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「信長の野望 覇道」テストプレイで見えた,城攻めのドラマ。みんなであの難攻不落の小田原城を落とす日も近いっ!?
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印刷2022/11/02 07:00

プレイレポート

「信長の野望 覇道」テストプレイで見えた,城攻めのドラマ。みんなであの難攻不落の小田原城を落とす日も近いっ!?

 コーエーテクモゲームスの新作スマホゲーム「信長の野望 覇道」iOS / Android)の開発陣テストプレイが2022年10月に実施された。

 今回は関係者中心で行われた小規模な内部テストだったが,参加する機会を得られたので,その模様をお伝えしていこう。

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 あらためて,「信長の野望 覇道」は戦国大名に仕える領主の1人となり,自大名家を天下一に押し上げるMMO戦略シミュレーションだ。

 本作はシーズン制を採用し,一定期間内に領土を広げたり,城を攻め落としたりして“威信”を最も多く獲得した大名家が当期の覇者となる。
 基本は,2020年配信の兄弟作品「三國志 覇道」の“信長の野望版”という立ち位置だが,日ノ本独自の仕様も多めだ。

 今回の新バージョンは,2022年6月中旬に行われた大規模CBTから先,さらなるブラッシュアップがかけられていた。そのため本稿では新機能や改善箇所の紹介を中心とし,戦国の日々をお届けする。

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 コーエーテクモゲームスが満を持して贈る,新作スマホゲーム「信長の野望 覇道」CBTプレイレポートをお届けする。戦国大名に仕える領主として,他大名家と陣取りして天下統一を目指す,新たな覇道の世界はいかがなものだろう。

[2022/07/05 12:00]

「信長の野望 覇道」公式サイト


※本稿は関係者中心で行われた内部テストでのプレイをもとにしたものであり,サービス開始時の仕様とは異なる可能性があります


とりま砦いっとく? お散歩気分でレッツ・攻城♪


 4か月ぶりの「信長の野望 覇道」! また攻城戦や国盗りの興奮を味わえるとあって,前のめり気味に仕官先の大名家を選ぶ。

 前回と同様,「上杉家」の門を叩いてみたが……あれ?
 なぜか上杉家を選んでるプレイヤーが少ない……?

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 それもそのはず。今回は関係者のみの少人数でのテストとあり,「織田家と武田家オンリーで攻城戦します」というお約束だったのだが,それを忘れて,好みの大名を選んだがために,攻城を体験するには開発の厚意で両家どちらかに入り直さなければならなかった。

 けっこう遊んでしまったあとの話。苦渋の決断だったが,ここは塩を送る仲である「武田家」に仕官し直すことに。一応,脳内設定は「武田家に寝返ったけど,本当はまだ上杉家と通じている間者」とした。

 なお,こういった対応はあくまで今回だけの緊急対応であり,本サービスではできないことである。
 シーズン開幕の折には,己の仕官先を間違えないよう慎重に。

※といった経緯のため,本稿では「上杉家と武田家の画面写真が混在」しますが,軍神×甲斐の虎の夢のコラボということでご了承ください!

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 まずは新要素「砦戦」に注目したい。砦戦とは,攻撃側・防御側それぞれ最大5プレイヤーまで参加できる小規模な攻城戦だ。

 攻城戦は通常,例えば犬山城などの普通の城を攻めるときは,同じ大名家のプレイヤーコミュニティ「一門」が,十数人で挑むような大規模戦であるが,砦戦はそんなハードルをグッと下げている。

 これは東京ゲームショウ2022のインタビューで述べられたように,以前のCBTでは「約半数に近いテスターが攻城戦を体験できなかった」ことを受けてだろう。これだけでも改善が見える。

 全体マップを見ると,前回はなかった砦がほどよい間隔でポコポコと建っていた。砦は城よりもこぢんまりしており「なんだかいけそー」と思える。砦の詳細をのぞくと耐久値も50000とお手ごろだ(小さめの城でも倍の100000,大名の居城ともなると300000にもなる)。
 同じく新要素の「縄張図」,つまり城郭の構造や防御施設の配置が分かる図面を見ても,砦の造りはシンプルで,城門や櫓の数が少なめになっているのが分かった。やはり気軽な戦場なのだ。

“一夜城”として知られる「墨俣城」が砦として登場
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 ここでさらなる新機能「観戦」で,砦戦の様子をのぞいてみる。

 観戦は,里の場所や所属する大名家,一門に関係なく,誰でも利用できる機能だ。攻城戦が行われている城や砦をタップして観戦アイコンを選び,ゲーム内通貨「銅銭×5000」を消費すると攻城戦画面に入れる。

