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インタビュー
[インタビュー]「フラガリアメモリーズ」が初出演を果たした「アニサマ2024」のBlu-rayは3月26日発売! 村上Pと齋藤Pに裏話を聞く
4Gamerでは,Blu-ray発売に先駆けて,「フラメモ」プロデューサーの村上一馬氏と,“齋藤P”こと「アニサマ」のプロデューサー齋藤光二氏にインタビューを行った。
アニサマ出演の経緯からバックステージでのエピソードまで,たっぷりと話を聞いてきたので,その内容をお伝えしよう。
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■インタビュイー
齋藤光二氏
“齋藤P”の愛称で知られる,「Animelo Summer Live(アニサマ)」統括プロデューサー。世界最大のアニソンライブイベントである「アニサマ」は,2005年の初開催から毎年異なるテーマを想定しており,齋藤氏は総合演出も担当している。
サンリオ 村上一馬氏
「フラガリアメモリーズ(フラメモ)」総合プロデューサー。コンテンツ全体の方針決定を担当するほか,楽曲制作にも深く関わっている。
「フラメモ」出演のきっかけは
村上Pから「アニサマ」への猛アプローチ!
4Gamer:
まずは,お互いの担当コンテンツへの印象をお聞かせください。齋藤さんは,「フラメモ」を知ったときの印象はいかがでしたか。
「アニサマ」プロデューサー齋藤光二氏(以下,齋藤P):
最初は「サンリオさん,攻めてるな!」と思いました。海外でも大人気のハローキティやシナモロールなどのキャラクターたちをモチーフにするって,おそらくいろいろ大変じゃないですか。それを,彼らを守る騎士という形にしたのが面白い切り口だなと。声優陣も錚々たるメンバーですし,音楽的にも力を入れているコンテンツという印象を受けました。
4Gamer:
ありがとうございます。村上さんは「アニサマ」についてどんな想いがありましたか。
「フラメモ」プロデューサー村上一馬氏(以下,村上氏):
すでに20年近く続いている大人気のイベントでありながら,毎年毎年面白いことにチャレンジしている「アニサマ」は,僕から見たらすごく高いところにいる存在でした。
とはいえ,「フラメモ」はアニメ化していないながら,エンタメとしては近い文化の中にはいるので,「いつかは出たい」と思っていたフェスです。
4Gamer:
どういった経緯で「フラメモ」の「アニサマ2024」への出演が決まったのでしょうか。
齋藤P:
実は,村上さんから直々にアプローチを受けたんです。村上さんは僕と面識があったし,「アニサマ」もよくご存じだということでご連絡をいただきました。
「まだアニメになってはいないけど,ぜひ『フラメモ』の話を聞いてほしい」と熱意が高く,ありがたかったですね。
4Gamer:
村上さんがきっかけを作られたんですね。ちなみに「アニサマ」は,基本的にはどのように出演アーティストを決められているのですか。
齋藤P:
おかげさまでいろいろなアーティストから「出演したい」という申し出を受けるのですが,どちらかというとアニサマ側からオファーするパターンのほうが多いですね。
今回は村上さんからお声がけいただき,どういった作品で,どういうことをやりたいのかをお聞きました。僕もプロデューサーですので,しっかりとリサーチをしてから判断したいですからね。
4Gamer:
なるほど。「アニサマ2024」は2024年8月30日から9月1日の開催でしたが,最初にお二人が今回の話をされたのはいつごろでしたか。
村上氏:
2023年の夏ごろだったと思います。齋藤さんに直接お会いしたのは,「フラメモ」を発表して数日後でした。
サンリオが人型キャラクターで贈る、
— フラガリアメモリーズ 【サンリオ公式】 (@fragaria_sanrio) September 22, 2023
新世代の本格ファンタジー
? ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄?#フラガリアメモリーズ
2023.9.26(TUE)
プロジェクト解禁
?__________?#サンリオ pic.twitter.com/maTvnbcXJO
齋藤P:
プロジェクト自体の発表はしたものの,まだ具体的に動かれていないころでしたよね。
4Gamer:
