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「Romans: Age of Caesar」のβテストは9月7日にスタート。傑作都市建設シム“Caesar III”の精神的後継作品となるMMORTS
「Romans: Age of Caesar」公式サイト
アジアをテーマにした都市建設ストラテジー「Stronghold: Warlords」を3月にリリースしたばかりのFirefly Studiosは,Impressions Games(2004年閉鎖)でゲーム開発に携わっていたサイモン・ブラッドバリー(Simon Bradbury)氏らが1999年に設立したスタジオだ。Impressions Gamesは1990年代に数多くの歴史ストラテジーのヒット作を制作,販売したことでよく知られているが,この「Romans: Age of Caesar」は,Impression Gamesが1998年に発売した傑作「Caesar III」の精神的後継作品とのこと。「Caesar III」はシングルプレイ専用の都市建設シムだったが,「Romans: Age of Caesar」は,基本プレイ料金無料のMMO(多人数参加型オンラインゲーム)RTSとして開発されており,モバイル版も計画中だという。
舞台となる帝政ローマ時代のイタリア半島には数千もの町が存在しており,その中から選んだ町を,最大16人のプレイヤーが協力して発展させていくという協力型のシステムが採用された本作。それぞれのプレイヤーは,中央のシティセンター取り巻くように配置された「ディストリクト」を担当する元老院議員となり,経済や軍備の増強を図るのだが,担当するディストリクトで産出された資源や交易品は,自分がいないときでも仲間のプレイヤーが自由に利用できるといったゲームシステムなども映像で紹介されている。
ほかのプレイヤー達が作る町との協力や戦争の要素もあり,最終的にはローマ帝国皇帝として選ばれるのが目的だ。これ以上の詳しいゲーム内容は明らかになっていないが,βテスト開始が迫っているので,今後,情報公開がハイペースで進められそうだ。
16人のコミュニケーションがかなり重要になりそうなゲームだけに,言語的なハードルは高そうだが,公式サイトでβテストへの参加登録を行うことが可能なので,気になる人は参加を考えてみよう。
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