いわば,攻城戦バーみたいなものですね!
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 観戦したのは,美濃の「妻木砦」での戦いである。ここは山城で,細い道が城門や櫓を結ぶように続いているのが特徴だった。

 観戦者の視点は,戦っているプレイヤーと同じ。最前線をズームアップしたり,全体を俯瞰して見たり,防衛施設の破壊状況などのデータを確認したりもできる。なお,観戦者には一門内のランキングが表示されないが,見る側にとってはあまり関係のないことだろう。

 その日の活躍で勲功を上げたら一躍立身出世。過去の番付ではなく,リアルタイムで戦果を上げた者がチヤホヤされるのが戦国の掟だ。

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 ちなみに砦戦のマップはランダムで変化するとのことで,最初の縄張図と見比べてみると,地形と建物の配置が異なっていた。
 出たとこ勝負にはなるが,途中まで1本道という部分もあるので,攻め込む側としてはさほど慌てなくてもよさそうだ。

 しかし,砦戦でもいかに「士気」を上げるかが重要になる。櫓などを破壊して士気を上げれば,味方部隊が城門や防衛施設に与えるダメージが上昇する。当然,防衛側もこれを取り返そうと躍起になる。

 最大5人の戦場は人手が余っているわけではないので,応戦部隊や進攻部隊などの役割分担がスムーズなほどいいのかもしれない。

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 砦にも,平地に築かれた平城タイプが用意されており,山城タイプの砦と比べて城門や防衛施設が多めで,いろんな進攻ルートがある。

 観戦した高城砦の戦いでは,正面の城門で激しい攻防戦がくり広げられているなか,両サイドにある城門を別部隊が叩き,スルスルと侵入していくという相手の裏をかくような場面も見られた。

 こうした読み合いみたいなものがドラマチックで,見ているだけでもつい興奮してしまう。「信長の野望 覇道」はeスポーツだった?

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 ちなみに城の場合と同様,これら砦に挑むときに「砦を所有する一門」がいなければNPCの守備兵との戦いになるし,すでにどこかの一門が落として所有していれば,一門vs.一門の攻防戦になる。

 攻め落とすのが難しい城は,しばらく所有一門が不在ということもままありそうだが,落としやすい砦ならば,対一門戦が成立しやすくなり,ひいては誰でも気軽に対人戦を体験しやすくなりそうだ。

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 余談だが,先述の縄張図を「自分ならどうやって攻めるかな」と眺めているだけでも楽しかった。マップをスクロールしながら各地の城を訪ねると,縄張図も実際のお城に近くてイメージが湧きやすい。

 砦戦の体感後だと,規模もなんとなく分かってくる。だが,分かってしまうせいで思わずゾッとしてしまう城もある。

 それが北条家が誇る生粋の要衝,小 田 原 城

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 デカい。とにかくデカい。広い。本丸が遠い……。

 攻め入る側の出陣地点から,どこをどう行ったら無事に本丸までたどり着けるのか考えが及ばない。逆に守備側は安泰だろうなあ……これだけ堅固な城なら「籠城しとけばヘーキヘーキ」となるのも納得だ。

 だが,今回のテストで行われた小田原城での戦いでは,なんと攻撃側が本丸を陥落させて勝利してしまった! そこは観戦していて思ったが,城内の広さに防衛側が対応しきれず分散してしまい,それを見た攻撃側が防御施設をキッチリと破壊してどんどん士気を上げた結果,最終的に“与ダメージ10倍”になっていたのが勝因のようだ。
 守備側も城の堅牢さに甘えず,知恵を練るとよさそう。

 テスト環境では一律,武将たちがレベル50まで鍛えられていたことも大きいから,リリース後は一筋縄ではいかぬだろうが。あの小田原城でも落とせるという事実に,ちょっと希望が見えてくる。

カメラを引きの状態にしても,スクロールしないと全景が見られないくらい広い
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参考までに,武田信玄の城「躑躅ヶ崎館」と,国宝「姫路城」の縄張図を。姫路城も広大だが,本作における城ランクはA。小田原城よりは攻めやすいのかな……?
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美少女絵師が武将登用をお手伝い!


