Facebook，Oculusデバイス向けの新作，「Zenith: The Last City」と「After the Fall」の情報を公開

　Facebook Reality Labsは北米時間の2021年3月3日，同社のVR対応ヘッドマウントディスプレイ向けのゲームタイトル，「Zenith: The Last City」と「After the Fall」を公式Blogで発表し，トレイラーを公開した。

The Latest Look at ‘Zenith: The Last City,’ a New MMORPG Coming to the Oculus Quest and Rift Platform

　3月4日に掲載した記事で，PlayStation VR向けの「Zenith」が発表された「Zenith: The Last City」は，2015年に設立されたRamen VRが開発を担当する新作で，「World of Warcraft」や「DARK SOULS」「Ultima Online」などにインスパイアされたというMMORPGだ。
　舞台になるのはファンタジー世界で，プレイヤーは冒険を重ねてキャラクターをカスタマイズし，魔道師や剣士など，プレイスタイルに合ったものに育てることができる。工作スキルなどを獲得してミニゲームに挑むことで，武器や防具のクラフティングも可能だ。カラフルなグラフィックスは，JRPGや日本のアニメに影響を受けており，シンプルな操作でオープンワールドの奥深い探索が楽しめるという。


　対応機種はOculus RiftとOculus Questで，現在，クローズドαテストのテスター募集が行われているほか，間もなく予約注文が始まるとのこと。日本語対応は発表されていないが，気になる人は公式Blogをチェックしてほしい。


　同じく3月4日に掲載した記事で紹介したように，SteamVR版やPS VR版が発表された「After the Fall」は，オランダのVertigo Gamesが開発する一人称視点のCo-opシューターだ。1980年代に廃墟と化した，もう1つのロサンゼルスを舞台に，最大4人のプレイヤーが協力して，街にあふれるアンデッドや凶暴なモンスターと戦っていくという。
　対応機種はOculus Riftで，リリースは2021年が予定されている。詳しくは公式Blogの発表をチェックしてほしい。

「After the Fall」公式サイト

From the Creators of ‘Arizona Sunshine,’ ‘After the Fall’ brings Four-Player Co-op action to VR in Summer 2021