そんなにすぐ動かれていたとは驚きました。村上さんから話を受けて,齋藤さんが「フラメモ」の出演を決めたのはどんな理由ですか。
齋藤P:
「アニサマ」はこうじゃなきゃいけないっていう明文化されたルールはないんですが,やっぱり「アニメになっていないコンテンツが出るのはどうなんだろう?」という,イベントに対する強い想いをお持ちの方もいらっしゃいます。
ただ,これまでにもアニメ化前に出演したコンテンツはありましたし,何よりも「フラメモ」で楽曲を歌っているキャストやプロジェクトの見せ方に共感したんです。
自分としても「アニサマ」は常に挑戦者でありたいと思っていますし,新しい風を入れたいと考えていました。あと,2024年の「Stargazer」というロマンチックなテーマが,すごく「フラメモ」と相性が良いと感じたのも理由の1つです。
4Gamer:
確かにそうですね。出演に関し,最初はどんなことをお話しされたのでしょうか。
齋藤P:
僕は当初,村上さんに「(「アニサマ」はイベントとして)初回の出演ハードルはけっこう高いですよ」と伝えていました。それで,出ていただくうえで実現してほしい条件をお出ししたんです。
その条件の1つが,「フラメモ」の3つのブーケからどこか1つだけをフィーチャーするのではなく,バランスよく出演者を集めていただきたいということでした。
それぞれのカラーをきちんとユニット曲で表現し,かつプロジェクトの世界観を見せる全体曲も歌ってほしいと。
「フラメモ」は魅力的なキャストが揃っていますし,「アニサマ」経験者も多いので,「アニサマ」での戦い方を分かっている人たちに出演してほしいという想いがありました。
4Gamer:
齋藤さんにお聞きしたいのですが,「アニサマ」では齋藤さんご自身が,各アーティストに対する要望を伝えるのでしょうか。
齋藤P:
はい。やっぱり,お互いにWin-Winな関係になることがいいと思うんですよ。お客さんにも作品の世界観をしっかり見せて「このコンテンツすごい!」と思ってほしいし,僕らとしても良いステージを届けてもらえるのが一番なんです。
何かこう,新作発表会みたいな雰囲気にしちゃうのは良くないと思うんですよね。それは作品にとっても,僕らにとってもマイナスですから。
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4Gamer:
結果的に「フラメモ」はほとんどのキャストが「アニサマ2024」に出演し,素晴らしいステージを実現されました。
齋藤P:
やっぱり人数感も大切なんですよね。ほとんどのキャストが揃ったことはとてもうれしかったです。
4Gamer:
先ほどお二人が「アニサマ2024」についての話を始めたのは,2023年の夏ごろとお話されていましたが,具体的に動かれたのはいつごろですか。
村上氏:
齋藤さんから“宿題”をいただいたのが秋冬くらいで,キャストさんへのスケジュールの確認を始めたのは冬です。それが固まってきたのはもう,春に差し掛かっていたころだと思います。
齋藤P:
やっぱりこのメンツだし,そのくらいかかっちゃいますよね。でも,とくに僕が出演を熱望していた各ブーケの代表,がっくん(ハルリット役の梶原岳人さん)と信長さん(シエロモート役の島﨑信長さん),武内くん(バドバルマ役の武内駿輔さん)のGOサインを受けたときはうれしかったです。
それにしても,17人も出てもらえることになったのは村上さんの頑張りですよ。かなり苦労されたんじゃないかなと思います。
村上氏:
僕の苦労というより,事務所の皆さんが「こんな晴れ舞台に出られるなら」と,かなり頑張って調整してくださったんじゃないかなと思います。
これは本当に,「アニサマ」のブランド力みたいなところに助けられました。「フラメモ」はまだ立ち上げて間もないプロジェクトでしたしね。
齋藤P:
それだけ,このプロジェクトに力を入れていることが事務所さん側にも伝わったんじゃないかな。僕も逆にびっくりしたんです。「こんなに集まってくれたの!?」って(笑)。
キャストさんたちが揃ってから面白いなと思ったのは,「フラメモ」の皆さんたちは,自分の演じる騎士や主(ロード)のキャラクターがすごく好きなんですよね。とても愛がある現場だなと思いました。
「アニサマ」に出るアーティストはみんなそうではありますが,「フラメモ」のキャストさんたちもみんないい方ばっかりなんですよね,これが(笑)。
4Gamer:
