プレイレポート
[TGS2023]シンプルに,短時間で,楽しく盛り上がれるインディーゲームコーナーのタイトルたちを紹介
本稿では,出展されているタイトルの中から,シンプルかつ短時間でプレイでき,しかも楽しく盛り上がれる3タイトルを紹介しよう。
Ice Creamer
ModelingXが出展しているVRゲーム。空から落ちてくるアイスクリームをコーンでキャッチし,どんどん積み上げていく。ゴールデンアイスクリームを逃さずキャッチすれば評価が高くなるが,アイスに混じって落ちてくる爆弾に触ってしまうと,せっかく積んだアイスが崩れてしまう。
Meta Quest2のコントローラを使う直感的な操作なので,ゲームに慣れていない人でもプレイしやすいはず。VRゲームをゲームショウのような会場でプレイしていると,「ゲームが終わってヘッドマウントディスプレイを外したとき,周りに誰もいなかったらどうしよう」と思うかもしれないが,周りにいるスタッフが盛り上げてくれるので心配はいらない。本作は現在開発中で,リリース時期は未定とのこと。
Fighting ○×
tt.works.100が出展しているスマホ向けタイトル。ターン制ではなく,リアルタイムで進行する○×ゲームだ。タップしてマスを取るのだが,それに必要なタップの回数は設定可能で,増えるほど戦いは白熱する。同じマスの取り合いになったときは,思わず声が出てしまう。
また,一度相手に取られたマスを取り返すこともできるので,取ったマスに気を配らなくてはならないのもポイントだ。
マルチタッチ対応なので,両手を使うのが必勝法。実力差がありすぎるときは,強い方だけ1本指でプレイするのもいいだろう。勝負が決まった瞬間の顔を撮影する機能もあるので,対戦後にそれを見てもうひと盛り上がりできる。
こちらは無料配信中なので,待機列での暇つぶしとしてもどうぞ。
ジェットコーラ
インディーゲームコーナーの隅にあるTamakotronicaのブースにあるアーケードインディーゲーム。
コーラ瓶の形をしたコントローラを10秒間激しく振ってからテーブルに置くと,筐体の画面では,瓶がコーラを噴き出しながら宇宙へと飛んでいく。もちろん激しく振れば振るほど高くなっていくのだが,ある高度を超えると「復活」イベントがあり,再び瓶を振ることができる。
10秒間思い切り瓶を振って,肩で息をしているプレイヤーがさらに頑張る姿が感動を呼ぶのか,このブースには謎の一体感が生まれ,大いに盛り上がっていた。
筐体のつくりやデザインからはプロの雰囲気が感じられるが,実際,Tamakotronicaはアーケード向けのインディーゲームデベロッパとして成功することを目指しているという。
日本だとちょっとイメージが湧かないが,アメリカでは数こそ少ないながらも,そういったデベロッパは存在しているとのこと。現在のところ日本のゲームセンターに置くことはできていないので,お祭りなどのイベントなどで楽しんでもらう形がメインだそうだ。
東京ゲームショウ2023公式サイト
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- 関連タイトル:
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