国内最大級のインディーゲームイベント
「BitSummit Drift」が本日(2024年7月19日),京都・みやこめっせにて開幕した。開催期間は7月19日から7月21日まで。初日の19日は業界関係者やビジネスチケットの購入者が入場できるビジネスデイ,20日と21日が一般公開日となっている。
イベント初日の雰囲気をフォトレポートでお伝えするので,一般公開日に参加を予定している人の参考になれば幸いだ。
国内外のインディーゲームを中心に,
小規模開発タイトルや学生制作タイトルも
12年目を迎えたBitSummitは,
会場規模を拡大し,みやこめっせの1階と3階の2エリアで展開している。
3階のエリアではオフィシャルセレクションタイトルとして,
100を超える個人開発者や独立系スタジオによる作品を展示。それらを支えるインディーレーベルやメーカーのブースでも,パブリッシングや制作サポートを担当しているタイトルが紹介されている。
3階はオフィシャルセレクションタイトルおよびレーベルやパブリッシャのブースが中心。入場してすぐ視界に飛び込むのは,プラットフォーマーである任天堂とソニー・インタラクティブエンタテインメント(PlayStation)のブース
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自分のウィッシュリストをリアルに視覚化したらこんな感じ?」と感じさせる,個性的で魅力的なインディーゲームがぎっしりと並んだオフィシャルセレクションの一角。初日のビジネスデイからものすごい賑わい
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大手から新興まで,国内外のインディーパブリッシャやレーベルが出展
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BitSummitは,インディーゲームに限定されない,
ゲームに関する幅広い情報を発信する場として発展してきたイベントだ。
出展者も,インディーゲームのパブリッシングや開発サポートを行う企業,社内の小規模チームによる開発タイトルを展示しているゲームメーカー,コンテストやショーケースなどのイベントを運営する団体などさまざま。出展タイトルには学校や学生チームの作品やゲームジャム制作タイトルなども見られ,あらゆる形でゲームやそれに関わるものが取り上げられている。
ここからは1Fのブースやコーナーを紹介。こちらはBitSummit初となるボードゲームコーナーで,プレイ卓で実際にゲームを体験できる
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実験的なゲームを体験できる,変わったコントローラのゲームイベント「make.ctrl.Japan」
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学校や学生制作のゲームやゲームジャムのコーナー。多くの学生が,制作したゲームを紹介したり,情報交換をしたりしていた
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物販エリアには,おなじみのショップやブランドのブースが並び,Tシャツやキーホルダー,レコードなど,さまざまなグッズが販売されていた。なお3階にも,出展タイトルに関するグッズを販売しているブースがある
Steamでは,イベント開催に合わせて
特設ページを公開している。現地のプレイアブル出展タイトルには,Steamでデモ版が配信されているものもあり,自宅のPCで楽しめる。そのほかにも,ステージイベントやインフルエンサーの配信といった,メディアやSNSなどを活用したオンラインでの展開も見逃せない。
このように,現地でも自宅でも楽しめる,インディーゲーム好きにとって注目の3日間となるBitSummit。メディアパートナーでもある4Gamerも,もちろん現地レポートでたくさんのイベントの模様をお届けしていく予定だ。
最後に,現地参加する皆さんにひとこと。こまめな水分補給を欠かさずに!
天気予報を見ると……3日間の平均気温は35度! 館内は空調がしっかり効いているが,あちこち歩き回っているとけっこう汗がじわっとしてくる。水分と休憩をしっかりとりながらイベントを楽しもう。いのちだいじに
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