
企画記事
「学マス」のライブは写真でもスゴいので,シャッターチャンス特集と称して“Kawaii / Kakkoii”月村手毬を見せまくる
ということは,すでに全人類がご存じだろう。アイドルゲーム界隈で見ても,「学園アイドルマスター」(iOS / Android。以下,学マス)のゲーム内ライブは完成度がトップレベルである。
初めてTrueライブを目にしたとき,みな一様に「スゲー!!!」と声を上げ,鳥肌を立て,足元に信濃川ができるくらい涙したはずだ。
学マスのライブはアイドルが魅力的なのはもちろん,「ダイナミックなカメラワーク」「魅力を引き立てるダンスモーション」「細部までこだわりが詰まったステージ」など,手抜きがまるでない。
だからこそ,映像を見ているだけでも,観客としてそこにいるかのように感じてしまう。それほど臨場感のある仕上がりなのである。
![]() |
![]() |
そんな学マスには「ライブ撮影」機能が備わっている。
こちらはライブ中の映像を“ゲーム内カメラで撮影できる”もので,プロデュース終了時のライブで撮影した「フォト」(ゲーム内ライブで撮った写真のこと)は,以降のプロデュースで使うメモリーのサムネイルとして扱われる。映える1枚を撮れれば,文字通りイイ思い出になるし,メモリーを選んでいるときも笑顔になれる。
またフォトに収めることにより,これまでに見たことのないアイドルたちの表情や新たな発見にも出会うことができる。
![]() |
ただし……ライブ中はアイドルの振り付け,ステージの演出,カメラ視点の位置・角度など,数々のすばらしい画面効果のおかげで“シャッターチャンス”を捉えるのが難しくなっている。
すこしタイミングがズレるだけで,絵面が次のシーンに移って引きの構図になったり,逆光で表情が暗くなってしまったりする。それゆえ,事前に撮影ポイントを覚えておかないと奇跡の1枚を切り取りずらい。
結果,「気合を入れて撮影したのに自動撮影くん(※)に敗北した」という経験は,全プロデューサーが一度は味わったことだろう。
※ライブ中は,自身の撮影とは別に“AIも写真10枚を勝手に撮影”してくれる。たまにビックリするほどイイ写真を撮ってくれて,「もう自動撮影くんだけでいいんじゃないかな……」という気持ちにされられる
しかし,1つひとつの判断を自らの戦略で選び抜き,その手で勝ち取った最後のひと花を,他人なんかに委ねられるかっ!
ということで今回は,ライブ撮影の奥深さに迫り,「自動撮影くんになんて負けない!」ためのシャッターチャンスを紹介する――。
![]() |
![]() |
――という建前で,うちの月村手毬のカッコいい&カワイイ写真を見てもらいたいがための“手毬フォト美術館”を開館する。
撮影対象は,初星学園伝統の「初」や「Campus mode!!」,ソロ曲と直近のシーズンイベント曲「ハッピーミルフィーユ」を含めた,計10人の手毬……ではなく,計10曲のシャッターチャンスである。
全体曲とイベント曲は“全アイドルで共通モーション”なので,ほかの担当アイドルでも参考になるはずだ。これを読んで,よりカッコ&カワイイ神写真を狙ってみてほしい。なにより,普段はポンコツだけど,ステージ上ではクールもキュートも完璧に仕上げてくる,ギャップ世界最強のうちの手毬のいろんな表情を見てくれ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
![]() |
「ライブ撮影」について
あらかじめ,ライブ撮影の機能面を紹介しておく。
ライブ撮影時,フォトになるのは,以下の左画像における“黄色枠”の部分だ。つまり,画面左右の(ほんのり)黒い透過部分は取り除かれる。ライブの描画範囲はスマートフォン / タブレットの機種によって変化するが,画像比率は必ず“16:9のアスペクト比”になる。
![]() |
![]() |
なお,上記にも例外はある。ライブ撮影後のフォト一覧で画像を「端末保存」すると,ライブ時のままの横長画像で保存できる(想定された仕様なのかは謎)。アルバム保存後にフォトアルバムから端末保存すると,調整後の16:9画像で出力されるため,ライブ映像そのままのフォトを端末に残したいときは,撮影直後のタイミングで保存しよう。
実際の撮影機能はシンプルだが,一歩先をゆくテクニックとして,画面左側に備わっているスライダー型の「ズーム機能」は抑えておきたい。こちらは画面中心に向かって視点カメラがズームするだけのものだが,これを使えば遠景のシーンでも収まりをよくできる。つまり。
・初心者は印象的な寄りの場面を狙いがちだが
→ズームを駆使すれば遠景カットも印象UP!
