シングルプレイ専用の魔法FPS「アヴェウムの騎士団」本日リリース。「CoD」「Halo」「BioShock」を手がけたスタッフたちによる意欲作

　Electronic Artsは本日，Ascendant Studiosが開発するシングルプレイ専用の一人称シューティング「アヴェウムの騎士団」をリリースした。価格はPC版が8700円，PS5 / Xbox Series X|S版が9700円（いずれも税込み）。


　ゲーマーなら，一人称シューティングと聞いてまず思い出すのは史実の戦争や近未来戦だろうが，本作の舞台はファンタジー世界で，主人公のジャックが駆使するのも銃器ではなく魔法だ。本作では，危機に瀕した世界を救うべく，バトルメイジの精鋭部隊に加わったジャックの姿が描かれることになる。


　本作に登場する魔法は25以上で，主に至近距離で高いダメージを与える「Chaos」，ターゲットを追尾する「Life」，遠くにいる敵に有効な「Force」に大別できるとのこと。また，成長要素の1つである「才能」は80種以上，装備の種類は数百にもなり，自分のスタイルにあったキャラクターカスタマイズの追求も楽しめそうだ。

　舞台設定はもちろん，マルチプレイを売りにするタイトルが多いFPSでシングルプレイ専用という仕様も，なかなか思い切っている本作。Ascendant Studiosには，「Call of Duty」「Halo」「BioShock」といった名作FPSシリーズを手がけてきたスタッフが所属しているが，それだけに新しいFPSを作ろうという意欲が感じられるタイトルだ。

「アヴェウムの騎士団」公式サイト