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プロシーンで活躍する格闘ゲーマー55人が振り返る2018年。来年への抱負や展望も
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印刷2018/12/29 00:10

企画記事

プロシーンで活躍する格闘ゲーマー55人が振り返る2018年。来年への抱負や展望も


sako

所属:FAVgaming / スポンサード:HORI
主戦タイトル:ストリートファイターV アーケードエディション

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[質問1]2018年の活動内容について

 新チームFAVgamingに加入して,新しいスタートを切った年でした。海外大会に積極的に出場しながら国内リーグにも参加と,体力的にはこれまでのプロ活動で一番キツかったですね(笑)。
 練習時間の確保は大変でしたが,「Capcom Pro Tour」プレミア大会で2回優勝,世界ランキング5位,国内リーグの戦績も3位となかなかの結果がついてきてくれたので,手応えを感じてうれしかったです。「Capcom Cup」はもっと上位まで勝ち上がりたかったですが,総合的には良い年になりました。

[質問2]2018年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品

 「MONSTER HUNTER: WORLD」です。もともと大好きなシリーズなんですが,採取やマップ移動がスムーズになるなど,痒いところに手が届いているというか……これまで不満だった部分が大幅に改善されてさらに遊びやすくなりました。オープンワールドでモンスターがマップをまたいで逃げることがなくなったのは,もはや感動です! ステージのギミックが多彩なところも,ゲームをより面白くしてくれています。

[質問3]2018年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー

 「EVO 2018」の「ストリートファイターV アーケードエディション」部門で優勝したProblem Xです。ベガとアビゲイルを使うプレイヤーなんですが,EVOで見たベガのクオリティが高すぎて衝撃を受けました。とにかく“やりこみ”がすごい。こんなところまで詰めているんだ! と感心するほど細かく対策を練っていて,とても参考になりました。
 正直,これまでベガというキャラクターにはそれほど注目しておらず,キャラクター対策も温かったと思いました。あれだけキチンとやられると,こちらも考えざるを得ないですよね。あらためてベガというキャラクターの評価や対策を考える切っ掛けになりました。

[質問4]2019年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

 2019年で自分はついに40代に突入です。日本の(世界の?)格闘ゲームのプロでは最年長ですが,まだまだ現役でがんばります。プロゲーマーの最年長記録を更新しつつ,さらに良い結果が出せるよう,引き続き精進します。
 年末のFAVファンミーティングでは応援してくれる人たちに直接会えて「こんな気持ちで観てくれているんだ」とうれしくなりました。来年も自分のプレイで楽しんでもらえるようがんばりますので,応援よろしくお願いします!


サミット

所属:Walker Gaming
主戦タイトル:GUILTY GEAR Xrd REV 2

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[質問1]2018年の活動内容について

 兼業ではありますが日本で初めての「GUILTY GEAR」シリーズのプロプレイヤーとなったため,多くの方から注目を浴びた1年間でした。
 海外大会を初め,「Fukui e-SPORTS Festival」や仙台の「F1カップ」など遠征を積極的に行い,GUILTY GEAR界隈を盛り上げること,Walker Gamingの認知度を上げることに貢献できたのではないかと思います。成績もかなりよかったですが,これからも慢心せずに研鑽を積みたいですね。

[質問2]2018年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品

 新宿VRゾーン内の「近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds」です。初めてフィールドVRアクティビティというものを経験したのですが,VRはここまで進化しているのかと驚愕しました。

[質問3]2018年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー

CloyD(クロイド):
 「恋姫†演武」勢の方で自分の恋姫の師匠でもあります。CPUに対し,発生の速い中段攻撃のガードや対空をできるまでひたすら練習するなど,ゲームに対する姿勢がすばらしく,見習うべき点が多数あり勉強になりました。

[質問4]2019年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

 今年は多くの方に応援していただき,良い結果を残すことができました。プレイヤーとして人に魅せるプレイを常に行い,いろいろな方に自分のプレイを楽しんでいただきたいという気持ちで闘っています。2019年もゲームを楽しみながら,かつ,多くの方に楽しんでいただけるように尽力してまいりますので,ぜひ自分のプレイを注目してください!
 また,活躍の場や機会を増やし,GUILTY GEAR以外の格闘ゲームでも皆様にお会いできたらと思います。2019年もサミットをよろしくお願いいたします!


