パブリッシャのtinyBuildは,北米のインディーデベロッパRedemption Road Gamesが手がける
「Kingmakers」を発表し,
アナウンストレイラーを公開した。対応プラットフォームは
PC(Steam)で,
2024年内にアーリーアクセス版をリリースする予定だ。
Steamのストアページによれば,テキストとインタフェースが日本語にも対応する。詳細は不明ながら,コンシューマ機版のリリースも予定しているという。
「Kingmakers」の舞台となるのは,戦争に明け暮れる
500年前のイングランドだ。プレイヤーは,その時代にタイムスリップしたエリート戦闘部隊の隊員として,剣と弓,槍の戦いに近代兵器を持ち込み,歴史の流れを変えていくという。
映像化もされたSF小説「戦国自衛隊」を思わせる設定だが,公開されたトレイラーでは,甲冑の兵士の群れにトラックで飛び込んだり,アサルトライフルやグレネードランチャーを撃ったりして大暴れする様子が確認できる。数千人の兵士が同時に描画されるという大規模な戦場の様子も見事で,すべてのユニットが最新のAIで制御され,かつてないほどのリアルな戦いを繰り広げる。映像には登場していないが,攻撃ヘリコプターや装甲を施したSUV,バイクなども登場するという。
ソロプレイのほか,最大4人のプレイヤーによるCo-opにも対応しており,プレイヤー自らが武器を抱えて戦場に飛び込むだけでなく,射手や剣士,騎兵といったユニットを配置し,それらを指揮して戦うストラテジーモードへもシームレスに切り替えられる。要塞の建築も可能で,戦いに勝ち続けて自分の王国を築いていくこともできるという。歴史を変えることで,やがて訪れる黙示録的危機を回避するといったストーリーも用意されているようだ。
Steamのストアページではウィッシュリストへの登録も可能。中世と近代兵器をミックスした戦いが気になる人は,続報を楽しみにしてほしい。