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フルHDの60fps録画に対応するAverMedia製ビデオキャプチャデバイス「CV710」が3月上旬発売。保存とエンコードにはPCが必須
AverMediaのビデオキャプチャデバイスといえば,H.264エンコーダをデバイス内に搭載するゲーマー向けの「AVT」シリーズが有名だが,CV710はそれと異なり,エンコーダを内蔵していない。CV710を利用するには,相応に高い性能のCPUと,十分な空き容量を持つストレージ,そして安定した高速通信が行えるUSB 3.0接続環境が必須になる。基本的には,カジュアルな生配信用というよりは,ゲームの映像をできる限り高画質でキャプチャしたい人向けのデバイスといえるだろう。
なお,製品ボックスにはUSB 3.0の帯域幅を測定するためのソフトウェアツールが付属しており,帯域幅が足りない場合は,このツールから録画フレームレートの調整を行えるという。
映像入力端子はHDMI Type Aと独自アナログの2系統。独自のアナログ端子には,付属のコンポーネント入力ケーブル,もしくは同じく付属のPlayStation 3接続専用ケーブルを接続できる。
なお,キャプチャに使うソフトウェアは,最近のAverMedia製デバイスで共通の「RECentral」。RECentralには,CV710が取り込んだ映像をH.264形式でエンコードする機能やライブ配信する機能があるので,とりあえず取り込んだ映像をそのまま保存,または配信したいという場合は,CV710とAverMediaの無料ソフトウェアだけで完結できるわけだ。
また,「Adobe Premiere Pro CS6」のようなビデオ編集ソフトや,「Niconico Live Encoder」「XSplit Broadcaster」などの配信ソフトにも対応しているので,これらを使ってエンコードや編集,配信することもできる。
AverMediaの製品では,PCレスで録画できる「AVT-C875」や「AVT-C285」の手軽さが注目を集めているが,これらは1920×1080ドットの60fpsキャプチャには対応していない。そこが可能になっている点に魅力を感じる人なら,検討の価値があるだろう。
CV710 製品情報ページ
USB 3.0と1080p/60fpsに対応したHDMIキャプチャーデバイス
AVerMedia社製「CV710」を発表
株式会社アスク(本社:東京都千代田区)は、AVerMedia TECHNOLOGIES社製のUSB 3.0対応のHDMIキャプチャーデバイス「CV710」を3月上旬より発売いたします。
「CV710」は、1080p/60fpsのフルHD映像を圧縮せずに、USB 3.0ならではの超高速転送で、PCの画面でコンテンツの表示遅延を気にせず楽しむことができ、鮮明に録画することができるHDMIキャプチャーデバイスです。動きの激しいFPSやアクションゲームも、パソコン画面で1080p/60fpsのまま録画が可能。Sony VegasやAdobe Premiere Pro CS6などのサードパーティ製ノンリニア動画編集ソフト(別売)にも対応しており、CV710をカメラ機器のHDMIクリーン出力に接続し、素材のリアルタイムキャプチャーにもご活用頂けます。1080p/60fps YUV 4:2:2でサンプリングされた非圧縮映像を、素材の美しさのまま編集にご活用されたい方に最適です。
◆製品情報
メーカー:AVerMedia TECHNOLOGIES
製品名:USB3.0対応HDMIキャプチャー CV710
型番:CV710
発売時期:2014年3月上旬
予想市場価格:2万円台前半
製品情報URL:http://www.ask-corp.jp/products/avermedia-technologies/game-capture/avt-cv710.html
◆製品の特徴
USB 3.0と1080p/60fps録画に対応
インターフェースにUSB 3.0を採用することで、映像データを超高速にPCに転送することが可能。1080p/60fps対応のゲームを高画質のまま鮮明に録画することができます。リアルさを追求したFPSゲームやアクションゲームの録画に最適で、PCの画面で遅延を気にせずにゲームプレイと録画が可能になります。
カンタン接続! HDMIとコンポーネント入力に対応
PCとの接続にはUSB 3.0ケーブルで簡単に接続が可能です。USB 3.0端子より電源供給しますので、ACアダプターも必要ありません。映像入力端子はHDMI、もしくはAV IN(コンポーネント変換可能)のどちらかを利用できるので、Xbox One、PS3、Xbox 360、Wii Uなどの家庭用ゲーム機に対応可能です。
