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プレイレポート
[プレイレポ]サンダルフォンが「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」に参戦! 試遊版プレイで見えてきたキャラ性能を紹介
なお,今回プレイしたものはあくまでも試遊時点のバージョンであり,製品版とは内容が異なる可能性があるので注意してほしい。
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「グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-」公式サイト
サンダルフォンとは……
サンダルフォンは,「グランブルーファンタジー」(以下,グラブル)の3周年記念イベント「どうして空は蒼いのか」から登場したキャラクターだ。グラブルにおいて屈指の人気キャラクターであり,2022年に実施された「グランブルーファンタジー ヴァーサス」への参戦キャラクターアンケートでは,すべての地域で1位を獲得している。
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気になる性能面だが,飛び道具に無敵技,突進技とひととおり揃ったオーソドックスなアビリティ構成で,通常技なども癖がなく扱いやすい。そして,四大元素(火,風,土,水)の扱いに長けているサンダルフォンらしく,通常(光)状態から4属性に変化するトリッキーさを併せ持っている。
今回は試遊時間の関係でコンボ周りは調べられなかったが,通常技とアビリティのアクションを入念に調べてきたので,その手触りや感想をお伝えしていく。
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スタンダードで使いやすいものが揃った通常技
まずは基本アクションとなる通常技から見ていこう。近距離で発生する近L,近M,近Hは,グランやカタリナなどのスタンダードキャラに近い手触りで使っていける。近Hはしゃがみヒット時に近L>近Hとつなげられる発生フレームとなっていた。
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次に遠距離で発生する遠L,遠M,遠Hだが,全体的にリーチに優れ,中間距離での差し合いに使いやすいものが揃っている。とくに遠Lは,ベアトリクスの遠Lに近いモーションで,攻守において活躍してくれそうだ。
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しゃがみ時の攻撃は,そこそこのリーチの下段攻撃となるしゃがみL,上段攻撃だがけん制に使いやすそうなしゃがみM,オーソドックスな対空のしゃがみH,アビリティにキャンセルできるスライディングのしゃがみUという構成だ。しゃがみLとしゃがみUの下段攻撃は,シンプルな崩しに重宝しそうな攻撃となっている。
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ジャンプ時の攻撃は,ほかのキャラクターのものと同じく攻撃判定が常に出ているジャンプL,横方向にリーチの優れるジャンプM,下方向に判定が強そうなジャンプH,ジャンプLのように判定が出続けるジャンプUという構成だ。
ジャンプMは空対空がメインの用途になりそうだが,めくり判定もあるので飛び込み時などにも使うことになる。ジャンプUは今回もっとも怪しさを感じた通常技で,見た目どおりの判定であれば上から制圧するように使っていけそうだ。
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ダッシュ攻撃は,剣の柄で殴りつけるダッシュL,そこそこのリーチを誇る下段攻撃のダッシュM,ヒット時に相手が尻もちダウンするダッシュHという構成だ。グランやジータのものと似たような手触りと言えば分かりやすいだろうか。
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属性によって変化する飛び道具アビリティはプレイヤーの個性が反映されそう
通常技はスタンダードで使いやすいものが揃っていたが,アビリティも同様で,癖の少ない飛び道具のエクリプティカ,切り返しなどに使う無敵技のランニングライツ,固めやコンボに使用する突進技のゾハル・ストライク,居合斬りや構えからの移動など搦め手的に使っていけるファースト・イン・ラインと,満遍なく武器は用意されている。
これらのアビリティを素直に運用しても問題なく戦えそうだが,これらに加えて任意で変更できる属性により変化するエクリプティカが戦いにアクセントを与えてくれる。ひとつずつ特殊技とアビリティを確認していこう。
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任意で属性を変更できる特殊技の極彩羽
サンダルフォンはバトル開始時は基本となる光属性だが,Uボタンで発動する極彩羽で属性を自由に変更できる。Uボタンのみで火属性に,Uボタンを押して動作中にLボタンを押すと水属性に,Mボタンを押すと土属性に,Hボタンを押すと風属性に,といった具合だ。
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属性変更によってもっとも変化する要素が飛び道具アビリティのエクリプティカだ。詳細はのちほどまとめるが,弾速やダメージ,アビリティ自体の性能が大きく変化するので,状況や好みによって使い分けることで,プレイヤーの個性が出せそうだ。
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また,風属性時は,移動速度が大幅に上がり,さらに空中ダッシュも可能になる。立ち回りが強化されるが,デメリットとして防御力がかなり下がってしまうので,リスクとリターンを天秤に掛けて運用していきたい。
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※2月21日に配信された「Ver2.00アップデート紹介番組」にて,全属性の防御力が下がることが判明している。風属性はそのなかでもとくに防御力が下がるとのこと
■エクリプティカ
エクリプティカは,サンダルフォンの属性により,性能が大きく変化する飛び道具。光属性時のシンプルで使いやすいものを基礎として,属性ごとに色が出るように変化が与えられている。属性ごとの変化は以下のとおりだ。
●光属性
L版は発生が早く,弾速もそれなりのオーソドックスな飛び道具。M版は発生が遅くなるが,2ヒットになり,飛び道具との波状攻撃を仕掛けられる。H版は3ヒットになり,有利な状況を作り出しやすくなる。
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●天炎(火属性)
火属性時は,大きく性能が変化することはないが,ダメージが上がり,さらにヒット時に相手が浮くようになる。ヒットさせる位置によっては追撃を入れられるかも?
