
イベント
「学マス」ライブ配信レポート。陽高真白さん,長月あおいさん,春咲 暖さん出演の「初陣公演」,堂々のパフォーマンスでツアーのラストを飾る
![]() |
2024年8月からスタートした「学園アイドルマスター」初めてのライブツアーも,「初陣公演」でいよいよ最後だ。開催場所は,「初声公演」「初心公演」「初恋公演」と同じ,名古屋クラブクアトロ(2月8日)と梅田クラブクアトロ(2月11日),渋谷クラブクアトロ(2月16日)の3か所で,出演者は,陽高真白さん(十王星南役),長月あおいさん(花海咲季役),春咲 暖さん(秦谷美鈴役)となっている。
なお長月さんは,現在休業中の松田彩音さん(花海佑芽役)に代わっての出演。また体調不良により,初日の名古屋クラブクアトロへの出演を見合わせていた春咲さんは,2月11日の梅田公演から出演していた。
「学園アイドルマスター」初のライブツアー“DEBUT LIVE 初 TOUR”が開幕。「初声公演」の配信をレポート

ライブツアー「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR」が,2024年8月10日にスタートした。本稿では,花海咲季役の長月あおいさん,月村手毬役の小鹿なおさん,藤田ことね役の飯田ヒカルさんが出演した,「初声公演」の配信をレポートする。
「学園アイドルマスター」初のライブツアー。花岩香奈さん,伊藤舞音さん,薄井友里さんが出演した「初心公演」の配信視聴レポート

2024年8月にスタートした「学園アイドルマスター」初のライブツアーから,花岩香奈さん,伊藤舞音さん,薄井友里さんが出演した「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初心公演-」(会場:広島クラブクアトロ)の配信をレポートする。
ツアー最後の「初恋公演」では,初陣公演の実施や十王星南の実装も発表に。「学園アイドルマスター」ライブ配信レポート

