東京ゲームショウ2021のコーエーテクモゲームスブースでは,同社が2021年内に発売を予定しているタクティカルアクション
「真・三國無双8 Empires」(
PS4 /
PS5 /
Xbox One /
Xbox Series X /
Nintendo Switch /
PC)のプレイアブルバージョンが出展されている。この試遊台で,従来シリーズから内容が刷新された戦闘を20分間体験できたので,さっそくプレイレポートをお届けしよう。
コーエーテクモブース。シブサワ・コウ40周年の展示もあった
![画像集#001のサムネイル/[TGS 2021]「真・三國無双8 Empires」試遊レポート。新要素“作戦秘計”を巡る駆け引きにより,攻城戦の攻防が奥深くなった](/games/532/G053214/20210930067/TN/001.jpg) |
![画像集#002のサムネイル/[TGS 2021]「真・三國無双8 Empires」試遊レポート。新要素“作戦秘計”を巡る駆け引きにより,攻城戦の攻防が奥深くなった](/games/532/G053214/20210930067/TN/002.jpg) |
本作の戦闘はこれまでのシリーズから大きく変わり,城周辺一帯のエリアを戦場として城を奪い合う
「攻城戦」へと進化した。まずは攻め込む敵国を選択すると敵側の出陣武将の予想が表示されるので,それに合わせて味方の出陣武将を決めていく。
次に,戦局を大きく動かす新要素の
「作戦秘計」を設定する。作戦秘計は戦闘中に味方の作戦としてミッション形式で発生するもので,
「夜襲」や
「山賊蜂起」など,いくつかの種類がある。
プレイ中にも作戦秘計を確認できる
![画像集#005のサムネイル/[TGS 2021]「真・三國無双8 Empires」試遊レポート。新要素“作戦秘計”を巡る駆け引きにより,攻城戦の攻防が奥深くなった](/games/532/G053214/20210930067/TN/005.jpg) |
これらのミッションには「拠点の制圧」や「工作兵の護衛」といった成功条件があり,首尾よく成功させれば味方を有利にする効果が発動する。基本的には高い効果が得られる作戦ほど,成功条件も難しくなるようだ。さらに敵側が実行してくる作戦秘計を阻止できれば,戦闘を有利に進められる。
実際に遊んでみると,プレイ中に「この拠点を制圧しろ」「伏兵を見つけ出して討伐しろ」といった作戦秘計のミッションが頻繁に出てきて,予想以上に忙しい。ミッションを成功させるべく移動していると敵武将に遭遇することも多く,まともに相手をしていると時間が足りなくなるので,適宜,味方武将に指示を出すなどの必要も出てくる。
城門を突破すると
「決戦モード」に突入し,敵総大将が出現。さらに全敵武将が城内に再出撃する。ここで敵総大将を討伐すれば勝利だ。また,撃破した敵武将は捕縛できる可能性がある。
いかにして味方の作戦秘計を成功させ,敵の作戦秘計を潰すか。従来の爽快な無双アクションはそのままに,新たに加わった作戦秘計の駆け引きにより,本作の戦闘はさらに奥深くなったという印象だ。