「ザ・キング・オブ・ファイターズ」「サムライスピリッツ」「龍虎の拳」「餓狼伝説」など,複数のタイトルで1990年代から格闘ゲーム業界をけん引してきた
SNK。現在は「10年で世界のトップ10パブリッシャ」を目標に掲げ,新作の開発,人気IPのリブートなど,さまざまなチャレンジに取り組んでいる。そんなSNKの本社が2023年3月,
JR新大阪駅近くに移転し,新たなオフィスを構えた。今回,オフィスにお呼ばれして社内を案内してもらったので,
フォトレポートでその模様をお届けする。
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SNKは2023年7月14日,社内イベントとして「SNK Creators Conference」を開催した。ここでは,同社内にてゲーム開発に関する技術や情報,知見などを共有するための複数のセッションが行われた。本稿ではその中から,SNK 代表取締役CEO 松原健二氏と社外取締役 盛田 厚氏による特別講演の模様をお届けする。
[2023/08/21 08:00]
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「THE KING OF FIGHTERS」「SAMURAI SPIRITS」「餓狼伝説」など,SNKの名だたるIPをリヴァンプするプロジェクトを手がけている同社の大阪スタジオ。その大阪スタジオを取り仕切っている,SNKの第一ソフトウェア開発事業部 プロデューサー 小田泰之氏に,近況や各タイトルの開発進捗などを聞いた。
[2023/08/06 11:10]
SNKショールーム
新オフィスの受付脇には,SNKの歴代ゲームパッケージやグッズ,イラスト,アーケードゲームの筐体など(いずれも非売品)が展示されたショールームが設けられている。レアな品々が並べられており,SNKファンなら一度は足を運びたくなる場となっている。
SNKファンなら「これ,売ってほしい!」と思うものもありそうだが,残念ながらいずれも非売品とのこと
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エントランス
受付を挟んでショールームの向かい側には,広いエントランスが設けられている。ここには大型のモニターが設置されており,社内イベントなどを行うこともできる。
今回取材したのは,SNKの社内イベント「SNK Creators Conference」の当日。このイベントは,社内でゲーム開発に関する技術や知見などを共有するために開催された
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お堅いセッションばかりでなく,SNKの格闘ゲームの歴史をレジェンド開発者と当時のファンが振り返る座談会も行われていた
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SNKタイトルのオリジナルサウンドトラックや,攻略動画を収録したレーザーディスクなども展示されている
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会議室
会議室は,「餓狼伝説」のギース・ハワードや不知火舞,「サムライスピリッツ」の覇王丸などSNKタイトルの人気キャラクターの名前が冠されている。また室内には各キャラクターの大きなイラストが描かれている。
レコーディングスタジオ
SNKと言えば各タイトルを彩る楽曲も人気だが,それらを作り出すSNKサウンドチームのスタジオも社内に設置されている。ここでは楽器や声の収録はもちろん,ミキシングや立体音響の調整なども行っている。
このスタジオを施工した業者からプレゼントされたという,SNKサウンドチームのロゴ入りプレートが飾られている
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通路にはギターやベースも飾られている。「新世界楽曲雑技団」のステッカーが貼ってあるベースもあった
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