ジャワカレーアキラ

所属:ウェルプレイド
主戦タイトル:ソウルキャリバーVI,DEAD OR ALIVEシリーズ,鉄拳7など

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[質問1]2018年の活動内容について

 上半期は特にこれといった活躍がなく,アルバイトを中心に生活。7月に「EVO 2018」の出場権を賭けた予選大会に参加して優勝し,人生初のEVOに行きました。結果は12位とあまり芳しくない結果ではありましたが,この大会に参加する機会を作っていただいたYOSHIMOTOゲーミングの関係者の皆様,渡航後もケアしてくれたウェルプレイドの皆様には改めて感謝いたします。
 結果を残せなかったこともそうですが,競技を1個に絞って楽しむことを優先し,浮かれてしまっていたことなど,反省点すべき点は多かったです。

[質問2]2018年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品

 下半期に発売した作品ですが,「ソウルキャリバーVI」が印象もよく,バリバリ楽しませていただいています。ほかのタイトルだと,「MONSTER HUNTER: WORLD」,「Marvel’s Spider-Man」,「ロックマン11 運命の歯車!!」とかもろもろ……。まだまだプレイしていないタイトルも多いので時間が欲しいですね(笑)。

[質問3]2018年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー

「鉄拳7」:
 ダブルさんやYouTuberとしても面白いヒッポさん,楽しむことをモットーに活躍しているキング総会のみなさんなど書ききれません。

「ソウルキャリバーVI」:
 さんくろさん,たもねぎさん,鳩麦さん……これも書ききれないですね(笑)。

「DEAD OR ALIVEシリーズ」:
 Red Bullのマンデーナイトストリークスで4連覇を阻止したフラックさん。個人的に人間性能や立ち回りなどではトップだと思っています。

[質問4]2019年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

 まずはこういった機会を設けていただいた4Gamerの関係者の皆様に感謝いたします。来年はやりこむタイトルを絞って,大会の結果も残していければと思います。応援してくれている人をがっかりさせないようにがんばります。


ジョビン

所属:よしもとゲーミング初のプロゲーマー / 肩書:第4代DEEPフェザー級王者
主戦タイトル:ストリートファイターV アーケードエディション

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[質問1]2018年の活動内容について

 初めて海外のeスポーツ大会に出場しましたが,いい経験になりました。
 また,個人配信でジョビンチャンネル魂の10先という企画をやりました。そこで日本の強豪プレイヤーと対戦する過程で,自分のプレイヤーとしてのスキルやキャラ対策を磨けました。2018年の経験を生かして,2019年は結果を出して世界のトッププレイヤーと肩を並べたいと思います。

[質問2]2018年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品

 「ストリートファイターV アーケードエディション」です。これが世に出る最後の挑戦と思ってますし,ほかのゲームのことを考える余裕はありません。

[質問3]2018年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー

 自分の師匠であり,目標でもあるマゴさんです。

[質問4]2019年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

 「Capcom Pro Tour」で結果出します!


ジョニィ

所属:Fudoh
主戦タイトル:ストリートファイターV アーケードエディション

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[質問1]2018年の活動内容について

 今年はゲームの環境が大きく変わり,プロチームに入ることで,年十回以上の海外遠征を経験することになりました。
 良かった点は大会に向けての体調管理をしっかり整えられたことだと思います。海外大会は長い移動時間や時差,食事,文化の違いで,大会に本調子で臨めず後悔するといった話をよく聞いていました。ですので,日本であらかじめ時差に合わせて調整したり,現地でもできるだけふだんと同じ食事などを取れるように気を使っていたので,万全の体調で大会に臨めたと思います。
 しかし日本に帰ってきてから体調を崩し,練習に支障が出ることもあったので,そのほかの部分の対策もしていきたいですね。

