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開催が迫る「Game Developers Conference 2023」。Microsoftが予定しているセッションの概要などを発表
Xbox celebrates GDC by inviting game developers to discover innovative tools, fresh strategies, and new ways to succeed
2020年と2021年はオンラインのみ,2022年はオンラインとオフラインのハイブリッドイベントと,新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けてきた「Game Developers Conference」だが,2023年は,会場となるモスコーニセンターに多くの開発者を集めてセッションを行うという以前のスタイルがメインになるようだ(オンライン配信もあり)。
Microsoftの発表では,ゲーム開発者向けに33のセッションとパネルディスカッションが挙げられられており,うち22はオフラインの対面式で実施する予定だ。セッションの内容は,Xboxエコシステムへの参加方法やゲーム開発ツール,人材育成,AI,アクセシビリティ,チーム運営など,多岐にわたっている。「Warhammer 40,000: Darktide」のグラフィックス制作といった,具体的なタイトルについてのセッションもいくつか用意されており,IDGE(International Game Developers Association=国際ゲーム開発者協会)による発表も行うとのこと。
11のオンラインセッションでは,343 Industriesによる「Halo Infinite」の開発効率を高めた7つのステップといったGDCっぽい話題が取り上げられる。「Microsoft Visual Studio」を使った「Unreal Engine 5」の効率的なデバッグ方法や,「Minecraft」がAzure PlayFabをどのように使っているかなど,アマチュアには難しすぎるセッションも予定されている。11のテックトークの配信は,北米時間3月22日8:00(日本時間3月23日1:00)にMicrosoft Game Devの特設ページで開始する予定で,誰でも視聴可能とのこと。
なお,モスコーニセンター南館(西館の北東にあるので注意が必要)のロビーには,Xboxラウンジが設けられ,Microsoftのインディーズゲームプログラム,ID@Xboxの新作などが展示されるという。食事は無理だが,お菓子ぐらいなら置いてありそうなので,行く予定のある人は西館のロビーにも足を運んでみよう。詳しくは,Microsoft Game Devを参照してほしい。
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