というわけである。引きの遠景写真も決して悪いものではなく,雰囲気や会場の一体感を切り取れるが,メモリーにしたときに少々インパクトが弱いのは体感していることだろう。そこでズームを使いこなせば,それだけでシャッターチャンスを何倍にも増やせるわけだ。
とはいえ,ズームはあくまで画面中心への寄りであり,アイドルにフォーカスしているわけではない。普通に撮影するよりもカメラの腕が試される。それがライブ撮影の新たな楽しさにもつながっていく。
![]() |
![]() |
このほか画面右上のボタン列のうち,左端の「グリッド線の表示」も活用できる。こちらは写真撮影における基本構図“三分割法”を参考にするもので,表示されたグリッド線の上や,線が交差する部分に被写体を置くと写真のバランスがよくなる(らしい)。
といっても写真の基本構図自体,けっこう種類がある。私自身,構図などサッパリ分かっていないのであまり使いこなせていないので,ボロが出ない程度の紹介で済ませておく。かわいけりゃええでしょ。
![]() |
ついでに,ライブ中は一時停止に類する機能がないが,ボタン列右端の「スキップ」ボタンを押すと(スキップ可否のための)確認画面が出るため,これを利用してストップをかけることが可能だ。
上司からの急な呼び出しや(仕事中に学マスすな!),小憎たらしいほどベストタイミングな宅配を受け取るときなどに活用しよう。
![]() |
最後に,狙ったタイミングでうまく撮影できない場合は,ホーム画面から「設定」を確認してみよう。設定画面では撮影時の入力タイミングを選択できるが,これが「(画面上の撮影ボタンを)押したとき」と「離したとき」のどちらの入力方法にするかでわりと変わる。
これに関しては,とくにこだわりがないなら「押したとき」がおすすめだ。世の中のカメラ撮影の多くもこっちが主流である。
一方で「離したとき」だと,シャッターボタンを押してから離すまでのタイムラグが発生してしまう。しかし,手指の押す・離すの動作で比べると,(画面に指をギリギリ密着させないなら)離すほうが速い。人体の筋肉も押すより離す(というか引く)ほうがすばやく,かつ力強いと言われるので,入力速度だけ見れば離す入力のほうが最速ではある。
もちろん前述のとおり,撮影手法の主流とは異なる技術が要求されるため,感覚の違いは課題になる。そのうえでどちらをどう追求すべきかは,プロデュースの最適解と同じくらい思索のしがいがあるだろう。
![]() |
「シャッターチャンス紹介」
という名の“手毬フォト美術館”
ライブ撮影の基礎はここまで。ここからは手毬の持ち楽曲を例に,ライブ中のシャッターチャンスを紹介していく。なお,当然のことだが,どういう場面がカッコいい or カワイイと思っているかは,私の好みが大いに反映されている。そこはご留意いただきたい。
そのうえで「数が多すぎると大変だろうから1曲につき5箇所のみ」としている。どの曲もいいシーンが多すぎて,1曲あたり10箇所くらい紹介したくなって後悔したが,それくらい写真映えする画面が多い。
以降で紹介するカットはほんの一部なので,もっといい写真は自己研鑽し,仲間内やSNSで共有して,担当のかわいさを広めてほしい。
![]() |
ちなみに,写真の選定は「録画したライブ動画を見て」「そのあとゲーム内で撮影する」という手順を取った。そのため以降の写真は。
★2枚並びの画像について
・写真左:録画ライブから切り抜いた画像
・写真右:ゲーム内で実際に撮影した画像
という順で表示している。また,ライブで狙った1枚を撮るのはわりと難しいため,個人的な指標として「5段階の撮影難度」を設けた。高難度のものについては,トライ&エラーで狙ってほしい。
♪「初」
学マスの表題曲。ライブ中のカメラワークが激しめだが,サービスシーン(カメラがすごく寄る場面)も多く,ズームなしでもバストアップを狙いやすい。あと,アイドルがめちゃくちゃウィンクしてくれる。![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
♪「Luna say maybe」
手毬ソロ曲の第1弾。アートワークでも描かれているレーザー照明が印象的で,全体的に暗めなステージとのコントラストが美しい。カメラの寄りが少なく,ダンスも激しいことで,撮影は「初」よりも難しめ。![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
♪「アイヴイ」
手毬ソロ曲の第2弾。歌唱もダンスもペース配分度外視の全力っぷりで,アイドルにひたむきな月村手毬を存分に感じられるキラーチューン。屋外ステージかつ時間帯が夜のため,顔が暗くなりがち。なのでライトの明暗を生かしたエモーショナルなカットを狙いたいところ。![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
♪「キミとセミブルー」