[質問2]2018年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド:
 今年はほとんどアニメや映画も見ず,格闘ゲーム以外のゲームをプレイするとサボっているような後ろめたさを感じていたので,あまり触る気はなかったのですが,それでもつい手を出してしまったのがこのゲームです。そもそも自分は小さい頃から「ゼルダの伝説」シリーズが好きで,格闘ゲームを始めるまでに発売したシリーズはほとんどプレイしていました。
 本作はその中でも抜けて面白いゲームでしたね。美しい世界観,圧倒的な自由度,そこから生まれるさまざまな攻略。また,目的もなく,フィールドを歩き回っているだけでも楽しいゲームです。昔に比べて遊ぶゲームの種類は減ってしまいましたが,自分が知らない面白いゲームはまだまだあると思うので,時間を見つけてほかのゲームも触っていきたいと思います。

[質問3]2018年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー

竹内ジョン:
 彼とは年齢が近いこともあり,一緒に練習をすることが多かったのですが,そんな彼が海外大会で活躍を見せ,「Capcom Cup」出場寸前まで結果を残したことに,いろいろと思うところがありました。来年は彼の活躍に負けないようにさまざまな所を参考にし,活躍を見せたいと思います。

[質問4]2019年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

 今年はさまざまなことに挑戦させてもらい,自分を見つめ直すいいきっかけになったと思います。海外大会や個人配信,イベントへの出演など今までの人生でまったく経験の無いものばかりでした。
 大会の結果はまったく満足のいくものとはなりませんでしたが,ゲームへの取り組み方などは見えてきたと思うので,2019年は去年のような惨めな思いをしないようにがんばりたいと思います。


ストーム久保

所属:AtlasBear / スポンサード:無敵時間
主戦タイトル:ストリートファイターV アーケードエディション

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[質問1]2018年の活動内容について

 2018年1月にチームAtlasBearに所属し,それからは世界中で開催される予選大会のポイント上位26人と特別枠6人のみが出場できる「Capcom Cup 2018」本戦出場を目標に1年間過ごしてきました。
 初めは頻繁に海外へいく生活や,自分の人生に関わる試合の重圧の辛さに苦戦しましたが,たくさんの人の協力もあって目標の本選に出場することができたので大変うれしく思います。また,国内のイベントなどで新しい挑戦をさせてもらえる機会に恵まれたことで,大きく前進できた年になったと思います。2018年はたくさんの人に支えてもらって生き残れました。

[質問2]2018年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品

 「Nintendo Switch」はとんでもないですね! 海外遠征も一段落ついた時期に購入して遊んでみたのですが「これはとんでもねぇぞ……」と驚きの連続です。TVモードで「無双OROCHI3」を遊んだあとに少し疲れてきたなーとSwitch本体をスタンドから引き抜いて携帯モードにチェンジ。そのままベッドに横になりながら先ほどの続きを始める。なんて無駄がないのだろうか。
 横になっているうちに眠気に負けて寝落ちしてしまいますが,目が覚めたら枕元にあるSwitch本体を手に取って,眠る前からの続きを遊び初め,少し経ったら起き上がって,またスタンドにセットしてTVモードで遊ぶ……。
 あぁ,今の小学生はちゃんと学校行っているのでしょうか,とても心配になってしまいます。

[質問3]2018年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー

 正直に書くと自分のことでいっぱいいっぱいな1年だったので注目したプレイヤーはいませんでした。強いて言うのなら「ストーム久保」です。2018年だけの人間にならないように来年も努力していきます。

[質問4]2019年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

2019年の抱負:
 2018年のCapcom Cup本選出場が決まり,帰国した後は緊張の糸が切れたのか,今まで煮えたぎっていたようなモチベーションが湧かなくなってしまい,無気力で過ごしていた期間がありました。 本選が近くになるにつれてモチベーションは戻っていったのですが,気を抜いていた期間がとてももったいなかったなと,今では悔やんでいます。来年は常に気を張って多くの物事に向かっていきたいと思います。

4Gamer読者の皆様へ:
 プロゲーマーとしてまだ経験は浅く,手探りで生きてきましたが,多くの人の目に映って記憶に残るように活動していきます。どこかで見かけたら気軽に声をかけてくださいね,待っています。
 また,以前に4Gamer様からインタビューを受けたので,そちらも一緒に目を通してもらえると自分がどんな人間なのか少しだけ感じてもらえると思います。よければご一緒にどうぞ!

