ラヴクラフト×「Papers, Please」風な灯台守ADV「Static Dread」，2月21日にデモ版を配信

　Polden Publishingは，PC向けゲーム「Static Dread」のデモ版を2025年2月21日に配信する。デモ版はロシア語と英語のみ対応しているが，製品版は日本語にも対応する予定となっている。


　本作は，灯台守として無線を使って船を港まで導くゲームだ。舞台は世界的な大災害が起きた後の世界。海には不可解な存在がはびこっており，プレイヤーは指定条件に従って船を安全に誘導する必要がある。H.P.ラヴクラフトの小説を思わせる世界観と，入国審査官ゲーム「Papers, Please」を掛け合わせたようなゲームシステムが特徴だ。


　非科学的な生物との遭遇を報告する船員，空っぽの状態で漂流する船，死者を蘇らせる儀式を行う漁村などが登場し，不気味な雰囲気が味わえる。任務の危険度は日に日に増していくようだ。物語はマルチエンディングとなっており，プレイヤーは常に選択を迫られる。
　
　灯台には客人もやってくる模様だが，公開されているトレイラーでは不気味な影が侵入してくるシーンが見られる。ロッカーに隠れるなどステルス要素もありそうだ。