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オンボロ列車でシベリアの大地を爆走する「Trans-Siberian Railway Simulator」,プロローグ版を2024年1月23日に無料公開
「Trans-Siberian Railway Simulator」は,1961年に当時のソビエト連邦運輸通信省が導入した直流電気機関車VL10形を操り,シベリアの田舎町から田舎町へと運行していくというゲームだ。VL10形はソ連崩壊後も2005年まで製造され,現在も東欧各国では現役で使われているとのことだが,年代物の機関車だけに,故障を起こしても修理用のパーツがあるとは限らない。ゲームにはそのあたりを反映した「機関車修理システム」が用意されており,消耗部品の管理や交換,パーツの調達が求められる。
配信が予定されているプロローグ版では,チュートリアルやマフィアから請け負うミッションに加えて,実際と同様に描かれたというノボシビルスク西駅からノボシビルスク中央駅までの運行が楽しめるという。プロローグ版は無料公開され,ノボシビルスク中央駅から終点のクラスノヤルスク駅までを描いたフルバージョンを気に入った人が購入するというシステムになっているようだ。
地元ギャングや民兵が積み荷を奪い取ろうと襲ってくるし,原野で列車を止めると野生動物に襲われ,寒さしのぎのためにウォッカを飲めば酔っ払い,二日酔いになったりなど,シベリア鉄道は危険がいっぱいだ。インタフェースとテキストが日本語にも対応する予定なので,一風変わった鉄道シミュレーションを楽しみたい人は,プロローグ版のリリースを楽しみにしてほしい。
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Trans-Siberian Railway Simulator
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