進化系「Zookeeper」＋動物園のカスタマイズ，さらに高クオリティのミニゲームまで！　あれこれガッツリ楽しめる「Zookeeper World」（今日から始めろApple Arcade #15）

　Appleが月額900円（税込）／年額6,000円（税込）でiPhone / iPad / Mac / Apple TV / Apple Vision向けに提供している，ゲームのサブスクリプションサービス「Apple Arcade」。
　広告やゲーム内課金なしでプレイできるタイトルが現在200種類以上配信されているこのサービスの中から，4Gamerがチョイスしたタイトルを紹介していくのが，この連載だ。

　第15回では，KITERETSUが配信する「Zookeeper World」を紹介しよう。

「Zookeeper World」

リリース日：2021年9月10日
配信元：KITERETSU
開発元：KITERETSU
対応端末：iPhone / iPad / iPod touch / Apple TV / Apple Vision
ゲームパッド対応：◯

オススメポイント
1.プレイの展開を豊かにする多彩なルール，数多くのギミックパネル
2.パズルに挑むモチベーションを高める箱庭育成要素は，そこだけプレイしても楽しい
3.一つ一つていねいに作られている，豊富なコンテンツ

「Zookeeper World」公式サイト

「Zookeeper World」ダウンロードページ

　「Zookeeper」は，今や多くの人に知られている3マッチパズルだ。寝食を忘れる勢いでハマった人も多いだろう。もちろん筆者もその1人である。「動物のパネルをスライドし，3つ以上合わせて消す」というシンプルなルールの中で，制限時間内に次々とパネルを消していく爽快感，自分の感覚を研ぎ澄ませ腕を磨いていくプレイ体験は，多くの人をとりこにする面白さだ。

　今回紹介する「Zookeeper World」は，今までの3マッチパズルに，動物園の拡張＆カスタマイズというシミュレーション要素を加えた，ボリュームたっぷりの内容となっている。
　パズルパートには新たなルール，ギミックパネルが多く追加されており，今までのシンプルな「Zookeeper」をやり込んでいたプレイヤーも，ひと味違った新鮮さを感じるだろう。
　本作に登場するハチの巣，骨，風船，切り株，土などの，それぞれ異なる特性を持ったギミックパネルは，その新しさの最も大きな要素。しかも，500個めのステージをクリアしても，まだまだ新たなパネルが登場するのだ。
　筆者はステージ615まで進んでいるが，この時点で確認できているギミックパネルは26種類。この原稿を書いている段階で実装されているステージは1505まで。ここからも，まだ新たなパネルが登場する可能性は十分ありそうだ。


　攻略を進めていくと，それぞれに違った特性を持つギミックパネルを複数組み込んで構成される，程よい難度のステージが続く。ついつい「次のステージをクリアするまで……」と，延々プレイを続けてしまうのだ。


　連鎖のタイミングを図ったり，特定のパネルを最初に減らしておいたりなど，盤面のコントロールがクリアへのカギだ。だが，落ちてくる動物パネルはランダムなので，うまく狙ったパネルが出なくて困ることもあれば，思わぬ大連鎖でとんとん拍子にクリアしてしまうことも。
　完全な運任せではクリアできないが，ラッキーも十分あり得るという，その厳密ではないところが，いいバランスだと感じる。ペナルティなしで気軽にリトライできるのも嬉しい。

定期的に訪れる「園長ロボ」の撃退チャレンジでは，さらに特殊なルールで遊べる

　動物園の拡張＆発展も本作の大きなお楽しみ要素である。パズルステージをクリアし，園長や来園者のリクエストを達成していけば動物園ランクが上がり，どんどんカスタマイズの素材が開放されていく。
　それらを使って園内を飾ることはもちろん，動物のアップグレードや自分のアバター編集もできるし，週替わりミッション，定期開催のイベントなど，目標も豊富にある。何から手を付けていいか迷ってしまうくらいだ。

来園するサポーター（キャラクター）からリクエストが。サポーターも個性豊かな面々がそろっていて，どのキャラクターもみんな可愛い

なぜか，園内の動物にコスプレをさせると，動物がアップグレードしたことになるらしい。園の魅力もアップするので，ぜひ何か着せておきたいところだ

園内設備や植栽，動物などはショップでそろえられる。攻略を進めていくと，どんどん新しいものが開放される

筆者のお気に入りは「ラフレシア」だ。世界最大の花を，園内に咲かせ放題。ちなみにこの画像は，ゲーム内のカメラ機能で撮影した

園内に設置できる設備には，大抵インタラクトできる芸の細かさ。顔はめパネルに顔を入れたり，プリントシール機で写真を撮ったり，遊具で遊んだり……

自分で作った動物園をブラブラしているだけで，楽しくて癒される

　また，メインのパズルのほかに，オリジナルルールの「Zookeeper」をはじめとした，さまざまなゲームが遊べる。これが，想像以上の高クオリティなのだ。「Zookeeper」にちょっと疲れたら，息抜きまでもこのゲーム内でできてしまうという至れり尽くせり具合である。

ゲームを進めると手に入れられるアーケードゲーム機。これにインタラクトすることで，ミニゲームが遊べる	「紙兎ロペ」とのコラボゲームも，「ソリティア」を含め何種類か存在する
逆向きに走るクルマとぶつからないようにする「スーパー・ラップ・チャレンジ」	クラシックスタイルの「Zookeeper」も，もちろん遊べる！　現時点で実装されているミニゲームは13種類だ

　本作は，多くのスマホ向け3マッチパズルと異なり，ゲーム内課金がいっさいないので，懐具合を気にせず遊び続けられる。そのうえで，かなりの遊びごたえと間口の広さ，完成度の高さを兼ね備えているなど，さまざまな遊び方に高いレベルで応えてくれるタイトルだ。

なんとなく，シリーズの他作品よりプレイヤーへの当たりが柔らかい園長にも注目だ

「Zookeeper World」公式サイト

「Zookeeper World」ダウンロードページ

Apple Arcade：月額900円（税込） / 年額6000円（税込）
Apple One：月額1200円（税込）
※「iCloudプラス（50GB）」「Apple TV＋」「Apple Music」「Apple Arcade」を利用可能

Apple Arcade登録ページ

Apple Arcade公式サイト

Apple One公式サイト

※本記事には一部アフィリエイトリンクを含みます。