「マーベル・ライバルズ」，シアトルを拠点とするチームをレイオフ。ヒットタイトルでレイオフが発生したことで，ゲーム業界に動揺が広がる

　NetEase Gamesのシアトルを拠点とするチームで，「マーベル・ライバルズ」（PC / PS5 / Xbox Series X|S）の開発に携わったゲームディレクターのThaddeus Sasser氏は本日（2025年2月19日），自身のチームがレイオフされたことをLinkedIn（外部リンク）で報告した。


　マーベル・ライバルズは，マーベルキャラクターを操作して6対6で戦うオンラインTPSだ。リリースから72時間でプレイヤー数1000万人（関連記事）を突破し，本稿執筆時点（2月19日16：00）のSteamにおけるプレイヤー数も4位（外部リンク）と運営は成功しているように見える。

　このような状況でレイオフが発生したことに，Sasser氏は「weird industry（奇妙な業界）」だと嘆き，ゲーム業界に動揺が広がっている。一方で同氏は，チームメンバーの再就職をサポートするため，まずはレベルデザイナーのGarry McGee氏について，人柄や能力を紹介した。

　なお，NetEase Gamesの北米を拠点とするスタジオでは最近レイオフが続いており，Worlds Untoldは2024年11月に業務を一時停止し，Jar of Sparksは1月にデビュー作の開発を中止している。

LinkedInのThaddeus Sasser氏による投稿