本当に奇跡のステージでしたね。ちなみに「フラメモ」は「アニサマ2024」に出る直前,単独イベント(2024年8月10日〜11日開催「フラガリアメモリーズ 1st LIVE & FAN MEETING 〜Wish is …〜」)もありましたよね。
村上氏:
そうなんです。並行してそれぞれのステージの区別化を考えていけたのはむしろ大きな利点でした。
「アニサマ2024」リハや制作秘話,
バックステージの面白エピソードを聞く
4Gamer:
これだけキャストが多いとリハーサルもまた大変だったと思いますが,いかがでしたか。
村上氏:
そうですね。とにかく皆さん忙しいので,なかなか全員を一度に揃えることが難しくて。
齋藤P:
たしか,リハは全部で5回くらいやりましたよね? 足りないキャストさんはスタッフが代わりに立ったりしながら,最後のほうはスタッフも村上さんも慣れてきて,すごくスムーズになってた気がする。
村上氏:
はい。MCのリハーサルでは,もう口が次のセリフを覚えてしまってました(笑)。
齋藤P:
段取り自体はけっこう複雑だったんですけどね。それぞれのブーケの色を別々に見せたいのもあって,登場の仕方も階段上だったり,トロッコだったり,ポップアップだったりとステージの隅々まで使いたくて。
それでリハはビデオに録って,毎回キャストさんに説明して場当たりして……と。村上さんもすごく手間をかけていましたよね。
村上氏:
そうですね。1つのステージで3つの演出を一気にやった感じでした。
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4Gamer:
先ほど少し触れましたが,衣装も話題になりましたね。一人ひとりにこだわりが詰まっていましたが,どのように決めていかれたのでしょうか。
村上氏:
衣装デザインの担当さんに,出演されるキャストさんとキャラクターの説明をして,どの程度キャラの要素を入れるかの塩梅を相談していきました。こちらからの説明を受けて,衣装さんからご提案をいただいて,それに対してお戻しをして……といった作り方です。
齋藤P:
キャストさんと相談したところもあったんですよね。寺島さん(プルース役の寺島拓篤さん)のプルースは,左右の靴の色が違ったり。
村上氏:
はい,「アニサマ」やファンミの合間にフィッティングを行いながら,トータルバランスをキャストさんと話し合ったりする中でいろいろご意見をお聞きしました。
プルースの靴は,寺島さんのほうから「左右違う靴にできますか?」というアイディアをいただいたんです。それと,ウィルメッシュ役の千葉翔也さんには,主(ロード)であるウィッシュミーメルのしっぽの虹色を入れたいとおっしゃっていただきました。
4Gamer:
そうだったんですね。それにしても,お話をうかがっていると,齋藤さんもすごく細かいところまで見ておられたんだなと感動しました。
“齋藤P”としてキャストさんたちが絶大な信頼を寄せるのがよく分かる気がします。とはいえ今回,初めてお会いしたり,お話されたりする方もいらっしゃったんですよね。
齋藤P:
「アニサマ」のテーマソングはだいたい3月ぐらいにレコーディングするんですが,メインの3人だと信長さんと武内くんとしっかり話せたのはそこが初めてだったんです。
2024年,Elements Gardenが手がけたテーマソングは,男性と女性の声が交差する作りになっていて,サビで下の音を支える男性パートってすごく大切なんですよ。皆さん,本当に上手な歌声を聞かせてくださってうれしかったです。
「アニサマ」のステージはいつもそうですが,普段会う彼らと声優としてキャラクターを背負ったパフォーマンスの違いも興味深く,新鮮さを感じました。
村上氏:
リハ中に「この曲のここはクラップ(手拍子)で煽ろう」などの話をメンバーやスタッフさんとし,次第にパフォーマンスを形成していきました。
これも,「アニサマ」くらい大きなステージだからこそ経験できたことだと思うので,自分にとってもすごくうれしかったです。
齋藤P:
全体曲の「Bouquet of Wishes」はとくに印象的でしたが,片手にハンドマイクを持ちながらクラップを煽ると,お客さんもやってくださるんですよね。
そのあたりは「アニサマ」経験者のキャストさんが率先してリハなどでやってくれたりすると,ほかのキャストさんも「なるほど!」って合わせてくれる。スタジオリハでも,実際の「アニサマ」の景色を想像しながら作っていきましたね。
