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頭の動きに合わせて映像を表示できるサングラス型ディスプレイ「XREAL One」シリーズが海外で発表。価格は499ドルから
さらに,映像表示機器(※PCやスマートフォンなど)側で動きに合わせた補正をする必要がないので,機器側で生成した映像をディスプレイ側に表示するまでの遅延が大きく短縮できたという。遅延の短縮は,とくにゲーム用途で効果を発揮するそうだ。
両製品とも,ディスプレイにはソニー製の小型有機ELパネルを採用している。このディスプレイに,新開発の光学系を組み合わせて,XREAL Oneは視野角50度,XREAL One Proは視野角57度と,既存のXREAL Air 2シリーズよりも広い視野角を実現した。なお,ディスプレイの解像度は1920×1080ドットで,最大リフレッシュレートは120Hzで,この点は。XREAL Air 2シリーズと変わらない。
ベースモデルのXREAL Oneと,上位モデルであるXREAL One Proの主な違いは,以下の点にある。
- 視野角(Field Of View,FOV):XREAL Oneは50度,XREAL One Proは57度でやや広い
- 輝度:ディスプレイの輝度はXREAL Oneが600nit,XREAL One Proは700nit
- 光学系:XREAL One Proの光学系は,周囲の光の影響を減らして不必要な映像の反射を減らしている。また,光学系の幅もXREAL One Proのほうが薄い
- 重量:XREAL Oneは約84g,XREAL One Proは約87g
- 瞳孔間距離(IPD):XREAL One Proは,IPDが57〜66mmと66〜75mmの2モデルを用意しており,適切な物を選べる。XREAL OneはソフトウェアによるIPD補正のみ
XREAL One Proのほうが細かいところで優れているものの,X1プロセッサやスピーカーなどは共通なので,機能面で大きな違いはなさそうだ。
XREALは,12月11日〜12月13日に東京のポートシティ竹芝にて開催されるXR関連イベント「XR Kaigi」に出展予定で,とくに11日にはスポンサーセッションを実施する予定だ。このイベントで,日本におけるXREAL Oneシリーズの販売について発表があるかもしれない。
XREALのXREAL One製品情報ページ(英語)
XREALのXREAL One Pro製品情報ページ(英語)
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