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「X68000 Z SUPER/Z XVI」の実物サンプルを初公開。瑞起,東京ビッグサイトで4月23日から開催される展示会Japan IT Weekに出展
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Japan IT Weekは,日本最大のシステム開発・運用・保守に関する展示会だ。入場無料だが,来場者登録が必要となる(リンク)。
同社は,その中で行われる,IoT・エッジコンピューティングに関する製品,技術,サービスが一堂に出展する専門展で,組み込み/量産のコストを解決し,機能を選べる開発ボード「Vividnode」シリーズを展示する。
さらに,Vividnodeシリーズと同じSoC(System on a chip:さまざまなシステム機能を統合した半導体製品)を用いて開発が進められているX68000 Z SUPER/Z XVIの実物サンプルを展示するという。
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X68000 Z SUPERは,シャープのワークステーション次世代モデル「X68000 SUPER」を小型化して復刻した製品だ。特徴的なチタンブラックの筐体を再現し,MIDI/SCSIポートを含む豊富なインタフェースとWi-Fi機能を搭載する。さらに,別売りのNano ITXボードによるWindowsデュアルブートにも対応している。
X68000 Z SUPERに専用のフロントパネルを装着することで,マシンの外観をX68000 Z XVIにカスタマイズできる。さらに,標準基板をX68000 Z XVIメイン基板に交換することで,性能を向上させられるそうだ。
2025年2月に実施されたクラウドファンディングでは,3億4000万円を超える支援を集めた(リンク)。
展示会の詳細は,以下のリリース文で確認してほしい。
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「瑞起」公式サイト
Japan IT Week公式サイト
組み込み/量産のコストを解決!機能が選べる開発ボード「Vividnode」シリーズを「Japan IT Week 春 2025」に出展。同ブースにて、クラウドファンディングで3億4千万円以上を集めた「X68000 Z SUPER/Z XVI」の実物サンプルを初公開
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株式会社瑞起(神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-2、代表取締役:呉 成浩)は、2025年4月23日(水)〜25日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される「IT・DX・AI総合展:Japan IT Week」内の「IoT・エッジ コンピューティング EXPO」に出展します。(東3番ホール 小間番号18-14)
当ブースでは、コアボードと拡張ボードのそれぞれでニーズや用途に応じて柔軟に選択でき、コストの最適化を可能にするスタッキングタイプの組み込み開発ボード「Vividnode」シリーズを展示、デモンストレーションを紹介いたします。
また、2025年3月実施のクラウドファンディングにて、3億4千万円以上の支援を集め、「Vividnode」シリーズと同じSoCを用いて現在開発中の「X68000 Z SUPER/Z XVI」の実物サンプルを初公開いたします。
東京ビッグサイトに近くにお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
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Vividnodeとは
ZUIKI製 組込開発ボード「Vividnode」は研究開発用途にとどまらず、製品化・量産まで視野に入れたSoM(System on Module)です。コアボードと拡張ボードを組み合わせてご使用いただくことで、お客様のニーズ・用途に対応した多様な製品への組込みが可能です。当ブースでは、1つのSoCにLinuxとRTOS(μITORON)を共有させたハイブリッドOSを搭載。マルチタスク処理とリアルタイム処理を1つのSoCで同時に実施するデモンストレーションを紹介いたします。
Point 1: 短期間・低コストでの製品化をご支援
中国のサプライチェーンを構築しており、量産を想定した部品選定で開発ボードを設計。試作時の開発ボードを量産時にそのまま使用でき、量産用に設計し直す工数の削減が可能です。
Point 2:名刺サイズの小型化を実現
コアボード・拡張ボードを重ねて実装。
多様なインターフェースを持ちながらも、基板面積を縮小して名刺サイズを実現しました。
Point 3:製品特性に合わせて、Vivid Linux / Vivid RTOSを提供
瑞起が独自のカスタマイズでノウハウを集結させた組み込み向けOS:Vivid OS(Vivid Linux、Vivid RTOS)を提供可能。
ハードウェアとソフトウェアの両方を瑞起で設計している「Vividnode」シリーズは、高い親和性を実現し、開発ボードの性能を最大限に引き出します。
また、両OSのハイブリッド稼働にも対応しており、柔軟な開発環境を提供いたします。
ハイブリッドOSについて
ハイブリッドOSは、Vivid OSで提供可能なVivid LinuxとVivid RTOS(µITRON)の両方を1つのSoC上で稼働させる技術です。SoCが持つCPUコア数を、任意の数で各々のOSを割り付けることが可能です。
グラフィック処理やマルチタスク処理はVivid Linuxで対応し、マイクロ秒単位でのリアルタイム処理は、Vivid RTOSで対応させることができます。
それぞれの特性を生かしたアプリケーションを1つのSoCで実現することで、ハードウェア構造がシンプルになり、開発期間の短縮・コスト削減ができます。
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展示デモンストレーション(1)
「Vividnode」シリーズ+ハイブリッドOSを使ったリアルタイム映像加工と再生!カメラで撮影した画像をリアルタイムに処理しLEDマトリックスパネルに映像表示をするデモンストレーションをご覧いただけます。
・Vivid Linux:カメラ入力処理、画像の処理と送信
・Vivid RTOS:64 x 64 =4,096個のLEDのタイミング制御(GPIOにて制御)
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展示デモンストレーション(2)
「Vividnode」シリーズ+ハイブリッドOSを使った3D描画とモータ制御!モニターに3Dのリールを描画しタッチパネルでスクロール操作すると、実物で用意したリールがリアルタイムで連動するデモンストレーションをご覧いただけます。
・Vivid Linux:グラフィック処理、物理エンジンによる演算、モータ制御確度の算出
・Vivid RTOS:モータ制御
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展示 X68000 SUPER/Z XVI
X68000 SUPER/Z XVI の実物サンプルを展示、初公開いたします。X68000 Zとは
あの感動が再び!『X68000 SUPER/Z XVI』、オリジナルデザインと最新技術の融合
伝説のワークステーション次世代モデル「X68000 SUPER」を復刻した『X68000 Z SUPER』。特徴的なチタンブラックの筐体、MIDI/SCSIポートを含む豊富なインターフェース、そしてWi-Fi機能を搭載。さらに、別売りのNano ITXボードによるWindowsデュアルブートにも対応しています。
「X68000 Z XVI」フロントパネルを装着することで、マシンの外観をカスタマイズ可能。さらに、標準基盤を「X68000 Z XVI」メイン基盤に交換することで、性能を向上させることができます。
かつての熱狂を呼び覚ましつつ、現代の多様なニーズにも応える一台です。
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Japan IT Week
日時 : 2025年4月23日(水) 〜 25日(金)会 場 : 東京ビッグサイト 東展示棟 1〜8ホール
瑞起ブース : 「IoT・エッジ コンピューティング EXPO」エリア内 東3番ホール 小間番号:18-14
公式ホームページ : https://www.japan-it.jp/hub/ja-jp/about/itweek.html
会社概要
会社名:株式会社瑞起代表者:代表取締役 呉 成浩
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい4‐4‐2 横浜ブルーアベニュー5階
URL:https://www.zuiki.co.jp/
権利表記
「X68000(ロゴ)」シャープ株式会社の登録商標です。株式会社瑞起が許諾を得て本商品に使用しています。(C)ZUIKI Inc.
- 関連タイトル:
X68000 Z
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