シーズンイベント曲の第1弾。夏の暑さを吹き飛ばす曲調に,水の演出が爽やかさをプラス。曲の盛り上がりどころでポーズを取ってくれるため,撮影もしやすい。水鉄砲でカメラを撃つところは,学マスで最もピンボケした写真を撮れることで有名。ところでサマーマってなに?![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
♪「冠菊」
シーズンイベント曲の第2弾。和風カッコいい曲調と,傘を用いたパフォーマンスが特徴的。話は変わるが,冠菊からはアナザーアイドルガシャが「100pt交換&初回10連無料」になり,担当アイドルを格段にお迎えしやすくなった。私はセミブルー200連で傷だらけの勇者になったので,この調整には大変感謝している。ありがとう学マス運営!![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
♪「仮装狂騒曲」
シーズンイベント曲の第3弾。ハロウィンがテーマ。ラップありの激しいメロディに合わせて,カメラワークもモーションもキレキレに跳ねるラウドナンバー。撮影は大変なので,曲の盛り上がりどころや歌詞に決め打ちでシャッターを切ると,確率的にいいものが撮りやすい。![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
♪「White Night! White Wish!」
シーズンイベント曲の第4弾。クリスマスがテーマ。かわいいアイドルを存分に拝める(プレゼントももらえる!)。初の「観客なしライブ」とあり,ライブというよりMVっぽい。シャッターチャンスが多く,需要と供給のままにシャッターを切っているとフォトが無限生産される。![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
♪「Campus mode!!」(屋外ライブVer.)
初星学園の伝統曲の屋外ライブ。あまたの学マスPに涙を流させた罪な名曲。私も数えきれないほど泣かされた。ほかのライブと違って映像比率自体が16:9となり,撮影時は全体がフォトとして残る。![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
♪「Campus mode!!」(講堂ライブVer.)
こちらは講堂ライブ。屋外版より長尺で,ゴンドラに乗って観客席に近づく演出があり,モーションも変化している。アイドルたちも「今撮って! 今!」と言わんばかりにカメラに近づいてきてくれるので,その心意気に応えてたくさん撮ってあげたい。![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
♪「ハッピーミルフィーユ」
シーズンイベント曲の第5弾。バレンタインがテーマ。ステージが全体的にピンク色で,どこを切り取ってもカワイイが作れる。カメラワークがグルングルン回転するので,タイミングを見計らうのが大切かも。![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
ここまでが,計10曲のシャッターチャンスだ。
学マスのライブはアイドルもカメラもよく動き,ステージも演出も凝っているので,動的な動画としてもとてもすばらしい。
一方で,ライブ中の撮影で切り取った「静止画」も違った魅力があることは,本稿で皆さんにも存分に伝わったものかと思う。
なかには撮るのが難しいフォトもあるが,それゆえに撮れたときの感動は大きい。撮ったフォトを残しておけばゲーム内名刺の素材にも使えるため,映える1枚を撮りためておいて,カスタム名刺でたくさん並べる……なんてのもオシャレじゃなかろうか。
それでは手毬のライブが10公演たまったら,また会おうぜ!
![]() |
「学園アイドルマスター」公式サイト
「学園アイドルマスター」ダウンロードページ
「学園アイドルマスター」ダウンロードページ
- 関連タイトル:
学園アイドルマスター
- 関連タイトル:
学園アイドルマスター
- 関連タイトル:
学園アイドルマスター
- この記事のURL:
キーワード
- iPhone
- iPhone/iPad:学園アイドルマスター
- iPad
- シミュレーション
- バンダイナムコエンターテインメント
- 育成
- 学園物
- 無料
- Android:学園アイドルマスター
- Android
- PC:学園アイドルマスター
- PC
- ライター:つきひ
- 企画記事
- プレイレポート

THE IDOLM@STER& (C)Bandai Namco Entertainment Inc.
THE IDOLM@STER& (C)Bandai Namco Entertainment Inc.
THE IDOLM@STER& (C)Bandai Namco Entertainment Inc.