プロトタイプは本日(2021年7月21日),サスペンスアドベンチャーゲーム
「FATAL TWELVE」の
Nintendo Switch版を発売した。価格は4300円(税込)で,CEROレーティングはC区分(15歳以上対象)。
本作は2018年にPC向けソフトとして発売された
「FATAL TWELVE」の移植作だ。運命の女神・パルカの手で集められた12人の“死者”の1人である獅子舞 凛火が,蘇りを賭けたゲームに挑む物語が展開される。
移植にあたってはSwitch向けに操作システムの最適化が行われており,
タッチスクリーンでの操作や,右のJoy-Con(R)だけで操作を完結させる
片手プレイに対応している。また,オートモードの時間調節機能や,クイックセーブ&ロード機能など,よりゲームを快適に遊ぶための機能が多く搭載されているのも特徴だ。
「FATAL TWELVE」
Nintendo Switch用ソフト『FATAL TWELVE』商品情報 |
タイトル |
FATAL TWELVE |
ジャンル |
サスペンスアドベンチャー |
配信開始日 |
2021年7月21日(水) ※世界同日配信 |
価格 |
ダウンロード版 販売価格 4,300円(税込) ※ダウンロード専用
※海外での配信価格(一部地域のみ抜粋) USD 39.99 / CAD 53.19 / 39,99 EUR |
対応機種 |
Nintendo Switch/Nintendo Switch Lite |
対応 コントローラー |
Nintendo Switch Proコントローラー |
対応 プレイモード |
TVモード/テーブルモード/携帯モード |
テキスト 対応言語 |
日本語/英語 ※ボイスは日本語のみ |
ボイス |
フルボイス |
CEROレーティング |
C区分(15才以上対象) ※コンテンツアイコン 犯罪
※海外レーティング ESRB Teen / PEGI 18 / USK 16 |
シナリオ |
あけお |
原画・彩色 |
塩こうじ |
音楽 |
Low |
コピーライト |
c2021 LYCORIS/PROTOTYPE |
これは死から始まる命の物語──
■Introduction 作品紹介
PC用ソフトとして2018年3月に発売された『FATAL TWELVE』は、パッケージ版は「とらのあな」にて全年齢向けソフトとして販売され、ダウンロード版はSteamの一般作品として世界配信され、各国で高い評価を得ています。
2019年8月には、原作クリエイター陣により新たにかきおろされたシナリオとイベントCGを多数追加し、一部ビジュアルをリファインしたPlayStationR4版が発売され、好評を博しています。
「一度命を落とした12人が『運命の女神』によって集められ、蘇りを賭けたゲームに挑む」というスリリングな設定と練り込まれたシナリオ、個性的なキャラクターたちが織りなす重厚なドラマが、2021年夏、待望のNintendo Switch?に登場します!
■Feature of Nintendo Switch Nintendo Switch版の特徴
◆テキストは日本語と英語の2言語に対応!
テキストは日本語と英語の2言語に対応しています(ボイスは日本語のみとなります)。ゲーム本編はもちろんのこと、環境設定やデジタルマニュアルなども日英2言語に対応していて、ゲーム中いつでも瞬時に表示言語の切り替えが可能です。
◆タッチスクリーン操作フル対応!
Joy-Conを本体にセットした携帯モードでのプレイはもちろんのこと、タッチスクリーン操作にフル対応しているためJoy-Conを外した本体のみの状態でもプレイ可能。ポータビリティーを向上させています。
◆片手プレイも可能!
テーブルモード、TVモード時には、右のJoy-Con(R)1つであらゆる操作が行えるため、片手でのプレイも可能です。
◆Nintendo Switch Lite対応!
もちろん、Nintendo Switch Liteにも完全対応しています。
(上記「片手プレイ」を行うには別途Joy-Con(R)が必要です)
■Game System ゲームシステム
『FATAL TWELVE』は、物語中に出てくる選択肢を選びながら読み進めていくアドベンチャーゲームです。選んだ選択肢により異なるシナリオや多彩なエンディングをお楽しみいただけます。
ゲーム中に開けるシステムメニューには、現在プレイしているシーンまでの「あらすじ」と各キャラクターが所持しているカードを確認できる「カードブック」が用意されています。
本作はいわゆる「恋愛アドベンチャーゲーム」とは異なり「恋愛の成就」を目的としていません。ヒロイン「獅子舞 凛火」が彼女なりの勇気と正義によって自らの命と日常の平和を取り戻していく……それが本作のメインストーリーとなっています。
定評のある早送り&早戻し機能はもちろんのこと、より快適にお楽しみいただけるよう、以下のようなさまざまな機能を搭載しています。
・Nintendo Switch本体の自動スリープ設定をオートモードやムービー再生などでは無効化できる機能
・Nintendo Switch本体のタッチスクリーンの色合い調整機能
・既読の選択肢へのジャンプ機能
・バックログで選択したメッセージへのジャンプ機能
・セーブデータのロード地点からの早戻しも可能
・選択肢の表示位置変更機能(中央 or 下)
・オートモードの時間調節機能
・キャラクター別のボイス音量調節機能
・クイックセーブ&クイックロード機能
・セーブデータ作成数 最大200個
■Story 物語
「ごきげんよう。運命の奴隷の皆サマ──」
喫茶ライオン館のマスター代理を務める女子高生・獅子舞凛火は、後輩・日辻直未との帰宅途中、突然、電車内で爆発に巻き込まれる。
直未をかばった凛火は、虚しくも命の終わりを迎えた。
だが、気付けば凛火の死はなかったかのように、いつもと変わらず喫茶店で直未たちと談笑をしていた。
数日後、凛火は夢の世界で女神・パルカと出会う。
一度迎えた死の運命は改変され、≪女神の選定≫と呼ばれる12人が12週間の間に脱落させ合うという儀式の参加者になっていたことが明らかとなった。
戸惑う凛火だったが、選定の参加者の中に友人・未島海晴の姿を見つけ……?