 戦の要は武将。ということで優秀な人材を集めるのも領主であるプレイヤーの大事な務め。武将はおもに「登用」,いわゆるガチャで獲得していくが,最新バージョンでは登用を手伝ってくれる新たなキャラクターとして,美少女絵師「十文字すず」がお目見えした。

 彼女は登用演出で大きな筆を振るい,武将の姿を描き出してくれる。そのパターンはいろいろあるようで,まれに金色に輝く筆で描いてくれることも。たぶんSSR武将が出る予兆のようだが……?
 なお,サクサク登用したい人向けに演出オフも完備されている。

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 さらに武将たちにボイスが搭載されていた。登用でお迎えしたときはもちろん,戦でもいろいろしゃべってくれるのでにぎやかだ。

 とくに,必殺技に当たる「戦法」の発動時が聞きどころで,武将によっては長めのセリフを口にしてくれることも。
 声を担当されている声優さんは,武将の「縁」の画面から確認できる。ここではボイスパターンの再生も可能となっていた。


武将の育成の幅を広げる“秘伝”


 登用を重ねていると,同じ武将がダブることもある。そうなった武将は「将星ランク」を上げることで,さらに強化させられるのだが,新たに追加された「秘伝」に置き換えることも可能になった。

 秘伝は,武将に習得させられる特殊な能力のことだ。

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 まずは「秘伝書」を作るところから説明しよう。

 手元でダブった武将は通常「友好度」に変換されるが,友好度は秘伝書制作のための「秘伝ポイント」としても活用できる。ただし,武将によって“どの秘伝書のポイントに変換できるか”が異なる。

 例えば,小早川秀秋ならステータスの統率と武勇が上がる秘伝書に,武田信玄の側室・諏訪姫なら機動を上がる秘伝書に,といった感じだ。
 単純に,武将それぞれの個性を対象にしていると言える。

 そうして秘伝ポイントをどんどんつぎ込んで,一定までためれば秘伝書が完成。続けて,誰に使うかのターンに入る。

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 秘伝書は,先述した将星ランクが“4以上の武将”に使える(秘伝書によっては,兵科などの特殊条件も満たす必要があるものも)。
 また,習得した秘伝はさらに強化できるという。

 一度武将に習得させた秘伝書は,あとで外すこともできるが,その際は蓄積させた秘伝ポイントが少し減ってしまうのでもったいない。
 付ける武将と秘伝書は吟味したほうがよさそうである。

 ちなみに,前回CBTでは武将の隠退や返上といった似たような変換システムがあったが,これらが秘伝システムに集約された形だ。

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 ところで,本作はシーズン制であるが,新シーズンの開幕時にリセットされる項目がある。マップ制圧の具合はもちろんだが,武将レベルや「練達」の強化度合いなども対象となり,初期化される。
 本作は毎シーズン,新規プレイヤーでもイチから参加しやすいよう,成長要素に関わる部分がなるべくリセットさせる方針なのだ。

 一方で,手持ちの武将や秘伝,武将ごとの将星ランクは維持される。通常のゲームプレイ部分はリセットプレイヤーごとの資産的なものは維持といった区分けだろう。そのため強い部隊を作りたい人や,お気に入りの武将を育てたい人はこのあたりが注力したいポイントだ。

 実際,レアリティRで戦力として物足りなくなっていた武将がいたが,将星ランクを上げてみるとSSR武将の戦力を抜いてしまうほど強くなり,ついでに秘伝もつければもう一線級。さらに活躍してくれた。
 文字どおり,長期的にコツコツと育てていく秘伝を継承する楽しみは,歴史題材のゲームとしてもうまく合っている気がする。

Rの新納忠元を将星ランク4にしてみたら,SSRの羽柴秀吉を越える存在に……!
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威信旗のシステムがよりシンプルに!


 ここから,前回のCBTから大きく変わった点を見ていこう。

 プレイヤーは自身が所属する大名家の勢力を拡大すべく,日本各地の土地を制圧していくが,それには「威信旗」という専用アイテムが求められる。攻め落とした土地に威信旗を立てて,「我が大名家の領土だ!」と威を示すイメージだろうか? 威信旗はシステム的にもらえるアイテムで,いちプレイヤーが持てる数には限りがある。

 ここまでは前回と変わらない。

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 だが,新バージョンからは威信旗の数以上の領土を,同時にキープできなくなった。例えば,威信旗を5本持っていたら,自ら制圧できる土地は“最大5エリアまで”となる。「そんなの当たり前でしょ?」と思われるかもしれないが,以前は制圧後の領土から威信旗を回収し,再利用して,さらなる領土拡大に臨める仕組みだったのである。

 そうして当初は他家に奪われたりしない限り,威信旗を立てて制圧し,旗を引っこ抜いても引き続き自家の領土であったため,旗だけ転がして「旗なしの領土」を広げていくのが基本プレイだったわけだが。
 ここが変わったことで,プレイ方針もガラッと変わった。

