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印刷2024/06/08 18:26

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「Dead Cells」クリエイターの新作ローグライト2Dヤクザアクション「Tenjutsu」(天術)をはじめ,Devolver Direct 2024でアナウンスされた6作品を紹介

 Devolver Digitalは,本日(2024年6月8日)開幕した大規模ゲームイベント「Summer Game Fest 2024」に合わせて,自社ストリーミングイベントとなる「Devolver Direct 2024」を公開した。

画像集 No.001のサムネイル画像 / 「Dead Cells」クリエイターの新作ローグライト2Dヤクザアクション「Tenjutsu」(天術)をはじめ,Devolver Direct 2024でアナウンスされた6作品を紹介

 映像では,孤独な中年オタクが,おなじみの架空ゲームキャラクターであり,Devolver Digitalのマスコットキャラクターのヴォルヴァーの15歳の誕生日を祝うという,いつものように不気味なドラマ仕立てのストーリーが展開。2024年末から2025年にかけてリリースされる予定の最新タイトルを紹介していくという内容だ。



「Cult of the Lamb: Unholy Alliance」


 Massive Monsterが開発を手がける,カルト教信者の子羊ラム君(The Lamb)の布教アドベンチャーゲーム「Cult of the Lamb」PC / Nintendo Switch / PS4 / Xbox Series X|S / PS5 / Xbox One)で,無料アップデート第2弾となる「Unholy Alliance」の情報が公開された。

 Unholy Allianceでは,ラム君の盟友となる魔界の住人,子ヤギのゴート(The Goat)が登場する。また,友人や家族で遊んだら楽しそうなローカルでのCo-opモードがサポートされる。

 さらに,ラムとゴートが呼吸を合わせて一緒に釣りをするといったミニゲームのほか,戦闘中にコンボ技を決めて相手に大ダメージを与えたり,バトル中にも武器をスワップしたりする協力プレイを実装する。

 新しいクエストだけでなく,タロットカードや建築などの要素も追加され,8月12日にリリース予定とのことだ。




「ザ・クラッシュ・ハウス」


 イギリスで10年ほどの開発経験を持つNerialの最新作「ザ・クラッシュ・ハウス」は,シミュレーション型アドベンチャーゲームだ。同居恋愛系リアリティー番組「ザ・クラッシュ・ハウス」のプロデューサー兼ディレクター,さらにカメラマンとなって,高い視聴率を獲得する番組を作っていく。

 どのような番組内容が視聴者やスポンサー,テレビ局の上層部を喜ばせるのかを考え,番組設定や出演者,共演者を変更することで,低視聴率になりそうな要素を排除し,番組が打ち切りになるのを回避する。ときには,番組のヤラセを暴露されるといったこともあるようだ。

 8月9日に日本語対応でリリース予定となっている。




「Tenjutsu」


 「Tenjutsu」(天術)は,「Dead Cells」のクリエイターとしても知名度の高い,セバスティアン・ベナール(Sébastien Benard)氏が立ち上げたDeepnight Gamesの新作ローグライト2D格闘アクションゲームだ。武術に長けた元ヤクザ構成員の女性が追われる身となり,Secret Garden Cityを牛耳る4つの組を破壊するため,体1つで無数の敵と戦い続けていく。

 ジョン・ウィックやジャッキー・チェンなどの映画にインスパイアされており,一部屋ごとに数名の敵が待ち構える中で,素早く敵を次々に血祭りにあげていくアクションが特徴だ。エリアを開放していくと街も潤っていき,チンピラたちから奪った資金を元手にアイテムなどを購入できるという。

 発売日については,現時点ではアナウンスされていない。




「The Talos Principle 2 - Road to Elysium」


 Croteamが開発を手がける「The Talos Principle 2」PC / PS5 / Xbox Series X|S)で初となる,大型DLC「Road to Elysium」がアナウンスされた。人類が滅亡した後のロボット社会を舞台に,哲学的で難解な謎解きを行っていくという一人称視点のパズルアドベンチャーゲームだ。各プラットフォーム向けに,6月14日に日本語対応でリリースされる。

 Road to Elysiumでは,ギリシャやエジプト神話の伝説と未来世界を絡めた本編から続くロボット社会の進化を,主人公1Kの視点から3部構成の物語として描かれるという。

 物語は,ヒュパティアとサラバイの心の中に入って壊れた思考を修復する「Orpheus Ascending」,カリブ海に向かったヤクートとなり,ミランダらのバケーションの顛末を描く「Isle of the Blessed」,天空に浮かぶ島の巨大施設に囚われたバイロンの真実を疑似体験する「Into the Abyss」が用意される。




「Anger Foot」


 南アフリカのケープタウンを拠点にするFree Livesが開発する「Anger Foot」は,手にした銃器よりも足に付けたシューズが大きな意味を持つという,一風変わった一人称視点型のアクションシューティングゲームだ。

 カフェインと熱で冒されたシットシティを舞台に,スラム街や下水道,超高層ビルを高速で移動しながら,この世界で最強だと言われる足を使って,相手を蹴り倒していく。

 公開されたトレイラーでは,蹴りを入れるたびに火が付くものや,相手を蹴り上げるもの,ジャンプ力を高めるもの,周囲を無重力にするといった,効果の異なるシューズが登場することが分かる。マップ中に点在する,これらのシューズから好きなものを履いて,汚れた街を一掃していくという。

 発売は7月11日を予定。Steamストアページでは体験版を公開中だ。




「Possessor(s)」


 「Possessor(s)」は,「Hyper Light Breaker」「Solar Ash」など,独特のアートスタイルを持つ軽快なアクションゲームの開発で知られるHeart Machineの最新作だ。今回は横スクロール型のプラットフォームアクションとなっている。ヤル気のない小悪魔レームと,望まないまま宿主となってしまったルカという立場が全く違う2人が,異次元災害により水没してしまった都市を探索していくことになる。

 公開されたトレイラーでは,ハイテンポなアクションと移動を両立させながらステージをクリアしていくという,Heart Machineの持ち味がよく分かるアクションを確認できる。

 シュールなアートワークやアニメーションのクオリティも高く,非日常的な体験をできるホラー要素も用意されるようだ。





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