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 プロゲーマーがゲーム媒体以外のメディアに登場することが増えてきている。とはいえ,その多くは海外のスター選手が得ているという高額報酬の話題などで,活動歴の短いプロゲーマーにスポットが当たることはあまりない。本稿では,プロとしての活動を開始したばかりのストーム久保選手プロ生活の実情を聞いてみたのでお伝えしよう。

[2018/11/08 13:00]

ソウジ

所属:GGWP(Godsgarden,ウェルプレイド)
主戦タイトル:ドラゴンボール ファイターズ

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[質問1]2018年の活動内容について

 ふだんはG-tuneが提供してくれているゲーミングハウスの顔巣で練習したり,GODSGARDENコミュニティでさまざまなゲームをYouTubeで配信してます。
 5月に東京ヴェルディとの契約を終了した後,6月からウェルプレイドにスポンサードしてもらい,海外の「ドラゴンボール ファイターズ」大会に参加。6月にDBFZのワールドツアーが発表された後は,ドラゴンボールを獲得する為にツアーを周っていました。

[質問2]2018年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品

ドラゴンボール ファイターズ:
 自分は昔からアークシステムワークスの2D格闘ゲームが好きで ,「GUILTY GEAR」シリーズ,「BLAZBLUE」シリーズ,「ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ」シリーズをずっとゲームセンターでプレイしてました。
 DBFZの開発はアークシステムワークスが担当ですし,ドラゴンボールというコンテンツも子供の時からずっと好きだったので,これは絶対に面白いゲームになると思って発売をずっと楽しみにしていました(笑)。
 プレイした感想は予想どおりめちゃくちゃ面白い! 操作性はもちろん,ドラゴンボールらしい演出がさまざまな所で再現されていて,見ているだけでも感動します。ぜひいろんな人に見てもらったり,プレイしてもらいたいです。

[質問3]2018年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー

かずのこ:
 かずのことはGUILTY GEARを遊んでいた時代からの知り合いでもあり,地元の通っていたゲームセンターも同じだったので昔からの友達です。途中からお互いプレイするメインゲームが変わったので,数年対戦することはなかったのですが,今回珍しくプレイするゲームが重なりうれしい反面,強すぎて悶絶してます(笑)。ただ,昔からの仲なので,対戦後にいろいろとアドバイスをもらえて,すごく感謝してます。
 ワールドツアーのドラゴンボールを4つ所持していて,DBFZ最強プレイヤーだと思っています。この男を大会で倒せたら,心の底からのガッツポーズすると思いますね(笑)。

[質問4]2019年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

 2019年は趣味の筋トレを辞めることなく,キチンと継続していくことと,グラブルの格闘ゲームが発売されたら,上位に食い込めるように練習していきます。GODSGARDENのチャンネルでは格闘ゲームだけでなく,さまざまな配信をしているので,時間がありましたら一度観てください!


タケ。

所属:TeamYAMASA(山佐)
主戦タイトル:鉄拳7

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画像集 No.027のサムネイル画像 / プロシーンで活躍する格闘ゲーマー55人が振り返る2018年。来年への抱負や展望も
[質問1]2018年の活動内容について

 1月の「日本王者決定戦」優勝や2月のライセンスマッチ準優勝とスタートは良かったものの,「Tekken World Tour」が始まり,月日が経つにつれて,成績が落ちてしまいました。自分の納得できる試合内容や結果を残せなかったのが残念でした。長い期間のツアーで後半ダレてしまっていた部分があったと思うので,来年はそこを改善していきたいです。一方でチーム戦の戦績は完璧なものが残せたと思っています。

[質問2]2018年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品

 鉄拳以外のゲームはやらないので,とくにありません。

[質問3]2018年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー

 SonicFox,qudans,Knee,ノビ,ユウ,ときどさん

[質問4]2019年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

 2018年の反省を生かし,さまざまな大会に向けて準備していきたいと思います。いつも応援してくださってる方々に良い報告ができるよう,結果を出していければと思います。


立川

所属:DetonatioN Gaming
主戦タイトル:ドラゴンボール ファイターズ,ストリートファイターV アーケードエディション

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画像集 No.028のサムネイル画像 / プロシーンで活躍する格闘ゲーマー55人が振り返る2018年。来年への抱負や展望も
[質問1]2018年の活動内容について