HDデジタルカメラなどからのリアルタイムキャプチャーに対応
Sony VegasやAdobe Premiere Pro CS6などのサードパーティ製ノンリニア動画編集ソフトに対応し、専用のプラグインを付属。CV710をカメラ機器のHDMIスルー出力に接続し、素材のリアルタイムキャプチャーにもご活用頂けます。1080p/60fps YUV 4:2:2でサンプリングされた非圧縮映像を、素材の美しさのまま編集にご活用されたい方に最適です。また、DirectShow対応する多彩な人気のサードパーティ製録画/ライブ配信ソフトにも対応しております。
専用ソフト「RECentral」付属
専用ソフト「RECentral」を使えば、豊富なカスタマイズ録画機能が利用可能。解像度やビットレット、フレームレートなどが設定できます。また、ニコニコ生放送、Ustream、Twitch TV、YouTube Liveなどの各種動画配信サービスに対応しており、各種動画配信サービスのアカウントを登録しておくだけで、すぐにライブ配信が楽しめます。
◆製品仕様
製品名 | USB3.0 対応HDMI キャプチャー CV710 |
---|---|
接続インターフェース | USB 3.0 |
最大入力解像度 | 1920 x 1080 (60fps) |
最大録画解像度 | 1920 x 1080 (60fps - 60Mbps) |
録画モード | PC 録画モード |
エンコード方式 | H.264 ソフトウェア |
入力端子 | HDMI、AV IN(コンポーネント / PS3接続ケープル変換可能) |
出力端子 | なし |
保存方式 | 接続するPCのHDD |
録画形式 | MP4(H.264+AAC)、AVI(非圧縮) |
電源 | USB バスパワー |
付属ソフト | RECentral 1.x、USB 3.0診断ツール、映像編集ソフト用プラグイン |
付属ソフト:機能 | 録画・ライブ配信、USB3.0診断、映像編集ソフト対応 |
主なサードパーティ製対応可能なソフトウェア (2014年3月現在) |
アマレコTV、 |
動作環境 | 対応OS:Windows 8.1 (64/32 ビット)、Windows 8 (64/32 ビット)、Windows 7 (64/32 ビット) インターフェース:USB 3.0 ポート ※Intel製、ルネサスエレクトロニクス製、Fresco Logic製の各USB 3.0 ホストコントローラに対応しています。 ※USB ホストコントローラの確認方法などの情報を本製品の商品ページのFAQでも公開しています。http://www.avermedia.co.jp/product_swap/avt-cv710.html ※USB 2.0には対応しておりません。 対応サードパーティ製ソフトウェア:DirectShow 対応ソフトウェア 対応サードパーティ製編集ソフトウェア(付属プラグインの使用が必要): ・Adobe Premiere Pro CS6(非圧縮取り込み可能)、 ・Sony Vegas(非圧縮取り込み可能) デスクトップパソコン CPU:Intel Core. i5-3400 以上(Ivy Bridge 以降) グラフィックボード:NVIDIA GeForce GT 630 以上 メモリ:4G RAM 以上推奨 ノートパソコン (推奨環境1) CPU:Intel Core. i7-3537U 2.0GHz (Ivy Bridge 以降) グラフィックボード:NVIDIA GT 735M メモリ:4GB RAM以上推奨 ノートパソコン (推奨環境2) CPU:Intel Core. i7-4700HQ 2.4GHz (Ivy Bridge 以降) グラフィックボード:NVIDIA GT 750M メモリ:4GB RAM 以上推奨 【ご注意】 本製品は最大1080p/60fps の非圧縮キャプチャーを行う仕様の為、高性能なパソコンシステムが必要となります。パソコンの性能・環境によっては設定された解像度、録画プロファイルでは正常にキャプチャーできない場合があります。最新の対応PC 動作環境などの情報を本製品の商品ページで公開しています。 http://www.avermedia.co.jp/product_swap/avt-cv710.html |
付属品 | USB 3.0ケーブル、AV IN to コンポーネントケーブル、PlayStation 3専用ケーブル |
型番 | CV710 |
JANコード | 4710710677015 |
アスクコード | DV366 |
予想市場価格 | 2万円台前半 |
発売時期 | 2014年3月上旬 |
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