スマホゲームのセルラン分析（2025年3月27日〜4月2日）。今週の1位は「ポケポケ」。昨年10月〜12月の全世界DL数ランキングも紹介

　Sensor Towerのデータによると，2024年におけるスマートフォン向けゲームの国内収益は約1兆2400億円にのぼる（関連記事）。そんな世界有数のスマホゲーム大国である日本で，いま最も売れているタイトルをはじめとした，さまざまなデータを毎週お届けするのが，本連載「スマホゲームのセルラン分析」だ。

スマホゲームの国内収益ランキング
（2025年3月27日〜4月2日）

順位	前週	タイトル	DL数の成長率 （前週比）	収益の成長率 （前週比）
1	8	Pokémon Trading Card Game Pocket	23％	374％
2	2	ラストウォー：サバイバル	-2％	-22％
3	-	魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra（3月27日リリース）	-	-
4	7	荒野行動	45％	31％
5	12	ドラゴンクエストウォーク	-48％	85％
6	4	ホワイトアウト・サバイバル	-3％	3％
7	3	ウマ娘 プリティーダービー	-18％	-20％
8	29	Fate/Grand Order	12％	255％
9	6	プロ野球スピリッツA	5％	-5％
10	5	モンスターストライク	152％	-17％
11	1	パズル＆ドラゴンズ	-37％	-66％
12	45	プロジェクトセカイ	4％	278％
13	13	ディズニー ツイステッドワンダーランド	-17％	13％
14	56	鳴潮	65％	318％
15	11	ロイヤルマッチ	13％	-11％
16	20	にゃんこ大戦争	31％	72％
17	18	原神	7％	65％
18	19	あんさんぶるスターズ！！Music	2％	58％
19	14	学園アイドルマスター	-33％	10％
20	28	グランブルーファンタジー	-20％	93％
21	-	ちいかわぽけっと（3月27日リリース）	-	-
22	32	三國志 真戦	-14％	127％
23	9	eFootball 2024	-14％	-47％
24	53	キノコ伝説：勇者と魔法のランプ	6％	179％
25	10	崩壊：スターレイル	36％	-50％
26	34	恋と深空	42％	81％
27	17	トゥーンブラスト	-18％	-10％
28	31	ONE PIECE バウンティラッシュ	2％	52％
29	21	LINE ポコポコ	-24％	6％
30	16	Pokémon GO	-19％	-22％
31	40	信長の野望 覇道	26％	61％
32	54	ゼンレスゾーンゼロ	-21％	107％
33	23	ガーデンスケイプ	-13％	2％
34	35	パズル＆サバイバル	-10％	27％
35	57	LINE：ディズニー ツムツム	-8％	88％
36	27	ドラゴンボールZ ドッカンバトル	-27％	-5％
37	49	キングダム 頂天	-31％	66％
38	30	メメントモリ	2％	-3％
39	75	呪術廻戦 ファントムパレード	5％	143％
40	24	ブロスタ	-20％	-12％
41	67	Pokémon Sleep	30％	106％
42	52	PUBG MOBILE	-3％	60％
43	85	リヴリーアイランド	112％	173％
44	25	Top Heroes	25％	-16％
45	71	勝利の女神：NIKKE	24％	111％
46	38	Age of Origins	-12％	13％
47	72	ドラゴンボール レジェンズ	23％	104％
48	43	タウンシップ	-1％	22％
49	66	Call of Duty: Mobile	8％	76％
50	93	遊戯王 マスターデュエル	-13％	162％

※データはSensor Towerから引用。データのない箇所は「-」と記載
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない

1〜25位のグラフ。縦軸（収益）の実値は本連載では非公開

　国内収益ランキング1位は「Pokémon Trading Card Game Pocket」（iOS / Android）だ。新テーマ拡張パック「シャイニングハイ」を3月27日に追加し，前週比374％の増収を達成した。


　「鳴潮」（iOS / Android）はVer2.2「真偽分かつ逆塔」を3月27日に実装した。新エリア「アヴィノレーム神学校」「ベオ海域」や，新キャラクター「カンタレラ」が登場し，前週比で収益を318％伸ばしている。


　新作は，アニプレックスが3月27日にリリースしたコマンドバトルRPG「魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra」（iOS / Android）が3位にランクイン。TVアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」やスマホアプリ「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」など，シリーズ歴代の魔法少女が集結し，さまざまなストーリーを追体験できる。



　また，アプリボットが3月27日にリリースした「ちいかわぽけっと」（iOS / Android）も21位に入っている。「ちいかわたちといつでもどこでも一緒」をコンセプトに，漫画「ちいかわ」の世界観を感じられる遊びを詰め合わせたタイトルだ。

スマホゲームの全世界DL数ランキング
（2024年10月1日〜12月31日）

　今回は，全世界のApp StoreとGoogle Playにおける昨年10月〜12月のダウンロード数ランキングを紹介しよう。前期（関連記事）と比較したデータも併記しているので，参考にしてほしい。

順位	前期	タイトル	DL数の成長率 （前期比）
1	1	Garena Free Fire	2％
2	6	Block Blast!	41％
3	-	Mini Games: Calm & Chill（8月7日リリース）	-
4	3	Roblox	-19％
5	5	Subway Surfers	-2％
6	-	Pokémon Trading Card Game Pocket（10月30日リリース）	-
7	8	My Supermarket Simulator 3D	36％
8	4	Ludo King	24％
9	-	Perfect Tidy（9月17日リリース）	-
10	7	ピザレディー	-13％
11	16	Hole.io	32％
12	2	Offline Games - No Wifi Games	-57％
13	19	8 Ball Pool	32％
14	10	My Talking Tom 2	3％
15	21	Car Race	28％
16	-	Bus Out（10月2日リリース）	-
17	-	Tik Tap Challenge（10月21日リリース）	-
18	9	PUBG MOBILE	-7％
19	15	EA SPORTS FC Mobile Soccer	3％
20	60	Super Fighter 3: Open City	57％
21	13	Candy Crush Saga	-8％
22	14	モバイル・レジェンド: Bang Bang	-7％
23	50	ヴィータ麻雀	25％
24	52	ペーパー.io 2	23％
25	58	タウンシップ	27％

※データはSensor Towerから引用。データのない箇所は「-」と記載
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない

1〜25位のグラフ。縦軸（DL数）の実値は本連載では非公開

　3位の「Mini Games: Calm & Chill」は，タップ，スワイプ，ボイスで操作するミニゲームのコレクションだ。声でニワトリを誘導するゲームや，英単語を発音するゲームなど，最新の流行に着想を得た，さまざまなミニゲームを収録している。


　また，17位の「Tik Tap Challenge」も話題のミニゲームを集めたタイトルだ。
　国別のダウンロード数を見ると，Mini Games: Calm & Chillは1位がインドネシア（11％），2位がインド（9％），3位がアメリカ（7％）なのに対し，Tik Tap Challengeは1位がインド（35％），2位がブラジル（10％），3位がインドネシア（8％）となっている。
　こうしたゲームがインドネシアやインドで流行していて，とくにTik Tap Challengeはインドを中心に人気を集めていることがうかがえる。


　9位の「Perfect Tidy」は，さまざまなシチュエーションで掃除や片付け，整理をするパズルゲームだ。ASMRを意識した効果音とリラックスできるBGMが特徴となっている。
　国内DL数ランキング（関連記事）でも6位にランクインしており，グローバルだけでなく日本でも人気が高い。

Sensor Tower 日本語公式サイト

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