台湾のインディー ゲームスタジオLilien Gamesは,
2023年2月24日にSteamでリリースする新作
「December 1914」の予告編映像を公開した。
2022年12月23日に掲載した記事でお伝えしたように,「December 1914」は,第一次世界大戦を舞台にしたコミックススタイルのビジュアルノベルで,プレイヤーは兵士として家族の元を離れて戦場に赴き,ミニゲーム形式で4つの過酷な任務をこなして,戦地での兵士の行動を体験するという。
ゲームのモチーフになっているのは,1914年12月24日から12月25日にかけて西部戦線で実現した
「クリスマス休戦」だ。ローマ法王がクリスマスの停戦を呼び掛けたものの,各国の指導者たちはそれを拒否。しかし前線では,一部ではあったものの,それが実現したという,100年以上前に起きた実際の出来事を扱っている。
ゲームには,プレイヤーの行動によって変化する
「正気度」というパラメータが用意されており,正気度が低くなると画面の色が失われたり,歪み始めたりし,故郷から受け取るちょっとした荷物や,家族や愛する人への思いが,正気度の回復に役立つという。
重いテーマの作品になりそうだが,気になる人は発売を楽しみにしよう。
1914年の「クリスマス休戦」をもとにした
ナラティブアドベンチャーゲーム、
『December 1914』の予告編
台湾を拠点とするインディー ゲームスタジオであるLilien Gamesが、新作『December 1914』の予告編を公開。『December 1914』は複数の言語に対応し、2023年2月24日正午12時(日本時間)にSteamにてリリース予定。
『December 1914』は、第一次世界大戦中に実際にあったクリスマス休戦にをもとにした、ナラティブアドベンチャーゲーム。プレイヤーは兵士として、家族の元を離れ戦場に赴き、1914年の12月を体験。プレイヤーはミニゲーム形式で4つの任務:敵の兵殺害・物資配達・陣地防衛・捕虜処刑を行い、戦地での兵士の行動を体験する。
本ゲームには、「正気度」と呼ばれる独自のバロメーターがあり、プレイヤーの正気は、ゲーム内での行動に応じて変化。正気度が低くなりすぎると、物事の見方に変化が生じるー世界から色が消え、視界が歪むことさえも。夜間に受け取るちょっとした物資と愛する人への想いが、正気の回復に役立つ。
1914年、ローマ教皇はクリスマスの休戦を提案。この提案は、高官によって拒否される。しかし、クリスマスイブに奇跡が起きた。それは数人の勇敢な兵士から始まった…
『December 1914』はシングルアンディングで、繁体字中国語、簡体字中国語、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、ウクライナ語、ロシア語に対応。本作は、Steamにて公開中で、2023年2月24日正午12時(日本時間)にリリース予定。
《December 1914》Steam:
https://store.steampowered.com/app/2226640/December_1914/
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