新作メトロイドヴァニア「RIN: The Last Child」が1月26日に日本語対応でリリース。創造主の最後の子として堕落した兄弟姉妹と戦う旅へ

　ポーランドのSpace Fox Gamesは，新作2Dプラットフォームアクション「RIN: The Last Child」（PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One）の最新トレイラーを公開し，2024年1月26日にPC版をリリースすると発表した。

「RIN: The Last Child」公式サイト

　クロノスとその子供たちとの争いを描いたギリシャ神話にインスパイアされた本作の主人公は，創造主が最後に作り上げた子リンだ。先に大地に降りた5人の兄弟姉妹が腐敗し堕落したことにより，彼らの追討を父に命じられたリンは，神秘的だが無秩序な世界に降り立つ。プレイヤーは討伐の旅を続け，スライムや蚊のような雑魚キャラや恐ろしい野獣などと戦い，5人のボスに立ち向かっていく。


　プレイヤーは，マップを探索して18種類のエレメンタルスペルを集めていく。エレメンタルスペルは攻撃と防御，そしてユーティリティのカテゴリに分かれており，それらを組み合わせて魔法を作ることができる。ルーンやアスペクトというアイテムを集めて，魔法をアップグレードすることも可能だ。エレメンタルスペルとルーン，アスペクトの組み合わせは7776種類にもおよび，プレイヤーのスタイルに合わせた戦いが楽しめる。
　クイックスロットに3つを割り当てて，お気に入りの魔法を繰り出すことができるが，異なるタイプの敵に対応するため，セットをすばやく切り替えるオプションが用意されるなど，探索と戦闘をしっかり楽しめるメトロイドヴァニアに仕上げられているようだ。


　創造主である父への服従と個人としてのリンの自由，あるいは，自由意志と責任との対立といった難しいテーマを背景にする「RIN: The Last Child」だけに，インタフェースとテキストが日本語に対応しているのは嬉しいところだろう。
　現時点でPC以外のプラットフォームのリリース時期は発表されていないが，メトロイドヴァニアファンは，Steamのストアページで本作をウィッシュリストに登録し，リリースを楽しみにしよう。