育成シミュレーションゲーム「学園アイドルマスター」初となるライブツアー「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR」から,七瀬つむぎさん(有村麻央役),湊 みやさん(紫雲清夏役),川村玲奈さん(篠澤 広役)が出演した「初恋公演」の様子をお届けする。
「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR」公式サイト
公演は,おなじみとなった十王邦夫学園長(CV:大塚明夫)と根緒亜紗里先生(CV:古賀 葵)からの挨拶と諸注意でスタート。続いて流れた,オーバーチュア「DEBUT LIVE 初 TOUR -序曲-」に合わせて,陽高さん,長月,春咲さんが登場した。
![]() |
本ツアーは,どの公演も1曲目が「初」,2曲目は「Campus mode!!」となっている。ただ,回を増すことでの演者の慣れや出演者の違いによって,ひとつとして同じパフォーマンスにはならないのが面白い。
さらに今回は,「初」ツアー最後の日ということもあってか,演者からも客席からも,この日にかける思いが伝わってきた。
![]() |
キュートさと確かなパフォーマンスで曲だけでなく会場をけん引する長月さん,笑顔としなやかなダンスが観るものを強く惹きつける陽高さん,はんなりとした物腰ながら,ほかの誰とも違ったアプローチで場の空気を作り出す春咲さん。三者三様の歌唱は,アイドルの個性だけでなく,それが合わさることで生まれる新しい魅力をも感じさせてくれた。
![]() |
![]() |
最初のトークパートでは,まず春咲さんからツアー&公演タイトルが元気に読み上げられた。ツアー最終公演ということで,ライブが始まる前まではすごく緊張していたと語る3人だったが,「ここで全部出し切る!」と拳をあげて陽高さんが宣言する。
ライブの3曲目は,秦谷美鈴の「ツキノカメ」だ。指先にまで細やかな配慮が行き届いた春咲さんの美しい所作から,いつも気だるげだが相当の実力を隠し持っている,怖いくらいにミステリアスな美鈴の魅力が伝わってきた。
![]() |
![]() |
次は,十王星南の「小さな野望」。美鈴が“静”だとしたら,星南は“動”だろう。エレガントかつダイナミックな動きは,大きな迷いを乗り越えたものが持つ光や,星南の紡いでいた物語を感じさせる。
![]() |
![]() |
ステージが赤のライトに染まり,ダンサブルなリズムが聞こえてくる。そう,花海咲季の「Fighting My Way」だ。既に何回もこの曲をステージで歌っている長月さんは,クールなキックのアクションを決めたあと,迫力のパフォーマンスで会場を虜にした。
![]() |
![]() |
2回目のトークパートでは,「ソロ曲のトップバッターは緊張する」と言う話から,春咲さんが「ツキノカメ」をどう仕上げていったかという話なども聞くことができた。
陽高さんも,しっかり楽曲に向き合ってレッスンを重ね,ステージに上がるまでの自身の成長を語る。長月さんは,「Fighting My Way」のMVがYouTubeで990万回再生を超えたことに触れ,自身の挑戦についてと,プロデューサーたちへの感謝などを述べた。
次のパートも,3人のソロ曲が続いた。
弓を引く振付けが印象的な十王星南の「Choo Choo Choo」では,陽高さんの堂々たるパフォーマンスが,プリマステラとして学園内外で輝いている星南のカリスマ性をさらに際立たせていた。
![]() |
![]() |
続く,花海咲季の「EGO」は,このツアーで何度も歌われた曲でもある。長月さんと客席が,手のひらを上に押し上げるような振りで一体となる。
![]() |
![]() |
このパートの最後は,秦谷美鈴の「たいせつなもの」。ダンサブルな曲が続いたあとだと,さらにこの曲が持つゆったりした空気が際立つ。まるで校庭の木陰で昼寝をしている美鈴の姿のようなリラックス感が会場を包んだ。
![]() |
![]() |
そして,3回目のトークパートに入る。
陽高さんによると,「Choo Choo Choo」には,決まった振り付けがなく,フリーで表現する部分があるそうだ。彼女は,今までにダンスの経験がなかったので,当初は動きの引き出しがなくて困ったのだととも話す。ステージでのパフォーマンスを見ると,とても未経験には見えない完成度であるため,会場からは大きな驚きの声が上がっていた。
花海咲季の「EGO」について長月さんは,「フロアをリードする咲季を……」というディレクションを受けたという。そして「ライブで,徐々に振り付けが(プロデューサーたちに)浸透していくのが楽しい」と続けると,ほかの2人も「うんうん」と頷きあっていた。
春咲さんは,スローテンポな「たいせつなもの」のダンスを仕上げていく過程で試行錯誤したこと,歌っている間,プロデューサーたちの振るコンサートライトの美しさに見とれていたことなどを語った。
その後,客席からは「回ってー!」の声が。そう,衣装のお披露目である。3人からは,それぞれの衣装や髪飾り,髪型の再現についての解説も行われた。衣服だけでなく,細部にまで心を配ったヘアメイクも相まって,再現度の高い衣装が実現していると知れた。
ライブ後半は,2月11日の大阪で初披露された,秦谷美鈴の「ヨルニテ」からスタート。ぞっとするほどのシリアスなオーラとコケティッシュな表情,会場を手中に収めたかのような春咲さんのパフォーマンスはすばらしく,普段のマイペースな美鈴とのギャップにやられてしまったプロデューサーも多かったことだろう。
![]() |
![]() |
ミステリアスな魅力に満たされた会場は,「ミラクルナナウ(゚∀゚)!」のイントロでガラッと雰囲気を変えた。「ハイ! ハイ!」と統制のとれたコールで,ステージと客席がひとつになる。
![]() |
![]() |
最後のトークでは,「ヨルニテ」の,ちょっと怖さも感じる振りの意味について解説した春咲さんに,長月さんが「それも美鈴の魅力」と語った。美鈴がゲームに実装される5月への期待がさらに高まったところで,次がライブ本編最後の曲だと春咲さんから告げられる。
そして始まったのは,「ENDLESS DANCE」だ。会場をちょっと懐かしいダンスホールに変えて,盛り上がりは最高潮に。最後は鋭い視線でポーズを決め,颯爽とステージを去った彼女たちに対し,再登場を求めた客席からのアンコールの声が鳴りやまない。
![]() |
![]() |
![]() |
元気にステージへと戻ってきた3人。アンコール1曲目は,「ハッピーミルフィーユ」だ。バレンタインデーの時期ということで,ゲーム内のイベントにも絡めトークが盛り上がったあとは,ひとりずつ最後の挨拶をしていき,いよいよ終わりなのだという実感がわいてくる。
最初の「初声公演」から,キャストたちが一丸となって作り上げてきた「初」ツアー。陽高さん,長月さん,春咲さんの3人だけでなく,「学園アイドルマスター」のキャスト全員が,万感の思いでこの瞬間を見届けたに違いない。
![]() |
![]() |
アンコール,そして全ツアーのラストを飾る曲は,もちろん「初」だ。全力でパフォーマンスをする3人の力強い姿を頼もしく思うと同時に,楽しかったツアーが終わってしまう切なさも感じられた。
![]() |
![]() |
![]() |
だが,長きにわたり行われてきたこのツアーはまだ“始まり”に過ぎない。5月24日と25日に開催を控えたライブ「学園アイドルマスター The 1st Period Spotlight Star」,5月24日と25日の「学園アイドルマスター The 1st Period Harmony Star」,そしてその先に向かって,アイドルたちはまた走り出すのだ。
これからの彼女たちは,いったいどんな輝きを見せてくれるのだろうか。非常に楽しみである。
「学園アイドルマスター The 1st Period Harmony Star」公式サイト
「学園アイドルマスター」公式サイト
「学園アイドルマスター」ダウンロードページ
「学園アイドルマスター」ダウンロードページ
- 関連タイトル:
学園アイドルマスター
- 関連タイトル:
学園アイドルマスター
- 関連タイトル:
学園アイドルマスター
- この記事のURL:
キーワード
- iPhone
- iPhone/iPad:学園アイドルマスター
- iPad
- シミュレーション
- バンダイナムコエンターテインメント
- 育成
- 学園物
- 無料
- Android:学園アイドルマスター
- Android
- PC:学園アイドルマスター
- PC
- イベント
- ライター:内藤ハサミ
- 音楽

THE IDOLM@STER& (C)Bandai Namco Entertainment Inc.
THE IDOLM@STER& (C)Bandai Namco Entertainment Inc.
THE IDOLM@STER& (C)Bandai Namco Entertainment Inc.