる本作は,格闘ゲーム好きの友達を誘ってプレイするのも面白そうだ。
Kickstarterキャンペーン「Fight Deck: High-Octane Fighting Card Game」
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