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 これからは威信旗を手元に戻したい場合,領土を破棄しなければならない(他家に領土を盗られた場合などは,一定時間で威信旗が戻ってくる仕組み)。破棄した領土は当たり前だが,自分のものではない。

 威信旗の数と同じ数の領土しか確保できなくなったことにより,従来よりもどこの土地を狙うか,道筋をちゃんと考える戦略性が出てきたように思える。またルールとしてもシンプルになったし,前は時間さえかければ「個人が延々と領地を伸ばしまくる」こともできていたと考えると,プレイヤー1人が及ぼす影響の公平さが生まれたとも言える。

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 マップ上には採石場など,資源を産出する土地もある。そこを制圧できれば,部隊を派遣して資源を調達できる。以前は調達時にも威信旗が求められたが,これからは不要になった。代わりに,領土ごとに「資源調達の回数上限」ができたので,取り放題とはいかないようになった。

 ここまでの威信旗の仕様変更については「領土をキープしたまま回収できなくなり,調達では不要になった」とまとめよう。

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 土地の制圧にはもう一つ,うれしい変更点がある。制圧している領土から定期的に,特殊通貨「領国銀」(商店で大名家の商品を購入するときに使用する通貨)が得られるようになった。
 これは各種資源のように部隊に調達させる手間もなく,メニュー画面をタップするだけで簡単にゲットできるのがありがたい。

 領国銀は商店での買い物に使えるが,そこでは部隊強化アイテムなど,これでしか買えないものもある。領国銀はおもに大名家や一門に貢献することで得られるご褒美だったが,それ以外の獲得手段ができたことで,一門に所属せずフリーで遊びたい人や「今シーズンは忙しくて一門に入りづらい」という人でも,兵科強化を諦めなくてよくなった。

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部隊編制&内政も便利に!


 部隊の強化を進めて,多くの武将を配置できるようになると編制がグッと楽しくなる。単純な戦力だけでなく,武将同士の共通点“縁”(相性)も意識してアレコレ試していると,あっと言う間に時間がすぎる。

 そういう細かいことが面倒な人や,攻城戦まで時間がないけど部隊を見直したいという人には「自動編制機能」がうってつけ。
 自動編制は条件をつけることで“内政施設の奉行に任命している武将を含めるかどうか”などのチェックを簡単にオン/オフできる。

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 さらにさらに,内政施設で日々がんばっている武将たちにも,自動で経験値が入ると知った。ゲームの作り上,武将たちはどうしても戦に出る者を優先して育ててしまうし,内政要員は低レベルでほったらかしという事態もままあり,なかなか文官タイプの武将育成にまでは手を回しにくい性格だったので,自動で育成されると非常に助かる。

 内政向けの武将はステータスはもとより,なかにはレベルアップで内政技能が開放されるため,彼らの本領もより手軽に発揮できそうだ。

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 ついでにもう一点。今回はタイトル発表時にも目玉とされていていた「四季」を体験でき,季節ごとに変わる里の風景を楽しめた。緊迫する攻城戦のあと,のどかな里に帰ってくるとなんだかホッとする。

 四季の変化は里だけでなく,全体マップも秋になれば紅葉したり,冬になれば山雪が積もったりと,四季折々のさりげない変化がある。

 現在のところ,本作は日本全国に散らばって戦うのではなく“関東〜近畿までの範囲がピックアップ”され,大名や地方が選出されていた。
 マップ上には名城のほか,地域ごとの名所が散りばめられているなど(確保すると大名家に恩恵があるれっきとしたオブジェクト),風情を楽しめる側面もあるため,日常生活や旅行先の興味関心につながるかも?

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 今回は以前よりもさらに磨きがかかり,多くの新機能や追加要素を体験できたが,なかでも砦戦と観戦機能は印象深い。少人数でも挑める砦戦はランダムマップのため,毎回新鮮な気持ちで遊べそうだ。

 観戦でもいろんな攻城戦を見られたが,どの戦いも我が事のように手に汗握る高揚感があって,これまでは参加しているプレイヤーたちしか見られなかった景色を手軽に見られるようになったのもよかった。
 「攻城戦は未経験だし」「自分が参加してもいいのかな……?」と思う人たちも,観戦で戦の流れを知ればが不安が薄れると思う。

 難攻不落な小田原城をいつか落とす! という新たな野望も見いだせて,ますます正式サービスが楽しみになってきた「信長の野望 覇道」。現状の感触からすると,リリースされる日もそう遠くはないのかも。

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