必要なのは、現実世界で参加者の「氏名・死因・未練」の情報を集め、相手を「指名」することだった。
凛火自身の死の真相と未練。
彼女に命を捧げると宣言した海晴の動向。
自らが生き残るため、それぞれの手段をとる他の参加者たち。
凛火に訪れるのは、様々な想いとの直面。
そして、いくつもの生と死の果てに待つ凛火の決断とは──?
■Character 登場人物
『FATAL TWELVE』は、「不遇な死を遂げた12人が、女神・パルカにより仮初めの命を与えられ、蘇りを賭けたゲームに参加させられる」というファンタジーで、ゲームに参加する12人はもとより、大変個性的なキャラクター達が多数登場します。
獅子舞 凛火 (CV:松井 恵理子) ※女神の選定の参加者 |
日辻 直未 (CV:角元 明日香) |
主人公。 祖母との二人暮らしだが、祖母が親戚の介護で田舎へ帰っている間、喫茶ライオン館のマスター代理を務めている。 金のメッシュの入った髪は地毛なのだが、学校では不良とレッテルを貼られ避けられている。そのため学校では仲の良い海晴や真央、後輩の直未以外とほとんど話さない。 元々周囲に合わせるのは得意ではなく、流行には疎いため、そもそも本人があまり気にしていない。そのせいでクールに見られがちだが、友人や後輩に対しては世話焼き気質。 これといった趣味はないが、よく買い物をしたり少女漫画を読んだりしている。 苦めのコーヒーが好き。極端に甘かったり辛かったりするものは好まない。 ある日、後輩の直未と一緒に電車で下校していたときに突然の爆発に巻き込まれ、直未をかばい死亡。選定の参加者となる。 爆発のショックのせいか記憶の一部が曖昧になっていることなどから、自分の≪死因≫も≪未練≫も分からないまま選定に臨むこととなる。 |
凛火たちの一学年後輩。 とあることをきっかけに凛火と知り合い、その後真央や海晴とも話すようになる。人見知りで恥ずかしがり屋だが、仲の良い人の前ではよく話す。 自分の意志を強く主張できない性格のため、クラスから選出する文化祭の実行委員を押し付けられてしまう。 一方でやるからにはきちんとやるタイプでもあるため、喫茶店を出店しようと計画し、凛火にコーヒーのことを教わることになった。 趣味は読書で、かなりの速読家。 またお菓子作りもよくしている。暗いところや怖い話が苦手。 両親ともに健在で、家族仲は良い。 凛火の死の瞬間に一緒にいたからか、≪なかったこと≫になっているはずの電車での火災を夢で見るようになる。 ≪女神の選定≫と直接関わることはないが、凛火に情報収集などの協力を申し出た。 |
未島 海晴 (CV:駒形 友梨) ※女神の選定の参加者 |
小熊 真央 (CV:藤村 鼓乃美) |
私立飴茶女子学園大学付属高校の生徒で、凛火の同級生。 容姿端麗、才気煥発な優等生であるが、そのせいで近寄りがたく、凛火と同様に周囲から避けられている。 食べ物に関しては好き嫌いがないというより、そもそもあまり関心がない。 特技は勉強であり、一度のめり込むと休憩を挟まず長時間続けていることもある。 凛火に対して友人という意味ではない好きという感情を向けているが、本人から特別に意識されているわけではないどころか、気付かれてもいない。 一人称は"ぼく"であり、常に余裕を持っているような口調で話す。 ただし、時々思ったことをはっきりと言うこともあり、厳しい一面もある。 とある飲食店でアルバイトをしているが、凛火や真央を呼んだことはないらしい……。 複雑な家庭環境で育ったらしいが、凛火も詳しいことは知らず謎が多い。 |
凛火の同級生。 独特のリズムで喋るみんなのムードメーカー。 凛火や海晴以外のクラスメイトにあまり興味はないが、二人と違い他にも仲の良い友人はいる。 買い物が趣味であり、遊園地に行ってもまずお土産を最優先にしてしまうほど。 選定とは無関係であり、凛火たちも真央には何も話していない。 しかし、様子がおかしいことには薄々気付いている。 |
女神パルカ (CV:野村 香菜子) |
フェデリーコ・カルミナーティ (CV:小出 弘) ※女神の選定の参加者 |
