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印刷2024/11/21 15:15

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Google Playの次なるビジョン,そのための取り組みが紹介された「Google Play 開発者支援に関する説明会」レポート

 Googleは2024年11月20日,東京都港区のザ・プリンス パークタワー東京にて「Google Play 開発者支援に関する説明会」を開催した。

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 プレゼンテーションを行ったのはGoogle Play APACのパートナーシップ シニア ディレクターを務めるポーラ・ワン(Paula Wang)氏,同じくパートナーシップ ディレクターのクナル・ソニ(Kunal Soni)氏だ。

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ポーラ・ワン氏
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クナル・ソニ氏

 冒頭,ワン氏は11月19日に発表されたアワード「Google Play ベスト オブ 2024」のベストアプリに選ばれた「マンガワン」,ベストゲームに選ばれた「学園アイドルマスター」を紹介した。
 だが,こうしたアワードはGoogle Playが優れた作品にスポットを当てる取り組み,そのほんの一部でしかないと述べる。

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 本日(2024年11月19日),今年日本で人気を集めたGoogle Playのコンテンツを紹介する「Google Play ベスト オブ 2024」受賞作品が発表された。今年のベストゲーム賞は,バンダイナムコエンターテインメントから5月に配信された「学園アイドルマスター」が受賞した。

[2024/11/19 12:29]

 続いて,初夏に発表された「Google Playの次なるフェーズのビジョン(実現を目指す目標)」について語った。そのビジョンとは,Google Playを単なるストアにとどまらない,エンド・トゥ・エンド体験(ここでは商品をよく理解したうえで,購入を検討できるユーザー体験といった意味合い)や没入感のある体験をできる場にし,開発者にとってもより魅力的で刺激的に進化させるというものだ。

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 新しいアプリを探す。ゲームで遊ぶ。コンテンツを入手する。それらがGoogle Playというプラットフォーム上で完結し,かつスマートデバイスに限らず,あらゆるデバイスで利用できる。Google Playはそんな未来の実現を目指している。

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 そのための取り組みとして,今年はGoogle Playをよりコンテンツ中心のサービスへと改善してきたと語る。また,プロモーション用のコンテンツの配置も拡大し,特別オファーやディスカウントが目立つように変更を施した。

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 Google Playポイントは,ユーザーにさまざまなデバイスでGoogle Playを使用してもらうための重要なファクターとして位置づけている。ご存じのとおり,Google Playで何かを購入する,無料アプリをインストールする,クエストを達成するなどの特典として獲得でき,アプリ内やゲーム内のアイテム,それらを割引価格で購入できるクーポンなどと交換できるポイントだ。ユーザーにとってさらに価値のあるものにするため,さらなる投資を続けていくという。

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 そして,今年初めに立ち上げた「キュレーションスペース」もビジョンを実現するための布石の一つだ。
 自分に合った作品を届けてもらうこと。そのサンプルを読むこと。映像の予告編を見ること。専門家のレビューを読むこと。作品のファン同士や作者と交流すること。キュレーションスペースはそれらを一つの場所で行える「コミュニティ」を目指している。ここを訪れることが毎日の習慣となっているユーザーも増えているそうだ。

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 その後,テーマはセキュリティと決済に関するものに移り,「Google Playがデベロッパとユーザーにとって,安全に取引できる場でありつづけることを中核として捉えている」ことを強調し,ワン氏は話を締めくくった。

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 ソニ氏はエコシステム(企業同士が互いに成長するために協力しあう共同体を,生物の生態系に例えた言い方)やパートナーシップに関する取り組みについて語った。

 Google Playがいかに開発者の創造性や革新性を押し上げているのか。そして日本の開発者に対して,どのように具体的な支援をしているのか。その代表的なものが「#WeArePlay」リンク)と掲げるグローバル規模のキャンペーンだ。

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 キャンペーンの特設ページでは,開発者がGoogle Play上で事業を構築していった取り組みを伝えている。説明会ではピリカ創業者・小嶌不二夫氏の創業ストーリーをまとめた映像(YouTube)が紹介されていたが,アプリやゲームの開発,およびベンチャービジネスを志向する人には大いに触発されるものがありそうだ。

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 また,開発者を強力に支援するツールとして,ソニ氏は生成AI「Gemini API」を挙げる。今年はGeminiを活用する世界のデベロッパによるコンペティション(リンク)を開催しており,その結果が11月22日に発表される。日本からも2名の受賞者が出ているそうだ。

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 今回の説明会では,Google Playのビジョンと本年の取り組みがあらためて伝えられた。Google Playはこれからもユーザーにとって魅力的な場に進化し続け,デベロッパにはGemini APIをはじめとする手厚いサポートを続けていく。2つの柱を軸にして,Google Playはデベロッパにとって,より良いエコシステムの形を模索し続けていくということだろう。

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