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サバイバルアクション「The Day Before」,開発元が11月10日の発売を約束。発売前にβテストの実施を予定
「The Day Before」公式サイト
「The Day Before」は,人々を狂暴化させる病原菌の蔓延によって文明秩序が崩壊したアメリカを舞台に,肉に飢えた感染者「インフェクテッド」の脅威の中,生存者たちがサバイバルのために希少な食料や武器,医薬品などをめぐって争うというタイトルだ。プレイヤーは,パンデミックを乗り越え,世界の新たな秩序を築いていくことになる。
2月20日に掲載した連載記事「期待作から一転,疑惑の作品となった『The Day Before』」でお伝えしたように,2021年1月に開発が発表されるや,Steamのウィッシュリストでトップを獲得するほどの注目タイトルになったものの,たび重なる開発遅延やアートワークの流用疑惑,公開される情報の少なさなどから,ファンの間で「作っていない疑惑」まで囁かれるようになった。「The Day Before」というタイトルも,すでに商標登録されているとして,Steamのストアページは削除されたままだ。
4月18日に公式Discordチャンネルで公開されたFntasticのコミュニティ担当者のコメントでは,上記のように,発売は11月10日で今後,延期することはないと述べたうえで,発売前にβテストを実施するとしている。詳細は未発表だが,テストでは「リリース前のゲームを試してもらい,得られた貴重なフィードバックを最終製品の改善に役立てる」とのこと。
とはいえ,「ARK: Survival Evolved」と「DayZ」をミックスしたような作品になると思われるだけに,1回のテストで十分なのかを懐疑的にとらえる人も多く,なぜアーリーアクセスのような形で発売に持ち込まないのかを疑問視する声もある。商標問題がクリアできず,タイトル名にこだわる限り,Steamでの販売もできない可能性があるが,これについては「我々は現在,Steamでのリリースに取り組んでいる状態」だという。
不安要素も残る「The Day Before」だが,約1か月前にはゲーム映像を公開するなどしており,頻度の高い情報公開に期待したい。
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