
プレイレポート
PS5/PS4版「ETERNAL」先行プレイレポート。グラフィックスが強化され,コントローラでの操作への最適化により遊びやすく進化
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コンシューマ版ではグラフィックスのクオリティが大幅に向上するだけでなく,操作システムがコントローラでの操作に最適化され,新ワールド(サーバー)の設置による新たなスタートが切られるという。本稿においては,PC/スマートフォン版からの変更点を中心に,実際にコンシューマ版に触れてみて,分かった情報をお伝えしていく。
「ETERNAL」公式サイト
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スマートフォンで遊べる基本無料タイトルでありながらグラフィックスのクオリティは極めて高く,キャラクターのビジュアルはもちろん,遠くを見渡してもしっかりと風景を楽しめるレベルまで作り込まれている。
また,設定した“特性”や“戦術”によって戦い方が大幅に変化するカスタマイズシステムで幅広い遊び方ができるほか,それを生かした大規模なPvPシステムが用意されるなど,オンラインゲームらしく幅広い遊び方が用意されているのも大きな特徴だ。
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クエストをこなしながら世界を放浪するもよし,仲間と協力して軍団を結成して強力な敵との戦いを目標にするもよしと,プレイヤーそれぞれが自分の目標を持って世界を旅する“王道MMO”を楽しめる。
4Gamerではスマートフォン/PC版のプレイレポートも掲載しているので,詳細なゲームシステムや特徴を知りたい人は,そちらも合わせてチェックしてみよう。
「ETERNAL」CBTプレイレポート。新たな強化手段“アークロア”の登場で序盤のクエスト攻略がよりスムーズに

アソビモは,2020年内にリリース予定のスマホ向け新作MMORPG「ETERNAL」のCBTを,2020年10月14日から22日にかけて実施した。本稿では,CBTのレポートをとおしてゲーム序盤の流れや主要システムのほか,アークロアなど新規実装された機能やコンテンツをひととおり紹介しよう。
グラフィックスが進化し,ゲームプレイはより快適に
PS5版には好きなコンテンツを即座に遊べる機能も
では,さっそく実際にコンシューマ版に触れていこう。今回のプレイに使用したのはPS5版で,やはりグラフィックスはパッと見て分かるレベルで高品質になっている。描画範囲も広がっているようで,設定を調整すればかなり遠くの敵やオブジェクトも表示される。背景も美しく描画され,コンシューマ向けの買い切り型RPGと比較しても遜色ない出来栄えだ。
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表示速度もPS5版は60fpsで固定されているため,巨大な敵との戦闘シーンであってもほぼカクつきは感じられなかった。表示速度に関して言えば,十分に性能の高いPCや端末を使用すれば近い体験は得られるが,そうした体験を手軽に味わえるのはコンシューマ版の特徴と言えるだろう。
それに加えて,PS5版には独自要素もいくつか用意されている。中でも注目したいのが,タイトル画面で“ダンジョン”や“戦場”といったコンテンツ一覧が表示され,選択すれば即座にその場所に移動してくれる機能「アクティビティ」。SSDを採用しているPS5版は起動速度も約30秒と早いので,とくにPS5版はストレスなく毎日遊べそうだ。
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なお,コンシューマ版のアカウントは専用ワールド「ヴァルガーサーバ」で作成することになる。PC/スマートフォン版とのデータ連動が行えないのは残念だが,それはスタートラインが同じという意味でもある。
リリース後には,コンシューマ版限定の“週末イベント”をはじめとする独自の催しも実施されるほか,クォータービューでのゲームプレイが可能になる新たなカメラモードや,コントローラを振ることで周囲に攻撃を行う「乱戦対応機能」など,コンシューマ版限定の機能の追加も予定しているとのこと。
これらのゲーム内イベントや更新に関する告知は公式Twitterアカウントで行われるので,ゲームのダウンロード中にでもフォローしておくといいだろう。
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操作補助ボタンを使った同時押しを活用し,他機種版と比較しても遜色ないプレイ感を実現
グラフィックス以外でPC/スマートフォン版からもっともも大きく変化したポイントは,コントローラに最適化された操作システム部分だろう。ということで,ここからは操作システムの変更点に触れていく。
