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  • 発売日:2022/11/22
  • 価格:7480円(税込)
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印刷2022/09/17 17:39

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[TGS2022]「GUNGRAVE G.O.R.E.」は予想以上に旧作を踏襲したアクションシューティング。戦闘をアグレッシブにする新要素も

 2022年9月15日〜18日に幕張メッセで開催中(一般公開日は17・18日)のTGS 2022。PLAIONブースに,Prime Matterから11月22日に発売予定の「GUNGRAVE G.O.R.E」PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One)が出展されている。今回は,そのプレイレポートをお届けしよう。

画像集 No.001のサムネイル画像 / [TGS2022]「GUNGRAVE G.O.R.E.」は予想以上に旧作を踏襲したアクションシューティング。戦闘をアグレッシブにする新要素も

 本作は,レッド・エンタテインメントがゲームやアニメなどで展開中の「ガングレイヴ」シリーズの最新作。シリーズや関連作品の中でも,3人称視点のアクションシューティングとなるのは,18年前にリリースされたPS2用ソフト「ガングレイヴO.D.」以来となる。

 劇中の時系列は,2018年にリリースされた「GUNGRAVE VR U.N」からの続きとなる。死者をもとに作られた生物兵器である「ビヨンド・ザ・グレイヴ」と,そのパートナーである「浅葱ミカ」は,“シード”と呼ばれる薬物を根絶するため,裏社会の組織を追っていく。

 PS2向けの旧作では,死者を蘇生させた「オーグマン」が主な敵キャラクターだったが,トレイラーにも見られるように,本作では人間が主な敵となる。アートワークがリアル志向になったこともあり,筆者としては「Gears of War」に代表されるようなゴア系シューターになったら,ちょっと違うぞ……と懸念していたものの,実際に触ってみると“撃ちまくる”ことの爽快感を重視したゲームデザインは,想像していた以上にポジトロン&戦船が開発した旧作を踏襲していて驚かされた。
 今堀恒雄氏の手がけた初代「ガングレイヴ」のBGMは本作にも採用されており,聴き慣れた楽曲が流れてくるだけでも「そうそうコレコレ!」という気分が盛り上がってくる。


画像集 No.002のサムネイル画像 / [TGS2022]「GUNGRAVE G.O.R.E.」は予想以上に旧作を踏襲したアクションシューティング。戦闘をアグレッシブにする新要素も
TGS 2022試遊版や会場内で流されているトレイラーでは敵の血が青白い色となっているが,これはあくまで出展用にゴア表現を控えたものであり,製品版ではちゃんと赤い血が吹き出すという

 約20年前の「ガングレイヴ」および「ガングレイヴO.D.」はコントローラの天面ボタンを主に使用し,ショルダーボタンは補助的な機能に割り振られていたが,今回は主にショルダーボタンを使用するモダンな配置となっている。ただコントローラの右トリガーが二丁拳銃・ケルベロスの射撃にアサインされているので,プレイ中はトリガーを何度も引きまくらなければならないのはちょっと疲れるところ。製品版にはオート連射の設定があるとうれしいのだが,どうなるだろうか。

 また,旧作の特徴のひとつと言える,単にカッコいいポーズを取るだけの“見栄ポーズ”ボタンが搭載されていないのは若干残念だ。その一方で,チャージショットのデススピアや,瀕死状態の敵にトドメをさすR.I.P.(レイジングイモータルパニッシャー),ボタンを連打するだけで全方位の敵を撃てるストームバラージ,棺桶から発射して敵を捕らえるデスフックなど,攻撃手段は大幅に増加した。必殺技にあたるデモリッションショットも,ケルベロスによる乱射やグレイヴが蹴り飛ばして叩き込む大型ミサイルなど,種類が増えたうえ発動させるものを任意に選択できる。

画像集 No.003のサムネイル画像 / [TGS2022]「GUNGRAVE G.O.R.E.」は予想以上に旧作を踏襲したアクションシューティング。戦闘をアグレッシブにする新要素も
デモリッションショットの1つ。グレイヴによるミサイルキック
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同じくデモリッションショットだが,こちらは宙返りしながらの全方位乱射
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敵に囲まれた状態で役立つストームバラージ
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これは前方から敵の集団が来るような場合に強い,足を止めて撃ちまくるバーストモード

 新要素の中でも,まず注目したいのがR.I.P.だ。旧作では,一定ダメージを吸収してくれるシールドが破壊されると,回復まで逃げ回る必要があったりしたが,R.I.P.を発動させるとシールドが若干回復するため,本作では「常に前身し続ける」という,キャラクターとしてイメージするグレイヴのビジョンに近いゲームプレイが可能となっている。

 なお,R.I.P.の処刑はケルベロスを至近距離から叩き込むことで行われる。どうやら2018年のメディア向けプレゼンで紹介された「ケルベロスに近接攻撃能力が付与される」というのは,これを指していたようだ。

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 Iggymobは本日,2019年冬の発売を予定している「GUNGRAVE」シリーズの最新作「GUNGRAVE GORE」のメディア向けプレゼンテーションを行った。今回はケルベロスに近接戦闘能力が備わり,ゲームジャンルは“トランスフォームフルブレイクガンアクション”になるという。

[2018/09/21 12:15]

画像集 No.005のサムネイル画像 / [TGS2022]「GUNGRAVE G.O.R.E.」は予想以上に旧作を踏襲したアクションシューティング。戦闘をアグレッシブにする新要素も
スタンした敵を処刑するR.I.P.。上記の血の色について説明している画像は,処刑が行われた直後のもの

 デスフックもゲームデザインの改良要素として面白い。グレイヴはスタイリッシュアクションゲームの主人公としては移動速度が遅いところが玉にキズだったが,デスフックを活用すれば,こちらから近づかなくても敵を引き寄せて料理できるというわけだ。捕らえた敵は,ヒューマンシールドとしても使用可能なので,これもまた逃げ隠れせずバリバリ戦うゲームプレイに貢献してくれる。

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デスフックとR.I.P.の合わせ技もある

 繰り出す連射,処刑,必殺技といった,あらゆる動作がケレン味まみれでカッコ良く,しかもバリバリ戦える。見栄ボタンが無くとも,デフォルトで見栄を切っているようなデザインだ。

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体験版のラストで戦う,殺人兵器“ワサキン”。見ての通り,いたるところにチェーンソーや砲門を配した危険なマシーンだ
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:棺桶を大砲に変形させて砲弾を叩き込むデモリッションショット。大型の敵にはこういった攻撃が効く

 デススピアやデスフック,予約購入特典のデス浪人コスチュームなどに見られるように,本作は“デス”がキーワードらしい。それで考えると,本作は普通のアクションシューティングではなくデスアクションシューティング,プレイヤーは単なるプレイヤーではなくデスプレイヤーであり,初代「ガングレイヴ」発売から20年目でもある今年は記念すべき“デスイヤー”だろう。

 当初は2019年発売と予定されていたものの,開発の難航を経て,奇しくもデスイヤーの発売となった本作。ガングレイヴのファンや,荒唐無稽でド派手なガンアクションが好きな人は,このデス機会をデス逃さず,デス楽しんでほしい。

画像集 No.011のサムネイル画像 / [TGS2022]「GUNGRAVE G.O.R.E.」は予想以上に旧作を踏襲したアクションシューティング。戦闘をアグレッシブにする新要素も

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