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●天水(水属性)
水属性時は,性能だけでなく見た目も大幅に変わり,目の前に水弾をくり出すアビリティになる。L版はすぐに判定が消えるので固めやコンボに使っていこう。M版とH版は画面をゆっくりと前進するうえ,相手の飛び道具と3回まで相殺するので,同時に攻めることでプレッシャーを掛けられる。
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●天土(土属性)
土属性時は,地面から多段ヒットする衝撃波をくり出す。地面を這うように進むので,回り込みにも当たるのが最大の特徴だ。L版は4ヒット,M版は6ヒット,H版は8ヒットで,それぞれけん制や固めに重宝しそう。
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●天風(風属性)
風属性時は,弾速が大幅に速くなり,さらにM版とH版のヒット時に壁バウンドを誘発するようになる。相手によりシビアな対応を求められるようになるため,けん制としての使い勝手が向上している。
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最後にアルティメット版だが,属性ごとに変化はせず,共通で発生が早く,弾速の速い飛び道具をくり出す。残念ながら壁バウンドの誘発などはないが,ヒット時にダウンを取れるので,攻めの起点として使っていけそうだ。
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■ランニングライツ
ランニングライツは,飛び上がって斬撃を見舞う,いわゆる無敵技だ。L版には無敵は付与されないが,発生が早いので対空やコンボに使えそう。M版とH版は無敵が付与されるので,切り返しや対空に使っていこう。アルティメット版は,根本ヒット時に追撃演出に移行する。
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■ゾハル・ストライク
ゾハル・ストライクは,前方に突進するアビリティとなる。L版は反撃を受けにくい突進技で奇襲や固めなどに使えそう。M版は移動距離が伸びる分,反撃を受けやすいのでコンボに組み込むか,後述する属性解放とセットで使っていこう。
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H版とアルティメット版は,ヒット時に壁バウントを誘発するので,コンボを伸ばすのに重宝しそう。こちらもガードされると反撃は必至なので,使用する際には注意が必要だ。
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また,光属性のゾハル・ストライクのヒットorガード時に,Uボタンを押すことで極彩羽に移行できる。ゾハル・ストライクのヒット時に属性を付与し,そのまま攻めを展開する,というのが基本的な流れとなりそうだ。
そして光属性以外の属性付与時は,Uボタンを押すことで属性を解放し,追撃の攻撃判定をくり出す。ガード時には隙消しになり,画面端のヒット時にはさらに連続技を叩き込める。属性解放後は光属性に戻るので,あらためて属性付与を狙いたい。
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■ファースト・イン・ライン
ファースト・イン・ラインは,使用するボタンによって,アクションが大きく変化するアビリティだ。L版はシンプルな居合斬りをくり出し,M版は構えから後述する4つのアクションに移行できる。H版は居合斬りをくり出したあとに構えに移行する。
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構え後に派生するアクションは,ある程度の距離をサーチして斬撃を放つサイレンス(構え後にLorM),横方向に突進しつつ斬りかかるノー・ウェイ・アウト(構え後にH),打撃投げで相手を吹き飛ばすロウ・プリズン(構え後にU),前後に移動するザ・ヴァイス(構え後に
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アルティメット版は,相手の位置をある程度サーチして即座に斬撃を放つ。虚を突いたけん制や,一部の飛び道具対策に使っていけそうだ。
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■アイン・ソフ・オウル
奥義ゲージを100%消費して放つアイン・ソフ・オウルは,リーチがそこそこ長いため,飛び道具抜けにも使えそう。近距離でヒットすると,ダメージが上がり,相手のBPを1消費させる。
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■パラダイス・ロスト
パラダイス・ロストは,HP30%以下で使用できる奥義ゲージを100%消費する解放奥義だ。画面端まで届くビームを放つため,こちらも飛び道具対策や奇襲に使えそう。近距離でヒットすると,ダメージが上がり,相手のBPを2消費させる。
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サンダルフォンが追加されるVer.2.00アップデートは2月26日に実装!
極彩羽による属性変更や,ファースト・イン・ラインの派生など,一見するとやることが多そうで,難しそう……という印象を受けるかもしれないが,基本的に属性はプレイヤーごとの手触りの良いものを使っていけば大丈夫そうだし,ファースト・イン・ラインも複雑な操作はいらないので,すぐに手に馴染むはずだ。
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なお,相対的なキャラクター性能の強弱については,体験会は1人用のみのプレイかつ,ほかのキャラクターも一部(グランとビカラ)しか使用できなかったので言及は避けたい。
サンダルフォンが追加され,既存キャラクターやシステムにも変更が施されるVer.2.00アップデートはいよいよ明日2月26日に実装となる。一部機能やキャラクターが制限されるが無料で楽しめる「フリーエディション」も変わらず配信されているので,気になる人はこの機会にぜひ一度遊んでみてほしい。
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- 編集部:T田
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