 「ストリートファイター」シリーズでプロになった自分ですが,今年は「ドラゴンボール ファイターズ」をメインタイトルとして活動しました。コンボゲーのタイトルを真剣に取り組むのは初めてだったので,振り返ってみるとたくさんの壁にぶつかったなと思います。最初はどぐらさんに空対空だけで負けていました(笑)。
 今ではこのゲームでもトップレベルにはなれたのではないかと感じています。ワールドツアーは最終予選がまだ残っているので,当日予選から勝ち上がり優勝を狙いたいです。

[質問2]2018年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品

 間違いなくドラゴンボール ファイターズです。正直なところ自分がチームにお願いして,部門移動するほど夢中になってしまうとは思っていませんでした。最近は少し結果が出ているので違和感がないかもしれませんが,当時はチームの代表も先輩である板橋ザンギエフさんも驚いていました。
 これまで自分がやってこなかったジャンルの格闘ゲームだったので新鮮味はもちろんありましたが,それ以上に面白いゲームだったからこそ,ここまでやり込めたのだと思います。DBFZは自分がストリートファイターシリーズ以外もできるということを自覚できた作品でもあり,とても感謝しています。これを機にマルチゲーマーとして活動の幅を広げていきたいです。

[質問3]2018年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー

 かずのこさんGO1さんです。DBFZをやるとなったら倒す必要がある2人ですが,2人ともプレイスタイルが違い,学べるところが多く,背中を追いかけている間にプレイヤーとしてとても成長できました。とくにかずのこさんとは本当に四六時中一緒にいたので,ゲーム内はもちろん,ゲーム外の精神面や攻略方法など,たくさん教えていただきました。とても感謝しているからこそ,ワールドツアーのファイナルでもう一度対戦し,勝つことでオーストラリアの時に見せることができなかった成長した自分を見せたいです。

[質問4]2019年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

 来年はSFV AEに戻ろうと思っています。ですが絞るつもりはありません。興味がある格闘ゲームには積極的に挑戦していくつもりです。「グランブルーファンタジー」の格闘ゲームが出るのは楽しみですね。楽しみ過ぎてインストールして課金までしちゃいました(笑)。
 自分のなりたいプレイヤーになるために,来年はマルチゲーマーに挑戦しようと思っています。あとは毎年ゲームをするうえで目標にしているのですが,「EVO」を優勝するつもりでやり込もうと思います。読者の皆さん,DBFZを通して生まれ変わった自分の新しい挑戦を楽しみにしていてください。


たぬかな

所属:CYCLOPS athlete gaming / スポンサード:Redbull
主戦タイトル:鉄拳7

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[質問1]2018年の活動内容について

 テレビ番組の準レギュラーになったり,地元である徳島のイベントに呼ばれたりとメディアに出まくった年になりました。中でも「マチ★アソビ」は,春と秋の両方ともに出演させていただいたのですが,思っていた以上に観客が来てくれました。ゲームをしたことがなかった人が自分と対戦して,新たにゲームを買ってくれたのはうれしかったですね。また,最近は地方でもeスポーツに関心を寄せてきていて,プロになる前では考えられないほどeスポーツが広まってきてると感じています。
 選手としての成績では,去年より「Tekken World Tour」のランキングが高くなった(日本人5位)ことは良かったと思います。ただ,メディアへの出演が増えたことで,練習をやり込めなかった時があった点は心残りです。

[質問2]2018年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品

Fallout76:
 前作の「Fallout4」もプレイしていて,その時は1か月くらいハマってやり続けてたことがありました。今回の新作はオンラインで友達とプレイできるということでハマりにハマった作品になりました。

[質問3]2018年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー

 今年のTekken World Tourで優勝したRangchu選手です。自分と年齢が近く,日本語もできるということで,大阪に遊びに来たときは一緒に対戦をしたりと,Rangchu選手がプロになる前からの知り合いです。
 もともと強いのは分かっていましたが,パンダを使ってKnee選手とqudans選手を倒して優勝したということで,すごく盛り上がったのが印象的でした。

[質問4]2019年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

 メディアの露出はこれまでよりも増えると思いますが,鉄拳の練習時間をしっかりと確保して,より良い成績を残せるようにしたいです。来年こそTekken World Tourの本戦に出場できるようにがんばりたいと思います!
 ほかにも,来年は業界全体がさらに盛り上がるように地方の動きにもいろいろと協力していきたいです。ですので,地方にいる人たちも地方だからと諦めないで一緒に盛り上げていきましょう!


