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サイバーエージェントが「刀剣乱舞」などで知られるニトロプラスを子会社化。ニトロプラスの社名および組織は現体制を維持
ニトロプラスは,「刀剣乱舞」をはじめとするゲーム,アニメ,小説,イラストなど幅広いジャンルでコンテンツ制作を手掛ける会社だ。
昨今,日本のみならず世界において,メディアミックス戦略を中心としたIP(知的財産)ビジネスが成長市場となっており,サイバーエージェントも積極的に参入している。このような背景のもと,テクノロジーとクリエイティブの融合で世界を目指す同社と,IPビジネスにおいて世界展開を目指すニトロプラスとの親和性の高さから,参画に至ったという。
なお,ニトロプラスの社名および組織は現体制を維持し,現・代表取締役および「刀剣乱舞」プロデューサーである小坂孝志(小坂崇氣)氏が継続して社長を務める。
サイバーエージェント公式オウンドメディア「CyberAgent Way」では,小坂氏とサイバーエージェント代表取締役・藤田 晋氏の対談インタビューが掲載されている。
小坂氏はグループ入りの背景について,自発的なアクションが重視される環境の会社において,育成や制度作りの構築が必要だと感じていたことや,これから10年のニトロプラスを見据えた時に,この課題解決を行い,同氏がコンテンツプロデュースに集中できる環境にしなくてはいけないと考えていたことを明かした。
そんな折に,同氏が社外取締役をしているネルケプランニングがサイバーエージェントの子会社となり,方針や文化を尊重してもらえたことを,子会社化に踏み切ったきっかけとしている。
サイバーエージェント「株式会社ニトロプラスの株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(PDF)
CyberAgent Way「コンテンツ愛が受け継がれる未来へ。ニトロプラスとサイバーエージェントの新たな挑戦」
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