自らを女神と名乗る謎の少女。 ≪女神の選定≫を取り仕切る存在であり、凛火たち選定の参加者たちとは夢の世界でのみの交流となる。 次々と脱落する様を目にしているが、選定の参加者に対して感傷はなく、彼らの生にも死にもあまり興味がない。 幻想的な白いドレスを身にまとい、上質な羊毛のようにふわふわした長い髪。 夢の世界では選定の参加者たちとは異なり、空間を自由に移動することができる。 育ちのいいお嬢様のような口調で話すが、残酷なこともさらりと言う。 好き嫌いや趣味など全て不明であり、そもそも夢の世界で普段どのように過ごしているかなど誰も知らない。 |
長身で男前のイタリア人男性。どうやら元マフィアだったらしいが、とある事件を起こした末に、死亡。選定の参加者となる。 同じ参加者であるオデットとは開始直後に鉢合わせ、最後の二人になるまでの協力関係を結ぶ。 自国に誇りを持ち、イタリア料理が世界で一番の料理と主張し、よくオデットと言い争っている。 普段は軽口でどこか頼りないお調子者だが、大事なところではマフィアらしい冷酷さも見せる。 女性に関してはスタイルの良さと胸の大きさを重視する。 |
オデット・マランソン (CV:岡村 海那実) ※女神の選定の参加者 |
アラン・スコーピオン (CV:前田 邦宏) ※女神の選定の参加者 |
性としてだけでなく人間として破格の恵まれた体格と筋肉を持つ、フランス人。 元々違法な仕事も請け負う裏の海運業者の代表だったらしいが、仕事では海賊や軍隊と交戦することも多く、もっぱらそのような戦闘を楽しんでいたようだ。 死亡後、選定の参加者となり、フェデリーコと協力関係を結ぶ。 豪快で直情的だが、その実優れた洞察力と推理力を備えている。 大事なところはフェデリーコに任せず一人で行動する慎重派でもある。 |
物静かな青年。インド出身。発言が少なく、行動も読めない。 しかし選定の参加者として積極的に他の参加者を脱落させようとしている。 どうしても生き残らなければならない強い意志があるが、その理由は不明。 自分の勝利のためには手段を選ばない。 |
謎の子供 (CV:斎藤 美保) ※女神の選定の参加者 |
ソフィア・プリズニェツィ・アレクセーエヴナ (CV:リンネ) ※女神の選定の参加者 |
凛火と直未の下校中、姿を見かける。 凛火は後に選定の参加者であると知るが、詳細は不明。 凛火は少女だと思っているが、直未は少年だと思っている。 |
通称ソーニャ。 ロシア出身の少女であり、選定の参加者。 選定の参加者でありながら堂々と凛火の前に姿を見せるが、果たしてその真意は……? |
スケール・ジョーンズ (CV:武田 直人) ※女神の選定の参加者 |
牛塚 茂継 (CV:村尾 祥平) ※女神の選定の参加者 |
瓶淵 桂子 (CV:森中 葵) ※女神の選定の参加者 |
明るい雰囲気をまとった男性。 選定初期は状況を静観しているが、徐々に彼自身も選定の情報集めに参加するようになる。 それぞれの行動において、それが正義なのか悪なのかを重視し、≪女神の選定≫で生き残るのが正義の人であるならば、最後の一人になる権利を譲ってもいいとまで徹底して言っている。 フェデリーコやオデットとバーで酒を飲む姿が目撃されているが、彼らとの関係性は、一体……? |
選定の参加者の中で最年長と思われるお爺さん。 夢の世界では気難しそうではあるが、感情を隠すためのポーカーフェイスかもしれず、読めない。 |
細身で薄幸の女性。 元々体が弱く、病院に長期間入院しているらしい。 選定の参加者であるが、選定最序盤でアランに≪氏名≫のカードを取得されてしまう。 |
チャン・チャン (CV:今泉 有満) ※女神の選定の参加者 |
魯昌鎬 (CV:木場 ヨシユキ) ※女神の選定の参加者 |
夢の中の男性 (CV:長塚 コト) |
快活な若い女性。 新婚旅行中、不慮の事故で旦那とともに死亡する。 選定により死の原因自体がなかったことになり、旦那とともに生還していたことに運命が書き変わっていた。 彼女の脱落は旦那の死と等しく、必死な行動を見せる。 |
恰幅のいい中年男性。 中国の有名企業の役員らしい。 |
凛火の夢に現れた中性的な男性。 夢の世界に住んでいる人物のようだが、女神と関係があるのかは分からない。 凛火は夢の中で彼と会ったことを忘れてしまっている。 |