チョコブランカ(百地裕子)

肩書:忍ism取締役 兼 プロゲーマー
主戦タイトル:ストリートファイターV アーケードエディション

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[質問1]2018年の活動内容について

 今年は「頭文字D ARCADE STAGE ZERO」,「SEGA World Drivers Championship」のメーカー様公式キャラバンイベントや「P2G Gaming Party」「Tokyo Offline Party」「Tokyo Drift Party」といった自社主催イベントを国内各地で13回運営させていただきました。
 たくさんのプレイヤーさんたちと直接顔を合わせて交流することを大切にしたいと思っており,それを実現することができ,さまざまなゲームタイトルにおいて交流を広げることができたのが非常にうれしい1年でした。コミュニティ支援につきましても積極的に行わせていただき,選手・観戦者・イベント運営者など,プレイヤーの皆さんの笑顔にたくさんの元気をいただきました。あっという間の1年でしたね。

[質問2]2018年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品

思い出の食堂物語〜心にしみる昭和シリーズ〜:
 ほっこり楽しめるゲームでした。

[質問3]2018年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー

じぶんしだい選手(頭文字D):
 彼のストイックさと全国大会優勝時のコメントで胸を打たれました。

[質問4]2019年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

 2019年も,オフラインイベントや生放送を通じてたくさんのプレイヤーさんたちと交流できたらうれしいです。引き続き,忍ism所属プレイヤー・ももち共々応援のほどよろしくお願い致します。


伝説のオタク

所属:グローバルセンス PGW(プロゲーマーズワールド)事業部
主戦タイトル:ストリートファイターV アーケードエディション,恋姫†演武 〜遼来来〜,CAPCOM VS. SNK 2

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[質問1]2018年の活動内容について

 PGW誕生の年でもあり,ほとんどが活動の準備だったので,誕生までのいきさつをご説明させていただきます。6月に当社の代表である工藤が,プロゲーマー事業開始の決行を決断し,7月に自分が1人目の正社員プロゲーマーとしてメンバー採用されました。
 8月にレンとはやおも加わり,10月に事業の発表を行って,11月から活動を開始することとなりました。パンフレットのデザイン,写真の用意,サイトの構築,練習部屋と配信環境の用意など,駆け抜けるような3か月間の活動でした。「プロゲーマー事業をいちから創り,無事にスタートできたことが今年一番の想い出です。」

[質問2]2018年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品

 10月に発売された格闘ゲーム「ソウルキャリバーVI」が印象に残りました。歴史のあるシリーズですが,新システムのクリティカルエッジ,ソウルチャージ,リバーサルエッジが分かりやすく,操作性もよかったので3D格闘ゲーム初心者の自分でもすんなり入り込めました。キャラクターや背景,武器のグラフィックも非常に美しく,攻撃のエフェクトがとにかく派手でカッコイイので,攻撃を出してるだけでもすなおに楽しめますね。
 また,このゲームはキャラクターを自由にクリエイションしてオリジナルキャラを作れるモードがあるのですが,これがTwitterで大流行しており,毎日それを見るのも楽しかったです(笑)。

[質問3]2018年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー

 「恋姫†演武」のレンさんと「ストリートファイターIII 3rd STRIKE」のはやおさん。現在は弊社の同期プロゲーマーでもあるこの2人。ここ数か月,毎日のようにいろいろなゲームを対戦して分かったのですが,やはりこの2人はとにかく強い。頼りになる同期でありライバルでもあるので,自分も負けないように強くなります。

[質問4]2019年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

 PGWはまだ生まれたばかりのチームですが,来年はメンバー全員でさまざまな大会に参加していきます。自分はプロゲーマーですが,大会で勝つことだけを目指すのではなく,さまざまなゲームを真剣に楽しく遊んでいる姿を見せられたらと思っています。