「アニサマ」は大きなステージだけど,キャストの人数が多ければ横に拡がれるから,思い思いに客席へ手を振ったりしようというシミュレーションをしていました。
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4Gamer:
ステージの制作についてもう少しお聞かせください。どういう内容にするのかも,衣装と同じく出演者が決まってから考えていった形ですか。
齋藤P:
そうですね。実は,「アニサマ」は1アーティストに対して曲数の決まりはとくにないんです。曲だけ披露してMCをしないのもありだし,曲数を減らして別の何かを見せてもいいんですよ。
「フラメモ」の場合は村上さんに,各ブーケのMCでの自己紹介と全体曲はしっかりやってほしいとお願いしつつ,長すぎないようにある程度コンパクトに考えてもらいました。
4Gamer:
本番では冒頭の映像もすごく盛り上がりましたね。一気に「フラメモ」ワールドが広がった気がしました。
齋藤P:
いざ出来上がったものを見たら,すごいなと思いました。タイミングも音楽の切り替わりもいいし,これは盛り上がるだろうなと。映像で本番の様子を見ていただいても分かると思うんですが,意外と女性だけじゃなく,男性の歓声もすごく上がってるんですよ。あれはうれしいですよね。
村上氏:
はい,めちゃくちゃうれしかったです。ブーケごとの楽曲はメドレーにするにあたり,曲の切り方や尺感なども細かく齋藤さんと打ち合わせをさせていただきました。
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齋藤P:
最初はレッド,次にブルー,最後にノワールですが,それぞれの登場の演出も良い見せ方ができたと思います。この流れがうまくいけば,「フラメモ」のステージはもうバッチリだなと。
そういえば,最後の記念撮影のときに客席のペンライトを3色に色分けしようという話になったのは,リハで出たアイディアでしたね。あれもすごくステキでした。
?アニサマ2024?#フラガリアメモリーズ より17名が出演しました?
— フラガリアメモリーズ 【サンリオ公式】 (@fragaria_sanrio) August 31, 2024
ありがとうございました?
?セットリスト
「EVER RED」
「青空のメモリー」
「ALL SO BAD」
「Bouquet of Wishes」
?フラガリアメモリーズをもっと知りたい方はコチラ!https://t.co/WxqxKEPSDd#アニサマ pic.twitter.com/2GjVVvziHZ
4Gamer:
そのほか,裏話やエピソードがあればぜひ聞いてみたいです。
齋藤P:
印象的だったのは,GRANRODEO with ANISAMA BOYZの「Can Do」コラボです。
「フラメモ」にはせっかく歌のうまいキャストもたくさんいるし……と,KISHOWさんに「同じ日に『フラガリアメモリーズ』のキャストがたくさんいるんですけど,みんなを『Can Do』のときに呼ぶので漢祭りしましょう」と提案したら,「そんなことしてもらっていいんですか?」と。KISHOWさん,野郎どもに囲まれてテンションが上がってご機嫌でした(笑)。
これも映像を見てもらえると分かりますが,KISHOWさんも「フラメモ」メンバーたちもみんな楽しそうにしていて,「アニサマ」の良さである“みんな一体となって楽しむ”が実現できたと思います。
内田真礼さんや平野 綾さんのステージのときも,もはやヲタ芸みたいな感じで盛り上がっていたキャストさんもいたり(笑)。
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4Gamer:
もともとアニソンが好きなキャストさんも多かったんですね。ほかにバックステージでのエピソードはありますか。
村上氏:
皆さんそれぞれの過ごし方をされていたのが印象的でした。ギリギリまで歌の練習をしている方もいれば,モニターでほかの方のリハを見守っている方もいたり,楽屋にトランプを持ち込んでゲームする面々もいたりして。
それで「リハが始まりますよ」となったら,トランプをそのままにして慌てて移動するっていう,急に授業が始まった男子高校生みたいな様子になってました(笑)。
齋藤P:
