説得したり賄賂を贈ったりしてNPCに命令を聞いてもらうRTS「Crown of Greed」，2025年のリリースを予定

　ポーランドのパブリッシャConsoleWayは，「Builders of Greece」や「Viking Frontiers」などで知られるBLUM Entertainmentの新作「Crown of Greed」を2025年にリリースする予定だ。対応プラットフォームはPCで，Steamのストアページによれば，現段階で日本語サポートの予定はないという。

BLUM Entertainment公式サイト

　2023年12月頃に制作が発表された「Crown of Greed」は，スラヴ風のファンタジー世界ロドビア（Rodovia）を舞台にしたシングルプレイ専用のRTS。邪悪なドラゴンが魔法によって大混乱を引き起こす中，プレイヤーは国王としてヒーローたちを集め，軍備を整え，闇の勢力を撃退して人民の平和を守らなければならない。


　ここまでなら，よくあるRTSかもしれないが，本作の特徴として挙げられているのは，ヒーローなどのNPCがそれぞれの自由意思を持つ複雑なAIシステムを実装していることだ。したがって，彼らは国王の命令を無視することもある。言うことを聞かせるためには，彼らを説得して感動させたり，懇願したり，賄賂を贈ったりしなければならない。つまり，人的リソースの管理に重点を置いた国家の運営が求められるのだ。ミッションは自動生成され，スラヴ神話に基づいた壮大なゲーム世界が楽しめるという。


　「Crown of Greed」は2025年前半のリリースが予定されており，2024年の第3四半期と第4四半期にはプレイテストを行う意向だという。また，デモ版も用意されるとのことなので，続報を楽しみにしたい。