ときど

所属:Echo Fox
主戦タイトル:ストリートファイターV アーケードエディション

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画像集 No.061のサムネイル画像 / プロシーンで活躍する格闘ゲーマー55人が振り返る2018年。来年への抱負や展望も
[質問1]2018年の活動内容について

 年の初めにあった「獣道」でいかに自分の攻略が未熟であるか痛感させられました。以降は苦手な攻略を補完すべく、メンタルや視点の動かし方などのさまざまな方向からゲームを見つめなおしました。その訓練のおかげで大会の結果は満足できるものとなりました。しかしながら、ゲームの攻略そのものはまだ一流といえるものではないので、今後の課題としてしっかりと取り組んでいきたいです。
 また、今年はeスポーツ元年と呼ばれるほど、メディアの方々にも注目していただいた年になり、格闘ゲームのプロとして、さまざまな経験をさせていただきました。

[質問2]2018年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品

キャサリン・フルボディ:
 恋愛観、結婚観を問われる内容でした(汗)。

[質問3]2018年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー

Sonic Fox:
 以前からプレイタイトルの大会を総ナメにしており,一際目立つ存在でした。そして今年の「ドラゴンボール ファイターズ」での活躍により、彼の存在感はより強固なものになりましたね。年末の「The Game Awards 2018」でのベストeスポーツプレイヤーにも選ばれた若きプレイヤーに今後も注目したいです。

[質問4]2019年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

 さまざまな分野から学び、取り入れることで、よりプレイヤーとして高みに近づきたいと思います。応援よろしくお願いいたします!


どぐら

所属:CYCLOPS athlete gaming
主戦タイトル:ストリートファイターV アーケードエディション,ドラゴンボール ファイターズ

Twitterアカウント
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[質問1]2018年の活動内容について

 プレイヤーとして大会に参加しつつ,ゲームコミュニティの活性化のお手伝いをさせていただきました。拠点である大阪のゲームシーンの活性化に対し,少しは役立てたという自覚はありますね。また,さまざまなプレイヤーから相談を受けることがあるのですが,それに対し,助言などもしていました。
 反省点になりますが,今年は「ストリートファイターV アーケードエディション」と「ドラゴンボール ファイターズ」の2種目をプレイして,もう少しいい結果が残せたんじゃないかという心残りがあります。
 SFV AEはあと一歩でカプコンカップに出場できましたし,DBFZについては出場した大会の結果はそれほど悪くなかったのですが,「EVO」でベスト8に残れなかったのが心残りですね。また,現時点でDBFZワールドツアーのファイナル出場権を持っていないのもあって,それぞれの種目で後一歩ずつ足りなかったって感じです。

[質問2]2018年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品

ドラゴンボール ファイターズ:
 ドラゴンボールというコンテンツを格闘ゲームにうまく落とし込んでいる作品ですね。映像の見せ方や再現がとてもいいだけでなく,格闘ゲームとしての出来もとてもすばらしいと感じます。
 格闘ゲームを遊んだことがないような人にも楽しめるような作りになっているところが特筆すべき点で,あの手のゲームはコンボが長かったり,操作が複雑だったりという印象なんですが,初めて遊ぶ人でもAボタンを連打するだけでコンボができたり,ボタン1つですごく強い技が出る。ですので,初心者同士で遊んだ場合でも,何もできずに負けてしまうということがあまりないゲームになってます。
 3キャラを操作するのは大変かもしれないけど,キャラごとの複雑過ぎる操作もあまりないので,格闘ゲームをあまり触ったことのないという人にも遊んで欲しい作品です。今年一番のゲームはDBFZで決まりですね。

[質問3]2018年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー

 ときどさんKneeです。今年SFV AEで一番勝ったのはときどさんで,鉄拳7ではKneeだと思います。安定して勝つことが難しいと言われているゲームで,2人共に常に安定した成績を残しているのが印象的でした。
 ときどさんは本人が好きでやっているのだとは思いますが,さまざまな方向からゲームに取り組もうとしている印象があります。例えば呼吸法や食べるものにも気を使っていて,みんなが想像するようなストイックなプレイヤーを具現化したような人です。
 Kneeは鉄拳に存在するキャラすべてを使えるんじゃないかと思えるほど鉄拳に心血を注いでいますね。ほかのゲームを見渡してもここまで1つの格闘ゲームに対して打ち込んでいるという人はほとんどいないと思います。