そういえば,セトリの序盤で平野 綾さんが「God knows…」を披露されたんですが,モニターで見ながらめちゃくちゃ感動してテンションが上がっているメンバーもいましたよね。内田真礼さんとの「Lost my music」も,「俺たちの青春なんですよ!」と言って(笑)。
村上氏:
バックステージではBlu-ray用のコメント撮影もしていたんですが,ステージが見たいから時間をずらそうっていうことになったりもしていましたね。
齋藤P:
やっぱりフェスって,アーティスト自身もほかの出演者の歌を聞いてテンションが上がることがあるんですよね。歌のバトンをつないでいくみたいな作用もあって。
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2025年,「フラメモ」と「アニサマ」の“これから”
4Gamer:
「アニサマ2024」のBlu-rayは,3月26日に発売が決定しています。見どころについて教えてください。
齋藤P:
「フラメモ」のステージに関しては,一部のMCを除いてすべて収録しています。バックステージの様子やコメント,コラボステージも全部入っていますね。
皆さん,「フラメモ」という看板を背負って自分たちの作品をたくさんの人に見てもらい,そのうえでほかのステージも思い切り楽しんでいる様子を見ていただけると思います。それこそ,メンバーたちがヲタ芸しているところもバッチリ映っていますよ(笑)。
村上氏:
本当に楽しい1日になったというのが伝わると思います!
4Gamer:
これは,現地に行けた人も,行けなかった人も絶対に見るべき映像ですね。2025年は「フラメモ」が3年目に突入,「アニサマ」は20周年を迎えます。今後の展開について,お話しいただける範囲でお聞かせください。
村上氏:
「フラメモ」は,4月にサンリオピューロランドでファンミーティングを行うほか,大分県のサンリオキャラクターパーク「ハーモニーランド」と,体験型イベントを含んだコラボを開催します。
また,5月・6月には2.5次元舞台「ミュージカル『フラガリアメモリーズ』〜純真の結い目〜」の上演も控えています。
2025年も皆さんが「フラメモ」に触れる機会をたくさん設けますし,音楽面でも楽しんでいただけるものをたくさん用意していますので,ぜひ楽しみにしていてください。
齋藤P:
今おっしゃっていただいたように,2025年は「アニサマ」20周年ですが,祝祭感だけを強調したり,長くやっているからといってふんぞり返ったり……という感じではなく,2024年の「フラメモ」のように,これから挑戦していく作品もしっかり応援できたらいいなと思っています。
……とは言いつつ,アニソンファンや皆さんが今まで応援してくださったアーティストたちに感謝を伝えるようなイベントにしたいとも思っています。まだタイトルが出せないので,ちょっとした匂わせなんですが(笑)。
4Gamer:
ありがとうございます。では,締めのご挨拶をお願いします!
齋藤P:
今日は,こういう形で村上さんとお話する機会をいただきありがとうございます。村上さんはコンテンツだけではなく音楽にも精通しているプロデューサーなので,そういう面で僕もすごく信頼しており,一緒に面白いステージが作れたと思います。
これから発売される映像を見ていただければ,豪華さや楽しさが伝わるかなと。「フラメモ」は,すごく気品のあるコンテンツなんですよね。そこはサンリオならではの良さだし,皆さんにもそれを感じていただけたらと思います。
村上氏:
「フラメモ」のファンミーティングでもキャストの歌唱はありましたが,あれだけのキャストが揃って全体曲を披露できたのは「アニサマ2024」が初めてのことでした。
キャストさんたちも気合を入れつつも,とても楽しみながらパフォーマンスしてくださいました。温かくもかっこいいステージになったと思います。ぜひ,多くの人に映像を見ていただけたらうれしいです。
4Gamer:
本日はありがとうございました!
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――2024年12月10日収録
「フラガリアメモリーズ」公式サイト
(C)2024 SANRIO CO., LTD.
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フラガリアメモリーズ(メディアミックスプロジェクト)
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