まず,移動は左スティック,カメラ操作は右スティックと,基本的な操作は3Dアクションゲームに近い形式が採用されている。オートランも[L3](スティック押し込み)に割り当てられていて,長距離の移動も苦にならない。
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ショートカットスロットにセットしたスキルやアイテムは,操作補助用のボタン([R1][L1][R2][L2])と通常のボタンの同時押し操作で実行できる。スロットの数は最大で10個で,同時押しをすると対応する枠にセットされたアクションが実行される格好だ。
最初は並びを覚えるのは少し苦労したが,10個ある枠の中で8つは[R1]か[R2]との組み合わせで発動できるので,慣れてしまえばPC/スマートフォン版と同等のスピード感で操作できるようになる。
もちろん,PC/スマートフォン版と同じく,それぞれの枠でどのスキルやアイテムを使用するかはプレイヤーが設定できる。使用する頻度の高いスキルやアイテムを[L2]と[R1]の8枠にセットし,頻度の低いアイテムやバフスキルを[L1]と[L2]の2枠にセットすれば,よりスムーズに操作を覚えられるだろう。
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続いて,チャットやクエストの画面などのシステム関連の操作も見ていこう。これらはおもに方向キーに割り当てられていて,使用頻度の高いメニューはワンボタンで呼び出せるように設定されている。バッグ,メール,スキルなどのメニューも操作補助用のボタンとの同時押しで開けるので,すばやく必要な画面にアクセスできる。
また,タッチパッドに触れるか,[L1]ボタンを長押しするとカーソルを操作できるようになり,PC/スマートフォン版のようなタッチ&フリック操作も可能になる。
カーソル操作はどのタイミングでも自由に行える。マップ内で行きたい場所を指定したり,メニュー内で必要なボタンを押したりと,細かな操作が必要な場面で使うとスムーズに操作ができる。マウスを接続していればいつでもカーソルを動かせるので,より快適なプレイを求める人は接続してみよう。
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最初からすべての操作を使いこなすのは難しいが,機能の種類に合わせて割り振りがある程度決まっている。使用頻度の高い機能はワンボタンで呼び出せるように設定されているので,ある程度触れていれば次第に慣れていきそうだ。
もし操作を忘れてしまった場合は,[R1][L1]ボタン同時押しで表示される簡易操作説明を参照しよう。「分からなくなったら,とりあえず[R1][L1]を押す」とだけ覚えておけば,慣れるまでの時間をだいぶ短くできる。
逆により細かく操作を設定したい場合は,コントローラ設定からボタンの割り当てを変更できる。設定では単に割り当てを入れ替えるだけでなく,最大で3つのボタン同時押しに対応していて,より細かなアクションを呼び出せるので,効率的な操作システムを自分で構築することも可能だ。
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以上がコンシューマ版のプレイレポートとなる。MMOらしく要素が多いだけあって最初に覚えることはやや多いが,それでも可能な限り快適にコントローラでコンシューマ版を遊べるように,細かな調整が行われていることを感じ取れた。
既に発表されている通り,コンシューマ版の特典アバターが実装され,公式サイトでコンシューマ版専用の問い合わせ窓口が用意されるなど,運営面でも非常に力が入っていることがうかがえる。これからジックリと長く遊べる作品を探している人は,この機会に本作に触れてみてはいかがだろうか。
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ちなみに,本作はオンライン専用タイトルだがPlayStation Plusに加入せずにプレイできる。PC/スマートフォン版と同じ感覚で無料ですぐに遊べるのは大きなポイントだろう。PS Plus加入者には特典として「アークロア」のガチャチケットが毎月100枚配布されるので,まずは無料でゲームに触れてみて,より深く遊んでみたいと感じたならPS Plusに加入して特典を受け取るのがよさそうだ。
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「ETERNAL」公式サイト
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- ライター:蒼之スギウラ

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