[質問4]2019年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

 今年は少し中途半端な結果になってしまった気がしますが,来年は複数タイトルでいい結果を残したいと思います。複数タイトルで結果を残している人はほとんどいないので,その第一人者になるつもりでがんばります! タイトルとしては,SFVとDBFZを引き続きがんばりつつ,先日発表された「グランブルーファンタジー」の格闘ゲームも取り組んでいきたいです。
 また,自分はプロゲーマーですので,大会で勝つことを第一目標にしたいと考えていますが,勝つこと以上にプロゲーマーとしての存在感を出していけたらと思います。アプローチはいろいろあって,まだ模索中ですが,2019年はいろんな人にプロゲーマーどぐらを見てもらいたいと思っています。


ドラ

所属:Team GRAPHT / Team BlackEye
主戦タイトル:BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE

Twitterアカウント
画像集 No.033のサムネイル画像 / プロシーンで活躍する格闘ゲーマー55人が振り返る2018年。来年への抱負や展望も
[質問1]2018年の活動内容について

 毎週火曜日の深夜に,世界に向けて英語で配信を行っているのですが,「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」をメインタイトルに選んでから過去最高の視聴数を記録しました。昔から海外勢に手厚く応援やサポートをいただいているため,恩返しで始めた英語配信ですが,BBTAGを世界に向けて発信するインフルエンサーの1人になれたと思います。もうすぐ2年経ちますが,継続は力なりですね。
 一方でライトユーザーが多いゲームなので,ほかの新作ゲームが出た直後はどうしてもそちらに興味を持つ方が多く,そういった層に対して,BBTAG中毒に引き込む一手が打てなかったのは反省点ですね ただ,国内に向けて「VNP」という対戦会や大会を開催し,プレイヤーが楽しめる場を提供できたのはよかったです。
 また,個人成績では,「EVO 2018」で3位という結果を残し,「BLAZBLUE」シリーズが採用されたEVO・闘劇すべてで壇上という記録をまた1つ更新できたのはうれしかったです。

[質問2]2018年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品

 ずばり「JUDGE EYES:死神の遺言」です。東京ゲームショーのIODATAさんのブースでお仕事をさせていただいたんですが,その正面にJUDGE EYESのブースがあって,近場ということでちょっと覗いていこうと軽い気持ちでPVや製作過程のビデオを眺めてたんですが……気が付けば魅入ってましたね(笑)。
 主人公が木村拓哉を完全再現していて,一つひとつの挙動でクスッときてしまいます。龍が如くシリーズはとても好きで,そのスタッフが作ったとなれば……面白いに決まってますからね。時間があるときにプレイしたいと思っています。

[質問3]2018年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー

 琉球FCのキャメイさんです。正直最初は「沖縄で格闘ゲームって流行ってるの? 相手いるの? 上手くなれるの?」と物凄く疑問に思っていました。今はオンラインでも対戦できるとはいえ,東京から沖縄は直線距離で約1,500キロぐらいあるんです。ちなみに東京から韓国まで距離にして約1000キロぐらいで,実は韓国の方が東京からは近いんですよね。ですので,対戦できても海外と対戦するぐらいのラグあるのかもしれないと思ってました。
 しかし,彼の出した結果が自分の認識をすべて塗り替えてくれました。「GRAPHT名古屋一周年記念トーナメント BBTAG」優勝,「冬劇 KVO the winter battle BBTAG」優勝と,自分がGRAPHTで開催したトーナメントは猛者ぞろいで優勝することは困難でしたし,キャメイさんの開催した冬劇も122名参加でWinner'sで優勝ですからね。しかも2大会とも自分はキャメイさんに負けているのでどう考えたって認めるしかない(笑)。今後の活躍が楽しみであり,期待もできるプレイヤーですので,一緒にBBTAGを盛り上げていきたいです。

[質問4]2019年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ

 まずプレイヤーとして「EVO Japan」とEVOで最低でも壇上はキープ。そして「ARCREVO WORLD TOUR」で優勝したいです。4Gamer読者の皆さん,BBTAGはめちゃくちゃ面白いんでぜひ一度遊んでみてください!!

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